2015年4月5日日曜日

ゲーム小ネタ:ガンダムブレイカー2のぷち考察

ガンプラで戦うアクションゲームの続編「ガンダムブレイカー2」に関する考察っぽい何かです。
今回も「体感」と「観測」に基づくものなので、実際の仕様とは異なるかもしれません。
あしからず。


<パーツ・ビルダーズキットのドロップ>

 今作でのドロップ設定は、前作から以下のように変わりました。
  • ランナー(ガンプラ) => ガンプラパーツやガンプラ用CAD
  • ランナー(武器・シールド) => 武器・シールドパーツや専用CAD
  • 新規: ビルダーズキット(作成や改造に使用する素材)
この変更に伴い、ドロップも以下のように変わっています。


・ エース機体を除くHG・MGガンプラ全般(はぐれエリート除く)
  • 傾向: ドロップ率は並、ガンプラパーツよりビルダーズキットの方が圧倒的に落ちやすい
  • 備考: 一部機体はかなりの低確率でガンプラ用CADを落とすことがある

・ エース(未確認)機体
  • 傾向: 必ずドロップし、ガンプラパーツもそれなりに落ちる
  • 備考: 前作と同様に、低確率でレアな武器・シールド用CADを落とす

・ 巨大機体(PGガンプラ)・MAなど
  • 傾向: 何もドロップしない

 前作と比較すると、かなりシンプルなドロップ設定となっています。
特に武器・シールド用のレアCADを持っているのがエース機体だけになったため、不毛なリタイアマラソンがほぼ不要になりました。
また前作では鬼門だった「巨大機体を討伐してのレア狩り」をしなくても良くなった分、精神的な負担もかなり減っています。

逆に、確実にパーツ等を落とすのがエース機体のみとなったため、ミッションでのパーツ集め(特にMGの中堅どころの機体)が少し面倒になっています。
一応ショップでガンプラボックスを購入すれば7、8割のパーツは集まりますが、一部ミッションドロップやスクラッチ開発に頼らざるを得ないものもあるので注意してください。

ちなみに「はぐれエリート」(と自身は呼んでいる)エリアボスではないエリート機体は、いくら撃破してもパーツを落とさないようです。
こちらについてはいくら頑張っても見返りがアイテムボックスだけのようなので、面倒なら無視したほうが良いかもしれません。
(もちろんミッション攻略の障害になるようなら撃破しないといけませんが)


おまけ: アイテムボックス(オレンジ)

 今作でもアイテムの入ったオレンジのボックスが出現しますが、出現方法が主にミッション内にいる「はぐれエリート」を討伐した場合に変わっています。

この「はぐれエリート」は通常のエリートと違って硬直無効を解除できるゲージを持たないため、吹き飛ばしやのけぞりを受け付けません。
そのため油断すると、「相打ち攻撃」を繰り返されて僚機や自機の耐久値を削り取られてしまうことも多々あります。
特に最終盤のミッションでは生半な能力だと返り討ちに遭うような性能のものも少なくないうえ、複数のエリアで大量の雑魚敵と同時に出現することもあるため、クリア重視なら逃げたほうが無難なこともあります。

ほとんどの機体は本編の進行ルートとは外れたところ、例えば行き止まりや迂回路にいることが多いうえ、エリアボスを撃破すると逃走してしまいます。
もし通過までのルートが短いエリアがある場合は、一度エリアマップを確認してみるのもいいかもしれません。
ミッション中にポーズしてエリアマップを確認すれば、最初から堂々と出現しているため意外と見つけやすいです。
中にはルート上に堂々と出現するものもいるので、うっかり倒し忘れないようにしましょう。

ちなみに、まれに「当たり」として通常よりも多くのパーツがドロップするボックスになることがあるようです。

 もちろん、前作と同様に巨大ガンプラを撃破した際の報酬としてゲットできるミッションもいくつかあります。
ただ前作のように「巨大ガンプラ後の未確認機体」といった無理ゲーに近い条件はないようなので、そのあたりは安心してください。


<「トレハン染め」の効力>

 レアアイテムのドロップ率が上がるとされているトレジャーハンター(トレハン)。
今作ではモジュール入手が「ミッション中の条件クリア」になっている上、スロットに余裕があればいくらでも重複装着ができるようになりました。
そのため、「トレハン染め」も前作と比べればかなりやりやすくなりました。

 その効力についてですが、やはり今作でも「複数個装備して効果を上げないとあまり意味が無い」という傾向にあるようです。
また、武器などの「レアCAD」ドロップ数にはほぼ影響がないと推定されます。
まぁ、トレハンは「ドロップしたアイテムのレアリティが同系統の上位レアリティのものになりやすい」というものだと推定されるので、レアCADドロップ数を増やすなら全解体必須、推奨ラックブースター、ということになるのでしょう。

またトレハンの数についてですが、たかだか1、2個程度の装備では実感できるほどの効果はありませんでした。
一応6個まで装備数を増やしてみたところ、通常雑魚からのガンプラパーツ用CADドロップ率がやや上がり(特に最終盤ミッション)、ビルダーズキットのレア率もやや上昇しました。
もしガンプラ改造や発展改造などでキットを大量に稼がないといけない場合は、多少トレハンを装備してミッションをこなすのもいいかもしれません。

 よく武器等のCAD狩りでトレハンを装備している方もいるようですが、正直トレハンなしでもレアCADが複数ドロップすることも少なくありません。
前作のレアウェポンドロップ率(ものによっては0%に近い)と比べるとやや上方修正されているようなので、もしCAD狩りをしたいなら万全なガンプラアセンブルでミッションをガチ攻略したほうが良いでしょう。

もちろん、全解体やラックブースター使用、オンライン共闘プレイなどドロップを良くする手段を重ねれば、その効果は跳ね上がります。


 ちなみに今作では、パーツ性能がスクラッチ改造で強化できるようになったため、それなりにパーツや武器を改造しておけばトレハン染め機体でも足手まといになりにくくなりました。
ラックブースター、オンライン共闘と合わせてやれば、もしかすると前作よりもレア武器を揃えやすいかもしれません。
(むしろ汎用パーツの必要数が多い開発系統序盤の武器やシールドを何度も創るほうが大変なんですが。。。)


<パーツ狩りは無駄が多い。。。?>

 前作では入手したランナーによってレアリティ度合いが決まっていたため、レアなパーツを入手したい場合はミッションを数多く回す事が基本でした。
しかし今作では、強化パーツとお金さえあればどのような入手方法でも最高レベルまで性能強化することが可能になっているため、ショップに並んだガンプラを入手すればあっさりとパーツを揃えられます。
結果として、ミッション回しをする場合は「強化素材狩り」と「ランク報酬によるキャピタル稼ぎ」が基本になります。

 では、今作ではパーツ目当てのミッション回しは無駄なのでしょうか。
答えはNO

上位レベル、特にエース機として登場するユニットについては、かなり終盤まで進めないとボックス買いできません。
現実に売っていないガンプラだと、ボックスそのものが用意されていないこともあります。
またスクラッチでの発展改造だと、 経路の途中か最終段階で CAD パーツが複数必要なユニットが存在するため、結局ミッション回しが必要になってしまいます。

結果として、どうしても欲しいガンプラパーツがあるなら、そのガンプラが出現するミッションを回してガンプラを狩りまくる必要が出てくるのです。もちろん入手パーツが重複することもあるでしょうが、そのパーツが高性能なものなら変換される強化パーツも上質なものになります。

 なお、今作でも全解体武装を持つ機体は有用です。
特にエース機からガンプラパーツやレア CAD などを搾り取りたい場合、前作と同様に解体しまくってパーツドロップ数を増やすのはミッションマラソンの時間短縮に必須となります。

ただし、前作と違ってエリートやエース(未確認)のガンプラには「のけぞりキャンセルのゲージ」が設けられているため、その武装を乱発してもなかなか全解体できない点に注意が必要です。
もちろんそのゲージを削りきったあとならいくらでも全解体攻撃が入りますが、一定時間でゲージが復活するのでそれまでに解体してしまい、ゲージ復活前か復活直後あたりまでには撃破しましょう。
またEXアクションで全解体するプレイを軸にしている人は、敵の強さに応じてうまくダメージ調整することも忘れないようにしましょう。


<レア武器・シールドCADのドロップ>

 今作では武器やシールドの作成にビルダーズキットを使用しますが、一部の武器では専用の CAD パーツを必要とします。
これは前作の「レア・激レアドロップアイテム」に相当するもので、主にエース機体を撃破した後にしか入手できません。
特に激レア設定武器のものは、前作と同様に特定のエース機体専用のドロップ品となっています。

もし「1つだけ入手済みのCADがあるけどどこで入手したかわからない」という状況があるなら、全解体できる機体を組み上げてチャレンジミッションのエース機体すべてを全解体撃破してみましょう。
運が良ければ、そのパーツをドロップしたエースを見つけられるかもしれません。
見つけた後は、忘れないうちにミッションマラソンして一気に数を揃えておくことも忘れずに。

 なお、いくつかの CAD については発展先で同じものを消費するものもあるので覚えておきましょう。
また、同じ CAD を違う発展先で使用することもあります。
GNソードIIやビーム・マグナム、マントなど、ただでさえやや入手しづらいorレアなのに発展先があるという鬼仕様のものも少なくないので、HGのパーツを揃える際に確認しておいた方がよいかもしれません。


<既存パーツの素材変換傾向>

 ミッションやショップで既に持っているガンプラパーツを入手した場合、強化用のプラスチック素材に変化します。
この時のパーツは、基本的にそのパーツの強化や発展強化時に必要な素材とリンクしているようです。
また変換個数はガンプラボックス購入時の価格と比例しています。

もしどうしても強化素材が足りない場合は、あえて重複するガンプラを購入する手もなくはありません。
ただしミッションを回したほうがパーツを数多く入手できるため、あまり得策ではありません。
特にMGパーツは、購入するよりチームバトルのミッションで全解体したほうが色々と儲かります。
オールクリア後にしょぼいままのHGパーツを強化したい、という時くらいでしょうか。


<追加ガンプラと前作の関係>

 本作での採用ガンプラは、水泳部や本作で新規・本格参戦の原作(F91やOOファーストシーズンなど)を除くと、前作で一式登場していたガンプラとパーツの一部・武器だけが登場していた機体になっています。

その他の機体は人気のあるところを見繕って、と思いがちですが、実際には前作で「カスタムガンプラ」(悪く言うとパチモン)として前作のミッション中に登場していたものが比較的多くなっています。
前作のカスタム機体の中にはかなり無理をした感が強いものも多く、また自分で組み上げる場合も大幅な脳内補完が必要な物も少なくなかったため、それらのガンプラを待ち望んでいた人にはうれしいポイントかもしれません。

 また、一部の「単純な色違いの共通パーツ」については色々な意見を受けてか完全にドロップされ、前作にあった重複パーツ(レッドフレームと改の一部など)も仕様ドロップされています。
もしカラーの違うガンプラを組み上げたい場合(例えばインパルスガンダムのソード、ブラストシルエットなど)は、自力でペイント変更する必要があることに注意してください。
ただしパーツ形状が一部違ったり、性能そのものが違うもの(通常型と高機動型など)については、今作でも別パーツまたはキットとして搭載されています。

 なお残念ながら、今作でも「武装のみ登場」というものがあります。
中にはうまくアセンブルすることで「もどき機体」を作れるものもあるようですが、多少無理をしないと似せられないものもあるようです。


<パチもんガンプラ>

 前作ではほとんどのミッションで猛威を振るっていた(?)、既存パーツで無理やり別の機体を再現しようとした「パチもんガンプラ」ですが、今作にはほぼいません。
そのため、倒したガンプラ通りのパーツが入手できるようになっています。
シルエット違いのインパルスやストライカー違いのストライク(ルージュ含む)がいるけど? という人がいるかもしれませんが、これは原作設定にある組み合わせなので除外です。

 ただ、追加配信のミッションについては、一部にこのパチもんガンプラがいるようです。
ミッション情報に記載されていないガンプラがいる場合、このパチもんガンプラに相当する可能性が高いです。
このような敵は、倒した時のドロップパーツが全く別のガンプラのものであることも多いので、もしパーツドロップマラソンをする場合は注意が必要です。

ちなみに追加配信の目玉ユニットは額面通りのドロップになっているので、その点はご心配なく。

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