2015年1月21日水曜日

ゲーム小ネタ:A列車で行こう3Dの微妙な小ネタ(コンストラクション編)

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交通インフラ編
子会社ほか編

 このページはA列車で行こう3D(以下A3D)のコンストラクションモードプレイ中に気づいたネタやポイントをまとめたページです。
あまり便利なネタはないし、他のページと比較して更新頻度はかなり落ちると思うので、その点はあらかじめご了承くださいませ。


<会話シーンで「#」が使えない?!>

 A3Dのシナリオでは会話シーンも作成できます。
シナリオ説明からマップ説明、雑談ネタまでかなりフリーに入力できます。
ここで使用できる文字は、@などの一部(制御記号?)を除くとほぼ制限はありません。

ところが、記号の「#」だけは、入力しても表示されません。
「バグか?」と思われるでしょうが、これはどうやらA3Dの仕様のようです。

実はこの「#」と数字の0、1、2を組み合わせることで、公式シナリオの会話シーンに見られる「赤文字」「青文字」を再現できるようです。
ちなみに「0=黒」「1=赤」「2=青」で、通常は「#2色の#1テスト#0です」のように囲んで使うことで、「色のテストです」のような文字色変化ができるようです。
色を変えたあとは黒に戻すことを忘れずに。

ちなみに、#を表示したいときは「##」と2つ重ねればOKです。
この辺はプログラマーorスクリプト打ちにはお馴染みのやり方ですね。
他のゲームでもし打っても表示されない記号があったら、A3Dと同じく特殊な処理をする記号かもしれませんね。

また、A3Dの仕様上表示できない文字(?化けする)もあるので注意が必要です。
例えば記号だと、2重のくの字カッコ(<<、>>)や閉じカッコの「,,」、$以外の通貨記号(円含む)などがそれに当たります。
日本語のPCで打てない、打つと「機種依存文字、Unicode文字」と忠告される文字記号はたいてい化けると思っていて間違いありません。


<シナリオ条件「OO年経過時」の注意点>

 A3Dでは、シナリオクリアまでの期間の設定に「OO年経過時にXXを達成」というものが増えました。
これは旧作の「OO年以内にXX達成」と似ているように見えますが、決定的な違いがあります。

これまでの期間設定では指定された期間内であればいつ条件を達成してもよいものになっていましたが、追加された設定では指定された最終年度の決算寸前に達成していなければならないものになっています。
つまり、その翌年度の4月1日午前0時直前の時点で条件を満たしていないと、いくら麻枝押して条件を達成していても容赦なくゲームオーバーになってしまうのです。

 この新しい期間設定は、「シナリオの都合で期間を前倒しにしてクリアされると困る」とか「借入金を期限前に返済させて黒字化させるようにしたい」とかといったプレイコントロールに使えます。
またもっとも長い期間をこの設定に割り当てることで、プレイする年数を固定する事ができます。

ただしあまり乱用するとプレイヤーの精神にダメージを与えかねませんので、ほどほどに使用しましょう。
特に理由がないなら期間は2、3年程度に抑え、比較的達成しやすいものや優先的に解決して欲しいものに割り当てておくのが無難です。


<ファンファーレ連動会話の遅延発生

 会話イベントの発生条件に「ファンファーレ時」というものがあります。
これは会社経営や都市開発の達成区切りである「人口XX人以上」や「鉄道XXkm以上」などを達成すると指定された会話が流れる、というもので、公式シナリオでもよく使用されています。

もちろんこの会話イベントはファンファーレ連動のため、「条件達成のメッセージを送った直後」で表示タイミングが固定されています。
本来なら、それ以外のタイミングでファンファーレ関連の会話を発生させることはできません。
しかし実は、ある設定を行うとこのファンファーレ連動会話をファンファーレ発生よりも後の日付に発生させることが出来ます。

 それが、ファンファーレ時に「空の会話シーン」を挿入し、そのシーンから指定日後に発生する会話シーンを仕込むという方法です。

通常、台詞のある会話イベントを作成すると必ずプレイ中断が発生し、会話シーンが発生します。
しかし会話の内容が何も設定されていない場合、イベントそのものは発生しますが会話シーンは発生しません。
これにより、ファンファーレ会話が最大99日遅延したかのようなイベント設定が出来るのです。

 ちなみに空会話の後に空会話をつなげることで遅延日数を延ばすこともできます。
例えば会話シーンを5つ使えば、「あれから1年後。。。」なんていう会話だけを発生させることもできちゃいます。
(会話1発生>90日後に空会話発生X3>95(96)日後に会話2発生、など)

ただし空会話とはいえ「会話イベント」のため、カレンダーにはしっかりとイベント発生予約のアイコンが表示されてしまいます。
空会話をつなげると少々違和感が出てしまうので、出来る限りファンファーレなどカレンダーに載らないイベントトリガーに対して使用するようにしましょう。
また、挿入した空会話の分だけ会話イベントの設定残量が減ってしまう点にも注意が必要です。


<他社物件が立ち退き?

 コンストラクションモードで列車の開発やプランの実施のために時間を進めると、普通のシナリオと同じようにさまざまな構造物が建設されます。
ただこのとき、低確率で既存の子会社物件の上に別の子会社を建ててしまうような挙動をすることがあるようです。
特に「物件設定が面倒だから自動発展でやってしまえ」とか「ダイヤ設定が不安だから走らせたままで見てみよう」といった風に自動発展が伴う環境だと比較的発生しやすくなるようです。

時間を進めた場合には多少マップの構造物が変わっている可能性があるので、シナリオ配布前にはマップの重要な地点で不都合な事が起こっていないか確認したほうが良いでしょう。
特に資材がなくても勝手に増えるもの(平地や森林、小道、舗装地など)には注意が必要です。

 もちろんコンストラクションだけでプレイする場合は気にする必要はありません。


以下自作シナリオこぼれ話。。。

 コンテスト入賞作「企業倒産のつめあと」の裏話とかです。

<なぜ「11年経過時」なのか>
 本文で「2、3年くらいにしましょう」とか「無茶はしないように」とか言いつつ、その当人が「11年経過時」というとんでもない期間設定をしています。
(「かんたん」だと倍の22年設定(!! )

 なぜこういった無茶ぶりをしているかというと、シナリオ背景に「前の開発会社が計画倒産で逃げたから」という裏設定があるためです。
この不義理な開発計画に都市開発課長をはじめとした自治体の関係者がたいそうお怒りになっており、「御社は開発計画を健全に完遂するまでは逃げたりしませんわよね。。。? (^v^メ)ニ゛ッ゛コ゛リ゛」という状態になっている、ということを再現しています。

なるべくみなさんも、いい加減な開発とか倒産上等なプレイをして都市開発課長さんたちを怒らせないようにしましょうね。

 ちなみにシナリオ冒頭の会話にもありますが、前任会社は「道路OOkm以上”だけ”」という結構ゆるい達成目標で開発をしていたようです。
(もしかしたら鉄道の条件もあったかもしれませんが)

もちろんゆるいからといって逃げてはいけませんし、そもそもゆるい条件なのに融資乱発で倒産ってどういうことよ?ってつっこみどころもあるのですが、そこは永遠の謎です(ぉ


<謎トリガーの会話イベント>
 いくつかの会話イベントは、出所がわかりづらくなるように「遅延ファンファーレ」(と、そのリレーイベント)で条件設定しています。

実は開始時点を基準とするリレーイベントは最初の2年くらいしか仕込んでおらず、後はほとんどファンファーレイベントがトリガーになっています。
(わりと会話が割り込みで発生するのはそのためです)

 これをやり始めたのは「自作シナリオの会話イベントは公式シナリオと違ってほとんど強制割り込みになる」ということに気がついたためです。
どうせ強制ストップされるのならちょっと面白い仕込みをしてみようか、という感じです。

ほとんどはファンファーレ関連の内容なのですが、ほとんど関連性がないものも一部含まれています。
もし気になる人はトリガーを探してみても面白いかもしれません。

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