2015年10月11日日曜日

日常小ネタ:モバイル充電器の落とし穴

 爆発的に普及したスマホ。
それに合わせて「モバイル端末用充電器」という商品も数が増え、各所にあるコンビニや駅の売店など「ここにあると便利」というところに置かれるようになっています。
しかし、購入するときに色々注意しないと「せっかく買ったのに使いものにならない!?」なんてこともあるので注意が必要です。

 まず一般的なスマホについてですが、よほどニッチなもので無い限りは「OOO用充電器」というかたちで商品が売られています。
それ以前にAndroid用、iPhone用の2系統それぞれで接続プラグの形状が統一されているようなので、余程のことが無い限りは間違えることはないでしょう。


 問題になるのは、一般的にスマホと呼ばれる物以外に充電する時です。

 まずガラケー・ガラホですが、端末メーカーごとに充電端子が異なることがほとんどです。
しかも専用の充電器は携帯キャリアのサービス店や家電量販店などの携帯コーナーなどに行かねばならず、コンビニにはあまり置かれていないことがほとんどです。

この手の端末では、もし出先で充電が切れかけても充電器を買って対応することが難しいので、あらかじめ充電器を購入しておくか、スマホ用からガラケー用に端子変換できるケーブルまたはコネクタを準備しておきましょう。
そうすれば、電池・充電器を買えばいざというときに充電できる体制が整います。

なお、充電器付属の電池は「1発限り」といった感じなので、充電器を常備しておくなら必ず未使用の電池に交換してから使用するようにしましょう。
一度使った電池は、置き時計やリモコンなどに放り込んで電力消費させればOKです。

 次に中型以上のモバイルタブレット・PCです。
この手の端末は、スマホ向けの一般的な充電池を使用することは可能です。
しかし充電池容量が比較的大きいため、完全充電はまずできません。

特に店売り充電器として一般的な「アルカリ電池付き」のものでは、ほとんど充電できないうちに電池が失くなってしまうことがほとんどでしょう。
一応電池を高出力のものに換えれば多少充電できますが、大抵はその場しのぎレベルです。

こういった端末を持ち運びしている方は、あらかじめ外出前に端末の充電を完了させておき、あくまでも予備として「ノートパソコン・モバイル用携帯リチウムイオン充電器」を家電量販店などで購入しておくようにしましょう。
「転ばぬ先の杖」的な対策になりますが、データ破損時のリスクが高いモバイルタブレット等を使用するなら、それくらいの備えは必要かと思われます。
最近では搭載電池数が多かったり、大出力のリチウム充電池を使用したりしている「急速充電型」もあるのですが、それでもモバイルタブレットを充足させる程のものにならないことがほとんどです。


 これはおまけですが、充電池内蔵型の携帯ゲーム機もほぼすべてスマホ用充電器で充電することが可能です。

大手家電量販店併設のゲームフロアのほか、ブランドを問わないならゲーム販売のあるレンタルビデオ店や100円ショップのゲームグッズコーナーなどでも手に入ります。
なお、ほとんどがUSB端子からの変換になるので、充電器はUSB(メス)のコネクターがついたものを使用しましょう。
ただし、これができるのは最新に近い機種のみですので注意しましょう。(メーカーが開発してないか、生産中止しているため)

ゲームポーチにこのコネクターを常備しておけば、家族で遠出するときにちょっと充電器を借りて、なんてこともできますよ。
(親が充電器を貸してくれるかどうかがそもそも問題になるでしょうけどね)

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