2005年8月6日土曜日

ゲーム小ネタ:Gジェネレーションフロンティアの小ネタ(武装その他)

2017/10/26配信終了のソーシャルゲームの情報です。
閲覧時はご注意ください。

 Gジェネレーションフロンティア(以下、GジェネFR)のユニット武装には、攻撃射程や属性以外にも色々な能力が付与されています。

<複数攻撃>
 高レアリティカードの武装の中には、複数攻撃が可能なものもあります。
1体に複数ダメージを与えられる「マルチヒット」と、複数体に一気にダメージを与えられる「マルチレンジ」「マルチロック」があります。

 「マルチヒット」は文字通り、敵1体に対して複数回のダメージを与えるものです。
単体ダメージをヒット数で割るため1発分のダメージ量は減りますが、ヒット回数が増えるため全弾回避される可能性は減ります。
(命中率が低すぎる場合は全弾回避の可能性もありますが)

命中率が(ある意味)上がる反面ダメージが下がるため、防御の高い敵や対抗アビリティ持ちの敵にはダメージが通りにくくなります。
特に高レアリティユニットではマルチヒット武装持ちが多いため、ユニットの攻撃力ほどのダメージが出ていないと感じることもあるかもしれません。

 「マルチレンジ」と「マルチロック」は、同じ攻撃力で複数体に対して攻撃を行うものです。
「マルチレンジ」の攻撃は原則、ロックオンした敵への攻撃と同時に、ダメージ発生範囲にいる別の敵にも同じ攻撃を行います。
「マルチロック」も同様に複数同時攻撃ですが、こちらは索敵範囲内にいる敵すべてが攻撃対象となります。

どちらも似ているように感じますが、マルチレンジが「すべての敵に均等ダメージ」なのに対し、マルチロックは「1ロック毎に均等ダメージ」という違いがあります。
つまり、マルチレンジは巻き込んだ敵の数によらずダメージが一定、マルチロックは敵の数が減ればその分1体毎のダメージが上がる、ということになります。
安定感で言えばマルチレンジの方が有利ですが、爆発力だとマルチロックのほうが勝ります。

ちなみに、URやFRなどの上級レアリティではどちらの攻撃も持っていることが多いので、戦う際には注意が必要です。


<複数武装>
 「複数武装」は(現在のところ)SRの一部のユニットだけが持つ特殊仕様です。
通常GジェネFRは1ユニット1武装ですが、例外的に1つのカードに2つの異なる武装を装備しています。
実は似たような武装として「複数扱い武装」(後述)というものがあるのですが、こちらとは性格が完全に異なっています。

まず、各武装の属性が個々に独立している点です。
複数扱いの場合はどの攻撃方法でも同じ距離、属性として処理されますが、複数武装の方はそれぞれの武装毎に距離や属性が割り当てられています。
つまり攻撃した武装の属性が違えば、3すくみやダメージ軽減アビリティの適用処理も変わる、ということです。

また、チャージ時間も武装毎に割り当てられているため、原則複数の攻撃を並列で行うことが出来ます。
(攻撃中は別の武装での攻撃が発動しないものもありますが)

あまり意味を感じない方もいるかと思いますが、「1配備枠で2ユニット分の攻撃ができる」と考えればわかりやすいかと思います。
特にそれぞれの射程での攻撃が得意なパイロットを配備した場合は、1体で2倍以上の働きをしてくれることもあります。

 この複数武装を持つユニットは超限界突破したユニットの開発先として設定されています。
このユニット自体は超限界突破不可ですが、元々の素材が素材だけに、普通の限界突破でも1ランク上のレアリティに相当する機体性能になります。
ちなみに、ガシャやイベント賞品で直接入手できる複数武装ユニットについては、能力の底上げが無いためあまり過信しないようにしましょう。

<複数「扱い」武装>
 主にFRと最近リリースされているURの一部には、「複数”扱い”武装」を持つユニットがいるようです。

前述の複数武装は文字通り1ユニットが複数の異なる武装を持っていますが、こちらは1つの武装しか持っていません。
しかしその武装に、異なる射程やヒット回数を持つ複数の攻撃方法が含まれているのです。
複数武装持ちと違って属性のバリエーションはありませんが、1体で複数の攻撃ができる強みは同じです。
(もし武装ごとの属性が明らかに異なる(実体弾&ビーム射撃、格闘&射撃など)の場合、武装属性には「特殊」が割り当てられることが多いようです)

この複数扱い武装を持つユニットには、カードデザインとして見た目でわかるようになっていることがほとんどです。
多くは、複数の攻撃を同時に行っているユニットイラストが使われています。
また、武装名に「”&”などの記号で複数の武器名が結ばれている名前」が付けられていることがほとんどです。
また、どうみても単一属性なのに「特殊」などの不可思議な設定になっている場合も、複数扱い武装である可能性が高いです。

 現状、UR以下のユニットのうち、単一武装表記なのに複数扱い武装を持つのは以下のとおりです。
(あまりにも数が増えすぎたので、内容を絞りました)
  • [UR]ガンダムDX[M]: GXビット/連携攻撃 (遠隔操作・範囲&突進格闘) *最初期のユニットのため、&接続になっていないだけと推定される
  • [UR]ドム[M]: ジェットストリームアタック (貫通・帯&突進格闘)
  • [UR]デスティニーガンダム(最大稼働)[S]: パルマ・フィオキーナ (突進格闘&全周囲攻撃[光の翼?])
  • [UR]アルトロンガンダム[M]: ドラゴンハング (射出格闘&突進格闘)
  • [UR]ストライクルージュ(IWSP)[M]: 一斉発射 (貫通・弾乱射&単体射撃[高エネルギービームライフル])
  • [UR]V2アサルトバスターガンダム[M]: 一斉発射 (前方広範囲射撃&近接全周囲攻撃[光の翼])
  • [UR]ヤークトアルケーガンダム[S]: GNバスターソード/ソードモード/二刀流(前方広範囲格闘x2&突進格闘)
FRユニットについては、ごく一部を除いてすべて複数扱い武装持ちのため、ここでは扱いません。

<ブースト武装>
 変則的な複数扱い武装として、新たに「ブースト武装」が追加されました。(名称は通知に記載のもの)
これはスキルブースト発動中のみ使用できる武装で、ブースト中のみ武装が増えます。
一応公式には、「ブースト武装=武装追加」という概念のようです。

なお、武装追加とは別に「既存武装の演出が変化する」というものもあるようです。
こちらは武装が増えるわけではないのですが、攻撃のヒット数が増えたりレンジタイプが変化したりするため、その間だけ使い勝手が変わります。
ユニットを試してみるときは、通常時だけでなくスキルコンビネーション時の性能も確認しておきましょう。
 
 現状、確実にブースト武装を持つと公式に発表されているものは以下の通りです。
  • [FR]エルメス[L:ビット&メガ粒子砲]= ビット (単体射撃x4) *ビットがユニット左右に2機ずつ展開する
  • [FR]ジオング[M:メガ粒子砲一斉射撃]= メガ粒子砲一斉発射(貫通・帯)
  • [UR]ガンダム(自分専用)[S:ビーム・サーベル&コア・ブースター]= コア・ブースター (単体射撃) *通常武装はビーム・サーベルのみ
  • [FR]シャア専用ゲルググ(自分専用)[M:ビーム・ライフル&エルメス]= エルメス (単体射撃x2)
  • [FR]ヤークトアルケーガンダム[M:GNファング&GNバスターキャノン]= GNバスターソード(?) (突進格闘)
なお、このほかにもブースト中しか発動しないと思われる武装を持つユニットがいくつかあります。
FRユニットについては各FRまとめページにあります。
また、複数扱い武装の表記なのに通常時は1つの武装しか使わない場合、使われない方はほぼ確実にブースト武装です。