脳は使わなければどんどん老化するそうですが、休みなく使い続けるなどストレスがかかりすぎてもうまく働かなくなります。
脳の力が弱ることで起こるのではないかと思う事例いろいろを、実体験をもとにメモしていきます。
O 過剰すぎる感情表現
喜怒哀楽の表現が激しくなり、一度感情を表に出すとなかなかおさまらなくなるようです。
・突然大声で笑い出し、長い間笑い続ける
・突然怒り出し、長い間怒りが収まらない
・突然泣き出し、長い間泣き続ける
・怒っていたのに急に泣き出す、というように急に表情が変わる
など
O 落ち着きのない行動
行動したい欲求が抑えられなくなり、じっとし続けることが苦痛になるようです。
・体を揺する、立ったり座ったりを繰り返す、目についたものをいじり始める
・その場をうろうろし始める、急に外に出てうろついた後戻ってくる(徘徊)
・独り言を繰り返す
など
O 空気を読まない行動
TPO(時、場所、立場)を考えた行動ができにくくなり、身勝手な言動が多くなるようです。
・立場が上の人間に対して敬語を使わない
・人が多くいる場所にボロボロの衣服で外出する
・会話するとき他人の発言を遮って延々しゃべる
など
O 2つ以上の仕事を同時にできない、手順を抜かす、途中で仕事を放りだす
作業の段取りを考えて行動することが難しくなり、やることが多くなると必要な手順を抜かしてしまったり、途中で面倒になり仕事を放りだしてしまったりといった傾向が強くなるようです。
また、場合によっては仕事をしていたことさえ忘れてしまうこともあるようです。
・別々の仕事を同時に始めたとき、一方の仕事は終わらせるがもう一方は放置してしまう
・仕事をしている途中で、続きの作業を別の人に丸投げする
・料理で味付けを忘れる、洗濯で洗剤を入れ忘れる
など
O 理由なしの行動
頭で考える前に衝動で行動する傾向が強くなり、とんでもない行動を平然と始めることが増えるようです。
・突然物を壊す
・突然外に飛び出す、窓から出ようとする
・家の中(トイレ以外)で用を足そうとする
など
また考えずに行動するためか「同じ行動を何度も繰り返す」「一度はじめた行為を途中でやめようとしない」という傾向もでるうえ、「なぜそんなことをしたのか」と訊ねても答えない(答えられない)事が多くなるようです。
O 見間違いや聞き間違い・言い間違いの増加
物を見たり聞いたりした時に誤解することが増え、突拍子もないことを言い出すことが増える傾向が出るようです。
・目にした物の名前を間違える
・その場にないものが見えた、聞こえたと説明し始める
・物や人の名前を言い間違い、さらにその事を指摘しても間違っていないと言い張る
など
あまり聞きませんが、五感すべてで同じような誤解が起こるとすれば、臭い・味・肌感覚(触られたとか温度とか)でも起こるかもしれません。
O 「だらだら行動」の増加
1つの行動をだらだらと続けてしまう傾向が強くなるようです。
・テレビをつけると頻繁にチャンネルを変えながら見続ける
・適当な本を開き、目的もなくページをめくりながら眺め続ける
・SNSアカウントによる配信を目的もなく見続ける
・検索エンジンやブックマークを使って目的もなくネットサーフィンし続ける
など