2015年8月31日月曜日

ゲーム小ネタ:初音ミク Project mirai でらっくすのひっかかりポイントまとめ

 「初音ミク Project mirai でらっくす」のひっかかりポイントをまとめていくページです。
基本的には「自身がひっかかったポイント」なので、お探しのものが書かれていない可能性もありますが、そこはご容赦を。


<2のプロフィールカードも受信できる?!>

 mirai2からデラックスに完全移行した人の中には、2での通信設定を解除してしまった、という人もいるかもしれません。
もし今からそうしようとしている人がいるなら、少し待った方が良いかもしれません。
というのも、2宛のプロフィールカードをでらっくす側で受信できる方法があるからです。

方法は、かなり簡単です。
  1. プロフィールカード画面を開く
  2. 通信交換設定画面を開く(Xボタン)
  3. 「mirai2のプロフィールカード」を「受け取る」
未だにmirai2だけをプレイしているプレイヤーも多いようなので、これを使えばすれちがいを無駄にすることもありません。


 ただし、ひとつだけ注意点があります。

それは、データを受け取れるカードは「すれちがい通信」に限られるということです。
実際に使用してみたのですが、いつのまに通信での交換データは受信することが出来ませんでした。
つまり、でらっくす側で受信してしまうと、2でいつのまに通信登録できなくなるということですね。
(自身が試した時は、すでに2のカードを交換済みのフレンドでやったので影響なしなのですが)

あくまでも「でらっくす側でカードを増やすための方法」と割りきって使うのが良いかもしれませんね。


<mirai 2 からデータを引き継いだら。。。>

 mirai2の海外版相当である「でらっくす」は、2に若干の追加要素を加えたものになっています。
さすがにそれをまた最初からやるのは。。。ということで、実は体験版にデータ引継ぎの機能が付いています。
それでも引き継げるのはすれ違い交換データや楽曲解放状態、ミラポなどに限られ、それ以外はまた一から解放する必要があるのですが。

 さてこの引継ぎ機能、実はこれを使うとちょっと困ったことになる場合があるのです。


O スタンプが獲得できない?

 2からデータを引き継ぐと、さまざまなデータがセーブ済みになっていると思います。

ところが、ごく一部を除いてでらっくすで新規作成・保存したデータでないとスタンプゲットできないのです。
しかも、2から引き継いだデータへの上書きでは新規保存とは見なされません

これに引っかかるのは、主に「コレオ」です。(というかコレオだけかもしれない。。。)

コレオの新規保存で獲得できるスタンプ(ユーザー作成とフレンドコピーの2つ)は、2からの引き継ぎデータへの上書きでは条件成立しません。
引継ぎデータをひとつ消してデータなしスロットを作り、そこにデータを新規保存しなくてはならないのです。

ただ、新規保存であればロードデータでも問題ないようですので、2のデータを残したい場合はでらっくすのデータとして新規保存すればスタンプゲットできます。
  • マイコレオ: 「つづきから」でデータロード > セーブ画面でロードしたデータを消す > 新規保存 > スタンプ獲得
  • フレンドのコレオ: コレオデータが残っているフレンドカードを表示 > コレオを見る > 中断してセーブ画面を表示 > セーブ画面でロードしたデータを消す > 新規保存 > スタンプ獲得
なお、フレンドのコレオがすべてセーブした時と変わっていた場合は。。。泣く泣く諦めましょう。
一応2の方にはデータが残ってますので、見たくなったらそちらをプレイする、ということで。


O 同じプロフィールカードが2つ!?

 2からの引継ぎではプロフィールカードがすべてコピーされます。
一応引き継ぎカードでもフレンドカードのスタンプ条件は満たせるようなので、そのまま残していても特に問題ないように感じます。

ところが、でらっくすで2の引き継ぎカードがあるユーザーと通信してカードを受け取ると、2つめのカードが追加されるのです。
(すれちがいでも、いつのまにでも)

どうやら2のカードはいつのまに通信用のフレンド登録枠代わりになっているようで、でらっくすのカードとは別枠になっているようです。
実際、同じフレンドの引き継ぎカードと新規カードがある場合、新たにカードを受信するとでらっくすの新規カードのほうが更新されます。
従って、でらっくすでカードを受信したフレンドの引き継ぎカードはいわば「死にスロット」になってしまうのです。

もし2のカードを大量に(例えば100枚以上)引き継いだ人は、登録済みフレンドのカードを受信したらすぐに引き継ぎカードを削除して枠を空けた方が良いかもしれません。


O コメントが交換できない!?

 2からの引継ぎでは、動画のコメントも引き継がれます。(一部除く※)

ここで注意するのは、2でつけた自分のコメントも、他人のコメント扱いで引き継がれるということです。
つまり、引き継いだコメントはすれちがい・いつのまに通信では交換されないのです。

もしでらっくすでも交換したいなら、そっくり同じコメントを付け直す必要があります
上限の200に近いコメントが付いている人は面倒でしょうし、「別に交換とかいいや」って人はそのままでも良いかと思います。

わりとでらっくすでは新規交換したフレンドのコメント添付率が低いのですが、もしかするとこの辺りも影響しているのかもしれませんね。


でらっくすで、PVがねんどろいど(コス変更可)のものに変更されたものは引き継ぎされない。
動画構成が異なるため、一部のコメントが内容に合わなくなることを考慮したものと推定される。


<タッチ操作の意外な活用法?>

 miraiシリーズにはタッチ操作や音声といったボタン入力以外の入力系があります。
実は、mirai2とでらっくすでの「タッチ操作」は、ボタン入力よりもやや優遇されていると思われる点があります。

まず、ボタン入力が効かない場面でもタッチ操作は受け付けてくれることもあります。
例えば、コミュニケーションでキャラを呼ぶ際などはボタン連打しても1回分しか入力を受け付けないこともありますが、タッチ操作では連打を受け付けます。
また、ショップでの商品梱包アニメ中はボタン入力が効きませんが、下画面をタッチすると演出を高速スキップでき、おやつを大量に購入する際に便利です。

また、このゲームのメインの一つであるリズムゲームでは、ボタン譜面のみタッチ操作でもプレイが可能です。(ゲーム中の下画面を見れば推測できると思いますが)
同時押しなどはタッチ操作のみでは行えないのであまり意味がないように感じるでしょうが、「通常のタッチ譜面は簡単すぎて飽きた」という人は一度プレイしてみてください。
逆にタッチ譜面でのボタン入力は出来ないので注意してください。
ちなみに、このボタン譜面がタッチ操作でもクリアできるようになれば、タッチ譜面でのSPフルやパーフェクト、全COOLコンボが楽に取れるようになりますよ。

2015年8月8日土曜日

日常トラブル:まれに危険なUSB扇風機

 パソコンなどの普及で地味に人気の出てきた卓上用の「USB扇風機」についてです。


 この扇風機は電源をパソコンなどのUSBポートから取るように設計されていて、物によっては携帯充電用のソケット変換プラグを経由して家庭用電源ソケットからも電気供給できます。
この手軽さも受けてか、最近は家電量販店だけでなくディスカウントショップや家電以外を専門とする店(の客引き用)などにも置かれるようになっています。

ただその中に、本来はUSBバス供給用でない機器に無理やりUSB電源の回路を組み込んだものもまれにあるようです。
おそらく最近はほとんどないと思われるのですが、「乾電池とUSBが併用できる」というもの、特に乾電池の必要本数が極端に少ないもの(単3電池1、2本など)には注意したほうが良いでしょう。
言ってしまえば、「やたらと安い子供の自由工作キットのようなチャチな扇風機的なにか」といった感じのものです。

こういったものの中には本来乾電池のみの製品に無理やりUSB給電の回線を増設しているものが含まれています。
その場合、USB給電側の電圧が高すぎるので減圧する必要があるのですが、その回路が銅線に抵抗1つ、というやや危険なものになっていることもあります。
こういったものは長時間使用すると抵抗を含む回路が発熱して焼け落ちる可能性があります。
そこまでいかなくても、発生した熱によって樹脂などの外装部分が加熱変形するかもしれません。

そのほか、ケーブルやモーターといった各種部品に耐久性が低いものが使われている可能性もあります。
こういった製品は非常に寿命が短いことが多く、ひと夏のつもりで買ったのにわずか数週間で駄目になる、といったこともなくはありません。


 最近の製品はAC電源用製品のデチューン品が多いようなのでほぼ問題無いと思いますが、もし「異常に安い上に作りがチャチ、なのにUSB給電」といった扇風機を見かけた時は注意しましょう。
もちろん、作りがしっかりしているのに安い、というものは単なるお値打ち品である可能性も高いのですが。

2015年7月18日土曜日

PCトラブル:Windowsアップデートのインストールがなかなか進まない

 Windows定例のアップデートでは、何故か毎回長い時間がかかることがあります。
これはスペックの低いマシンや古い世代のOSに限らず、比較的多くのマシンで起こるようです。


<スキャンが長い問題>

 よく検索でたどり着かれる人で多いのが「そもそもアップデート確認で止まっている」というものです。
(自身も経験しました)
これについてはいくつかの原因があるようですが、Microsoftのサポート情報だと以下の様なものが挙げられています。
  • Windows Update Agentのバージョンが古い: 通常は自動でアップデートされるこのツールのバージョンが古いため、データスキャンなどに問題が出ている
  • Windows Updateの障害: Windows Updateプログラムやインストール履歴データの破損、他プログラムの干渉による阻害などの問題が発生し、正しく動作しなくなっている
  • Windowsのアップグレード、ロールバックによる障害: Windowsのエディションやメジャーバージョンアップデート(もしくはそこからのダウングレード)により、Windows Updateが正常に機能不全になっている
  • セキュリティソフト(Windows Defender/Microsoft Security Essentials含む)によるWindows Update関連データへの干渉により、ファイルリードや更新がうまくいかない
この辺りの解決法についてはMicrosoftのサポートページや有志のページなどに書かれていますので、各々のユーザーで合致する症例を見つけて試してみたほうがよいでしょう。
ちなみに。。。
  • Windows Update Agentの問題・・・MicrosoftのサイトにてWindows Update Agentスタンドアロンアップデーターをダウンロードし、インストールする
  • Windows Updateの障害・・・Windows Updateに関するMicrosoft Fix Itプログラムを実行してみる、アップデート履歴をクリアする
  • Windowsのアップグレード/ダウングレード障害・・・アップグレードの場合はパソコンメーカーもしくはMicrosoftに問い合わせ、ダウングレードの場合は必要なデータをバックアップした後、リカバリもしくはクリーンインストール
  • セキュリティソフトの問題・・・Windows Update関連のファイルをスキャン除外対象にする(詳細はMicrosoftのテクニカルサポートに記載)、一時的にリアルタイムガードを切る
といった感じのようです。

なお、Windows 7(場合によっては8も?)以前のOSについては、使い込めば使い込むほどスキャンそのものの時間が長くなっていく傾向にあるようです。
加えてスキャンそのものにも問題があるらしく、例えば何らかの問題があって処理が中断されたりエラー発生したりしてもスキャンプログラムが終わらないケースが有るようです。
たとえ多少時間がかかっても、ユーザー操作で中断するのは避けたほうが良いでしょう。


<ダウンロードが長い問題>

 時々あるのが、ダウンロードが長くて先に進んでいかない、というものです。
その多くはPCスペックやネットワークトラフィックの問題(キャパが低い)ということですが、中には最新に近いものなのに時間がかかる、ということもあるようです。
こういった場合、多くは「本当に更新が多くて時間がかかっている」というのが相場ですので、パソコン動作に影響がない場合は、一度長い時間放置してみるのも良いでしょう。

 次に、Windows Updateデータが累積していくと、本来だと数十秒から数分で終わるはずのデータスキャンになぜか時間がかかったり、いつまでたっても終わらなかったりする現象が起こるようです。
この場合は、Windows Update進行状況のキャンセル、Windows Update関連のシステムキャッシュの削除、更新履歴のデータを最適化もしくはリセットなどで解消することがあります。
詳細はMicrosoftのテクニカルサポートや、それをまとめた有志のサイトに詳しく載っています。

この方法は、うっかりダウンロードorインストール中に中断してしまった時の復旧にも(症例が深刻でなければ)使えるようです。
悩んでいる人は試してみては?

 更新どころか他のプログラム動作にも影響を与えている場合、Windows Updateと同時に別のアップデーターが裏でシステムスキャンやダウンロードなどを行っている可能性があります。
一部大手のアプリケーションではWindows起動直後の忙しないタイミングでわざわざ更新確認を行い、わざわざシステム動作を重くしてしまっているようなものもあるようです。
もしWindows Updateと重なるように起動しているプログラムアップデーターが見つかった場合は、更新スケジュールをずらすか、更新確認はしてもダウンロードさせないように設定変更することをおすすめします。

ちなみに意外とやっかいなのが「Microsoft Security Essentials」で、これの定義更新がWindows Updateと同種のプロセスで並行起動していることがたまにあるようです。
通常はあまり影響がありませんが、Windows UpdateとEssentialsの更新プロセスで同時に更新データを引っ張ってくる状況が起こると、共倒れして両方固まってしまう、ようです。(不確実ですが)
こうなると、Windows Update側で更新データを確認したり、インストールしたりする動作にも影響が残ってしまうようなので注意しましょう。

またまれではありますが、ダウンロード中に後から後から更新プログラムを引っ掛けてしまい、ダウンロードが終わらないケースもあるようです。
Windows Updateの二重起動はできませんが、何らかの理由で「スキャンXダウンロード」「ダウンロードXダウンロード」などの状況になった場合、裏でダウンロードは進んでいるのに表向きは何も変化なし、ということもあるようです。
ただし、バルーン通知やシャットダウンボタン通知(!マークの黄色シールド)はちゃんと出るので、この表示を目安に操作するのも手かもしれません。


<インストールが長い問題>

 やっとインストールまでたどり着いても、ある一定のところまで行くとインストールが先に進まずイライラ、ということもあります。

 その理由のひとつは、定例でインストールされる「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でのスキャンです。(インストールではなく)
このソフトウェアは、不正なソフトウェア類を適切にスキャンするため定例アップデートで配信されるのですが、インストールそのものは比較的短時間で終了します。
時間がかかっているのは、実はその後に実施されるシステムのスキャン(おそらくクイック)なのです。

ただでさえ時間のかかるシステムスキャン工程を、インストール中に、しかもバックグラウンド(ユーザーに見せない状態)でやってしまうので、インストールが全く進んでいないように見えるのです。
ちなみにこのソフトウェアでスキャンすると、クイックスキャンでも数分から数十分かかります。
フルスキャンであれば最悪1時間オーバーコース、性能の悪いPCなら1日がかりです。
回避方法は特になく、スキャンが終わるまで放置しなければならないのが現状です。

スキャン自体はバックグラウンドで行われるため完全自動更新の人は放って置けば特に問題無いのですが、スペックの低いPCの場合はシステム動作が重くなります。
手動更新の人は、このソフト以外の更新を先にインストールしてシステムの脆弱性などを塞ぎ、その後で「更新をインストールしてシャットダウン」(シャットダウンボタンが変わる)をすると良いでしょう。
もし焦れてスキャンを中断してしまい、インストールだけできている(更新一覧から消えた)状態になったときは、プログラム検索で「mrt.exe」を見つけて実行すれば、手動スキャンできます。

ちなみにシャットダウン更新中に電源OFFした場合、このスキャン動作中であれば一応あまり影響なく強制終了させられるようです。
ただし、システムが不正終了したという扱いになることがほとんどのため、正直おすすめはしません。
一応このソフトウェア自体がアップデート後の再起動に影響することはほぼ無いようですが、そもそも処理を中断するとWindows Updateのデータに色々と問題が出るので、やめたほうが良いでしょう。

 もうひとつレアなケースとして、「本来条件付きでインストールすべき更新プログラムが、設定ミスで不正にインストールされる」というものがあります。

本来ならばMicrosoft社側で制御しているものなのですが、ごくまれに設定や登録のミスでその条件分岐がうまく行かず、結果としてシステムに影響する更新が行われてしまう、というものです。
非常にレアなので遭遇することはそうそうないとは思われますが、無理にインストールしようとすれば間違いなく失敗してしまうので、こういうケースでは何もせずにサポート情報を調べましょう。

そもそも起動しなくなったらどうすんの?という話もあるかもしれませんが、その場合はサポート情報を調べるのが早道です。
会社組織であればネットワーク管理者に直接(電話orまだ生きているPCからメール等で)問い合わせるのが基本です。
また個人なら、日本人が2台は持つというスマホやケータイでブラウザを起動して情報を調べれば早いと思います。

2015年6月27日土曜日

思考パズル:ピクチャーロジックパズルの解き方・応用編

 塗られるマスの数を頼りにマス目を塗りつぶして解いていくピクチャーロジックパズル。
普通に考えれば、数字の情報にそって塗りつぶすマスを追い、パズルを完成させていく流れになると思います。

しかしながらパズルというものは非常に奥が深い物で、正攻法だけではなかなか解けません。
通り一遍で数字に従って塗るだけでなく、ヒントの特徴を見て塗るマスを増やしていくことも重要になります。
また塗るマスだけではなく、時には与えられた情報の「行間を読む」ことにより、塗らないマスを確定していくことも必要となるのです。


<ヒントを読み解く>

 特に重要になるのが、現在の状況から「矛盾」を導くというやりかたです。
これは初中級者だと意外とやっていないかもしれない方法ですが、ヒントを元にして「塗らないマスを増やす」という方法になります。
「マス目を塗るパズルで塗らないマスを増やす?」と思われる方もいるでしょうが、手詰まりや塗り間違いを防ぐにはこれがわりと有用なのです。

 例えば、連続で塗るマスの塊が2つあり、それ以外に未確定のマスが多数あるケースを考えます。

 今、横10マス、ヒントが「2・2」の例について考えてみます。
この場合だと、横10マスに対して塗られるマスは2+2で4つ、残りの6マスは塗らないマスです。
さらに、列(縦方向)のヒントにそって塗った後に連続しない2マスが確定したと仮定します。


 まず、連続しない2マスが塗られるマスとして確定したケースを考えます。

例えばこのように、両端から2マス目がそれぞれ塗られるマスとして確定したとしましょう。
そうすると、普通に考えれば確定したマスだけを塗りつぶし、それ以外は不確定であるとして何も塗りません。

しかし、よくよくヒントを見てみましょう。
ヒントとして与えられた数字の個数は「2」です。
そして、すでに確定しているマスは、塗りつぶさないマスを挟んで「2つ」です。

ということは、残りの2マスは確定マスの左右に限られ、それ以外の中央4マスは「塗られないマスで確定」できるのです。
青が未確定、Xが塗られないことで確定
その結果、たった2マス確定しただけで6マス分の状態が確定することになります。

ちなみに確定した2つのマスの間に1マス分の空きしかない場合は、その時点で全マスの状態が確定することになります。
空きの部分を塗ってしまうと3マスが連続してしまうことになるので、これは当然ですね。
また端以外の場所で塗る2マスが確定した時は、グリッドの端と未確定マスに挟まれた間が塗られないマスとして確定されます。


 次に、塗られないマスが確定したケースを考えてみましょう。


例えば上の例とは逆に、両端から2マス目がそれぞれ塗られないマスとして確定したとしましょう。
そうすると、確定するのは塗られないマスだけなので、それ以外は状態を特定できないように感じます。

しかしこのケースも、ヒントをよく見ればすべてのマスの状態を特定できるのです。

ヒントで指定された塗られるマスは、「2連続」が2つです。
ということは、逆に言うと「2連続で塗れないマスは塗られないマスで確定できる」ということです。

これを当てはめてやると、例のケースでは両端がそれぞれ1マス分しか空いていないので、ここも塗られないマスとして確定できるのです。
そうすると残りは6マスで、塗られる4マスとその間の塗らないマス1つを入門編のやり方で特定していけば、このようになります。

なんと、すべてのマスの状態を特定できてしまいました。
あとは未確定のマスが4つ残っているので、そこを確定してやればこの列はすべて確定できます。


 それとは逆で、「ヒントの共通点から塗るマスを増やす」という方法もひとつご紹介。

今、「3、8、6」というヒントのある行で、塗らないマスと塗るマスが連続する形で1つづつ確定したとします。
さてこのとき、他に状態を特定できるマスはいくつあるでしょう。

答えは2マス。

確定できるのは、「塗る」で確定したマスの隣2マス分になります。
ちなみにその隣は、他のマスの確定状況によって塗るか塗らないかが分かれるマスになります。
なぜそう断言できるのか。

その答えは非常に簡単で、ヒントの数字が「3以上」だからです。
3以上ということは、1マス確定すればその周囲2マスは必ず「塗る」になります。
その上で塗るマスの隣のどちらかが塗られないマスとして確定されれば、必然的にその反対側に塗るマスが2つできる、ということです。

これは塗るマスの多い(=数字が大きいヒントが並ぶ)パターンで比較的よく見られるものなので、覚えておくと手詰まりで悩む率が減ってくれる、と思います。


 実はピクチャーロジックパズルで手詰まりになるケースは、解答者のうっかり(確定マスを塗り忘れたなど)や出題内容に問題があるものを除くと、多くは上記のパターンで先に進められるようになります。
特に下の方の2つは見落とす割合が高い割に、手詰まりの原因になっていることが多い傾向にあります。
塗るマスだけでなく塗らないマスが確定した場合にも、他に確定できるマスがないかを見直してみたほうが良いでしょう。


<出題者の意図を裏読みする>

 また、少しいびつなやり方ですが、出題者の意図や出題パターンを推測して塗ってしまうという方法もあります。

例えばハートマークのように左右対称の図形が答えの場合、ヒントも真ん中のグリッドを挟んで左右に同じものが並ぶことになります。
このケースでは、通常端攻めが有効というパズルの定跡に加え、対象図形特有の定跡からも解答を導けます。

  • ヒントの個数が偶数なら、中央は「塗られないマス」で確定できる
  • ヒントの個数が奇数なら、中央(とその周囲の連続マス)は「塗るマス」で確定できる

ある程度の慣れは必要でしょうが、うまくいけばものの数分、グリッドが広い場合は10数分くらいであっという間に解けてしまうようになります。

ちなみに一部の行または列だけが対称形になっているものや、対称形から模様の一部を反転させてやや複雑に見えるようにした準対称形とも言える発展形などもあるので、縦横のヒントを照らし合わせながら確定していくようにしましょう。