2015年2月17日火曜日

日常小ネタ:飲酒時にやってはいけない?些細なこと

 大人の付き合いとしてよく用いられる酒の席。
懇親会や打ち上げ、お祝い事といったさまざまな機会で酒が提供されます。

しかし、もしもその飲酒にあわせてやってしまうと、体調を極端に崩したり最悪命にかかわったりする事がいくつかあるようです。
ちなみに酒が飲めないのに深酒をする、とか酒酔いで運転する、といったものは禁則に決まっているので論外とします。


・ 空腹状態で飲酒すること

 これはよく言われる禁則事項ですね。
空腹だとアルコールの吸収が早くなりすぎて中毒を起こしやすくなります。
もちろん飲酒中に消化が進んでアルコール以外の吸収物が少なくなってしまうと同じ結果になりかねません。

よく言われるとおり、肴(おつまみ)と一緒にゆっくりと飲むのが基本です。


・ 飲酒の前後に汗をかくこと

 意外と誤解があるようですが、スポーツや長時間の入浴など比較的多く汗をかいた直後に飲酒したり、飲酒後に「アルコール抜きのため」といって発汗する行動をしたりするのは危険なようです。
もしやってしまうと、体内の水分を極端に失って脱水症状を急速に進めることがあるとのことです。

よく「酒で水分補給」という話をする方がいるようですが、当然ながら同量の水より含まれる水分が少ない上、その水分もアルコールの分解や排出で消費されてしまいます。
そのうえ発汗して水分を失ってしまうと、生命活動に必要な量を下回るリスクが高まってしまいます。


・ 飲酒後に深い眠りについてしまうこと

 飲酒後はアルコールの作用で血流の増加と減少が比較的早く起こるため、横になるなどの安静な体勢をとっていると眠りにつきやすくなります。
よく「寝酒」というのをやる人がいますが、原理としてはある意味あっているのかもしれません。

 しかし、飲酒状態で寝付いてしまうと、体が休眠状態になってしまうため体内のアルコールが十分に分解しきれず、悪さをする状態で残留し続ける可能性が高くなります。
そうなると、どうしても臓器へのダメージをより深く大きくしてしまうリスクが高まることになります。


 ほかにも色々なものがあると思いますが、やりがちなこととしてはこういったものが挙げられると思います。

ちなみにかなり最悪な組み合わせは、「スポーツなどで汗をかいた後に食前から強めの酒を飲み、飲酒後は熱帯夜の扇風機の真ん前や乾燥した真冬のコタツの中で寝込んでしまうこと」になるでしょうか。


以下、個人的な体験談。。。

 自身は、焼酎のお湯割りを飲んだ後にコタツの中で寝てしまい、夜中に手洗いに行こうとしたら吐き気がするようなめまいや息切れでまともに動けなかった、というひどい経験をしました。

幸い台所までは移動できたので水を飲んで休んでいるうちに回復はしたのですが、正直目を覚ますのがもっと遅ければ大事になっていたかもしれません。
そのうえ階段を使っていたとしたら転落事故のリスクもあったわけなので、かなり危険な状態だったとも言えます。

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