2015年6月14日日曜日

ゲーム小ネタ:A列車3Dでインターチェンジ風交差を作る

 A列車で行こう3D(以下、A3D)では新たに、高架道路と接続するための「交差」という分岐専用道路が追加されました。
これにより従来作では違和感しかなかった「高架道路上の交差点」ができなくなり、より高速道路風の高架道路が作りやすくなりました。

反面、交差道路には制限も多く、インターチェンジ風の接続点を作るとなるとかなりの手間がかかってしまいます。
またうまく作ったと思っても、接続できない方面ができたり、同じ方面に接続する道路が複数できていたりと、実際に車を走らせてみて失敗に気づくことも少なくありません。

 例えば、このような交差ポイントがあったとします。

普通に交差を使用して上下の道路を接続するとこうなります。

一見これで問題ないように見えますが。。。
実際には赤矢印のように「道路をまたぐ」ような接続線はできていないため、こういった乗り換えが出来ません。
これは、交差の出入口では中央のラインや分離帯を乗り越えて曲がることはできないためです。


 これを踏まえた上で単純に作るとなると、上下の道路を交差で直接接続するのではなく、平面交差点を使って接続できるようにする方法が有力です。
交差点付近が混みあうことになりますが、道路を横断できるためどちらからでも接続できます。
しかもわりとシンプルな見た目に落ち付きます。

 ひとつは「交差」コマンドで出来る上下線セットの交差道路をワンセットとして別の道路に接続し、それと幹線道路を平面交差点で接続するやり方です。
(この図だと高架の影になって手前のインターに接続する道路が見えませんが。。。)
これは比較的オーソドックスだと思います。

 もうひとつは、「登り口」と「降り口」をそれぞれワンセットにして接続道路につなぐやり方です。

こちらだとわりとスマートに見えますが、残念ながら下の方は上りまたは下りのどちらかで登り口の先に降り口がある異常な接続になってしまいます。
一応、接続線の高さを高速道路がまたげるようなところまで上げ、うまくクロスするように道路を配置すれば解消できますが、その分だけ道路のつくりが複雑になります。


 もちろん、交差を駆使して無理やり接続線を作ることも出来ます、が。。。
たった一本だけでこんなに複雑怪奇な物となってしまうので、正直おすすめはできません。
(これはかなりシンプル化したもの!で、実際には別の接続線との兼ね合いでカーブや交差、勾配が多用されることになります)
もしうまくいったとしても広大な敷地(マス目)が必要になるうえ、パズルのような試行錯誤を繰り返さないといけないのでコストも馬鹿になりません。


 後は、あくまでも「理論値」となりますが、「ロータリー方式」を使ったこんな形状も考えられます。


高架への接続線をロータリーのように設計し、ぐるぐる回りながら接続してもらおう、という感じですね。
ただし実際にやると、橋脚(特に交差の必須部分)の取り回しがかなり難しいので、うまくコンパクトに収めるのはかなり手間がかかります。(インターだけの街にするわけにいきませんしね)
また、登り口と降り口が同じ道路に接続されるため、現実にあったらおそらく渋滞及び事故多発地帯になるでしょう^ー^;

似たような形状は作ったことがあるのでおそらくやれなくはないと思います。
チャレンジャーはやってみてください。
ただ地上接続線で「タダ乗りしてくるモブ車」が沸くことがあるので、気になる人は勾配をうまく使ってやる必要があるかもしれません。

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