2018年5月19日土曜日

ゲーム小ネタ:ハコニワカンパニワークスのバトルマップ効率化作戦

 ハコニワカンパニワークスの小ネタを書ききってしまおう大作戦。
マインクラフト風とは言いつつも実はバトル+採掘パートはターン&歩数制限あり、なこのゲームでは、いかに効率よく立ち回るかが鍵になります。
スキルを無駄撃ちしない、無駄歩きしない、それ以前に無駄なバトル出撃をしない(リアル時間的な意味で)、などありますが、アイテム回収の面で言えば他にも色々つめどころはあります。

・建材・鉱石回収が目的ならツルハシは必須
 拠点も含めたマップ内のブロックで厄介なのは「石(鉱石)」「建材」に属するものです。
これらは主にボーラーが持つドリル系のスキルでないと満足に掘れないうえ、硬度の高いレアブロックは中盤以降にならないとまともに掘れません。
なので鉱石や建材を回収したいマップでは、ツルハシが持てるジョブはメインorサブ武器としてその時点での最高ランクツルハシを作って持たせることが重要になってきます。
ちなみに最硬度を誇る「黒曜石」はボーラーの最上位スキルなどで掘れるもののクールタイムがかかりすぎるため、(使用可能なら)最上位ツルハシを全員に持たせたほうが採掘しやすくなります。

スキル「サーネット」は移動しない・できないところを引き寄せるだけ
 キャリーのもつ「サーネット」は効率的にアイテムを集めるのに必須ですが、使い所が肝心です。
キャリーはもともとアイテム回収用に調整されたジョブなので、段差があるとか幅が広すぎるとかで移動できない所以外、歩くだけでアイテム回収ができてしまいます。
なので実は、最優先で回収すべき敵ドロップアイテムとか、移動できないところのアイテムを引き寄せる以外ならそんなにすぐ使う必要はありません。
ただクールタイムがかからない便利スキルなので、アイテムが転がっていて別スキルを使う予定がないなら無駄打ち的に使っても良いかも知れません。
ただその場合も「移動開始前、移動先と真反対にアイテムがある」とか「移動完了後、今後移動も破壊もする予定のない位置にアイテムがある」という時に用途を限定したほうが(リアル時間的にも)効率が良いです。

・アイテムは「ちょこちょこ移動」で一極集中
 アイテムを多数入手するにはまとめられるアイテムをなるべく1スロットにまとめる必要があります。
しかしひとりひとりが離れたところでアイテム回収していると同じアイテムを全員が持ってしまう状況ができやすくなります。
そういったときに新たなブロックやアイテムを出してしまうとキャリー移動&サーネット発動など無駄な手数が必要になります。
こういった時には、ある程度目的を達成したところで「移動先にアイテムを捨てる+そのマスに移動して回収」を繰り返すことでちょこちょこ移動させれば、上り段差がない限りは移動させ続けることができます。

・「ちょこちょこ移動」はツーマンセルでさらに効率UP
 上の「ちょこちょこ移動」はひとりでアイテム移動させる時の限定技ですが、これを2人がかりでやると上り段差も超えられるようになるため、アイテムまとめ移動の効率も更に上がります。
いわゆる「バケツリレー状態」にするってことですね。
特に階段状の段差を超える時は今いるマスにアイテムを捨てられない仕様上段差を行ったり来たりすることが必要になるので、往復回数が減らせるのは相当なメリットです。
ただ2人でちょこちょこ移動はジョブが同じか最大歩数が1歩違いかでないと効率が上がらないうえ、段差が多いところだとアイテムの置き場がなくてあまり意味がなくなることもあります。

・Oボタン行動終了はキャラ切り替えを制限する時に
 いろいろなところで「役立たず」「イミフ」と叩かれるOボタン押し続けの行動終了ですが、ちょこちょこ移動をするときのキャラ切り替え先を制限するときにはかなり役立ちます。
特にキャラが団子になっている状態からちょこちょこ移動やバケツリレーを始めるとき、わざわざ空きスロットを作ったキャラが間に入っていると勝手にアイテムを回収して無駄な手間がかかります。
こういった時に無関係なキャラを行動終了させておけば、無駄な操作やストレスをかけなくてすみます。
同じように、硬度の高い宝石や石ブロックの採掘しか残ってないような時はアタッカーやラウンダーに敵ドロップでしか入手できないアイテムをもたせてさっさとマップ離脱させる、というのもありですね。(特にアタッカーは石鉱石系に向かないので)

2018年5月14日月曜日

ゲーム小ネタ:ハコニワカンパニワークスの小ネタあれこれ

 ハコニワカンパニワークスで意外と見落としがちなネタをいくつか上げてみます。
前の記事にもちょいちょい散りばめてあるのでそちらもご参考に。

>アイテムバケツリレー
 バトルマップではアイテムを「捨てる」ことができ、自分が捨てたアイテムはそのマスに行かないと再回収できません。
ただしアイテムを捨てた後に別のキャラを切り替えると、そのキャラの周囲1マス(キャリーはパッシブスキル入手後2マス)にアイテムがあってアイテムスロットが回収可能な状態になっていれば、普通に回収できてしまいます。
これを利用することで特定アイテムだけ回収させているキャラのところまでバケツリレー方式で移動させる、みたいなプレイもできてしまいます。

>武器の自動フル回復
 武器には耐久度が設定されていて、最大劣化の状態になると威力や破壊力がガタ落ちします。(武器の材質に割り当てられたブロックが破壊できなくなる、ということはないですが)
これを回復するには砥石or研磨剤という専用アイテムが必要なのですが、これを集めるにはアイテム作成用の素材を集めないといけません。(しかも入手困難なものもある)
しかし、とあるシステム仕様のスキをうまくつくことで実は全快にできてしまいます。
それが、キャリーの初期スキルによる直接回収。
このスキルはもともと「回収したブロックをアイテムスロットに格納する時にまとめる」という機能がついてますが、どうやらそれに連動して「マップに落ちてた”新規の”武器アイテム回収」として全快状態になってしまうみたいです。
耐久値が減るのが嫌でマップで武器を使わない&劣化武器を使いすぎてバトルイベントでボコボコにされる、って人は、プレイの合間に「キャリーに武器を回収してもらって回復したらマップを抜ける」みたいなのを挟んでも良いかもですね。
ちなみに直接アイテムスロットに格納できなければこの機能は発動しないので注意です。

>マップから「墜落死」したらどうなる?
 通常の墜落死は高高度から墜ちた時のダメージなのでバトルでやられたときと同じ扱いですが、マップ端にブロックを置いて移動している場合は、何らかの理由で足元のブロックが落とされるとマップ外に墜落死します。
この墜落死はダメージとかではないので回避不能です。(だって遥か下の地上に叩きつけられるわけですもん)
そのキャラが回収していたアイテムは周囲にブロックが残っていればマップに残りますが、一緒に墜落することもあります。
キャリーの回収スキルでマップの遥か下に落ちたアイテムも回収はできますが、逆に言うとキャリーが落ちるとアウトなので注意しましょう。オヤカタの墜落死なんてもっての外です。

>キャラクリあれこれ
 拠点でできるキャラクターの「お着替え」には、日本一ソフトウェアのドットアクション系作品の一部に搭載されている「おえかき」もついていて、キャラの3Dドット絵を自由に作れます。(もちろんけっこう割り切った仕様の中で、ですが)
この作品に居るワンコやユーレイのキャラを再現するためか、顔や手のパーツを非表示に出来る機能もありますので、創意工夫によってはいろいろなキャラを登場させることができる、、、かもしれません。
あと、ドットの基準位置を上げ下げすれば等身も変えられますし、下に伸ばしたあたまパーツの髪の毛とかボディパーツのスカートとかは(ある程度ですが)ちゃんと揺れてくれます。
ちなみにボディパーツの足元判定はタッチ入力で表示できるガイドに沿った部分までになるため、足をデフォルトより下に伸ばすことはできません。(やったら床にめり込みます)

>キャラクリの仕様とバグ
 おえかきの「コピー」機能はそのレイヤーのみ有効です。
コピー後に別レイヤーに切り替えるとコピー部分が別レイヤーに出てきますが、実際には貼り付けできません。(多分コピーした一時データが間違って画面に書かれてるバグってだけ)

ゲーム小ネタ:ハコニワカンパニワークスのジョブのプチネタ

 マインクラフト風SRPGの「ハコニワカンパニワークス」。
このページでは各ジョブの使い所を書いていきます。

・オヤカタ
 プレイヤーの分身となる、カンパニー(他のゲームで言うギルドの個人経営版みたいなもの)の社長。ちなみに命名はヒロインのメメ。
このキャラがやられるとマップ敗北のため優先的にプラスの家具配置や部屋効果によりパラメータ底上げしないといけない。
爆弾を使ったスキルが特徴で全種武器を装備できるため地形破壊にも重宝。あとおまけで序盤に前方範囲攻撃もとれる。
。。。なのだが、序盤は弱くなりがちな地形破壊担当ジョブのキャラを守らないとなので、アタッカーだけで立ち回れるようになるまではソードをもたせてサブのアタッカーとして運用するのがメインになりそうかも。

・アタッカー
 文字通りの戦闘用ジョブで、武器はソードのみ、スキルは敵ダメージ優先、と地形破壊にはあまり向かない。
どっちかというとバトルイベントマップでの活躍がメインで、逆に言うとそちらをクリアするには必須とも言える。
一応地形破壊にも使えるスキルは手に入るが、正直バトル能力のおまけ感が強い。
ただしラストスキルは別で、親方のラストスキルと並んで本作最強の地形破壊&敵殺戮用スキルの一角を担う。部屋の作り方次第ではラスボス瞬殺も可能。

・ボーラー
 地形破壊に特化したジョブで、武器はソード以外全部装備できるのでオヤカタに次ぐ地形破壊のメインキャラになる。
スキルも石や鉱石ブロックに特別効果が高いものが揃っているため、そういったものを大量に集めないといけない依頼では重要になる。というかスキルで序盤からそういったのを大量破壊できるのはこのジョブしかいないのでむしろ必須?
逆に戦闘にはやや不向きで、もし戦闘でも活躍させたいなら相当苦労しないといけない。
一応、本作にある「落下ダメージルール」(高いところから墜落すると高度によりダメージをうけ最悪死ぬ)と、即死ダメージ以外無効化する最終盤のパッシブスキルを併用すれば、アニメとかでたまにある「足元ぶち抜いて敵を墜落死させて自分だけ生き残る」再現で敵殲滅も一応可能。(相当準備がいるけど)

・キャリー
 マップでの素材集めに欠かせないスキルをもつ「運び屋」のジョブで、アイテム装備スロット(兼・回収スロット)の数もトップ。武器はシャベル。
初期スキルの、指定地点の周囲にある破壊済みブロックを引き寄せる、が序盤は必須で、さらにアンロックされるパッシブスキルが回収範囲拡大に歩数アップともはやブロック回収には無くてはならない存在。
そのかわり戦闘にはほぼ使いものにならず、さらに打たれ弱くてせっかく集めたブロックをやられて取りこぼす、みたいなことも。
ただ遠隔削りorはめ殺しにかなり重宝する攻撃スキルを獲得する意外性もあり、近づかないと寄ってこないとある中ボス戦でかなり役に立つことも。

・ラウンダー
 本作いちの微妙ジョブ、、、かと思いきや意外な活躍を見せてくれるジョブ。
一応シャベルが装備できるとかパッシブスキル込みで防御が強くなるとかいろいろあるけどそこはまぁおまけ。
最重要なのは中盤に手に入る「1ターンだけ攻撃防御を割合でアップさせる」という本作唯一のバフスキルで、このスキルの運用がバトルイベントマップでの難易度を左右することも。
最終盤はオヤカタやアタッカーを攻撃極振りにしていると一撃でボス級の敵を大量のモブもろとも灰燼に帰すことができるので暇な人はお試しあれ。
ちなみにバトルで使いたい時は、ステゴロ能力を上げるパッシブスキルが手に入る最終盤まで待つこと。というか何を再現させたいんでしょこのスキルは。。。w

2018年5月13日日曜日

ゲーム小ネタ:ハコニワカンパニワークスを投げる前に気をつける点

 日本一ソフトウェアが作り上げたPlayStation 4(R)の3DシミュレーションRPGゲーム「ハコニワカンパニワークス」。

このゲームはマインクラフト風と呼ばれる箱庭ゲーム、、、と見せかけて、実はかなり硬派な3DシミュレーションRPGです。
おそらくゲームのスクリーンショットとパッケージにだまされて買ってみて、結果あまりの「理不尽さ」に途中で投げた人が多いのでは?
あのディスガイアシリーズを出している日本一ソフトウェアが「シミュレーション」を冠してるわけですから、そんなにたやすく楽しませてくれるわけがありませんよね^^;

まぁ、この続きは別ブログのゲームとかページでやりましょうか。

 で、つまづきポイントの話。

このゲームは意外とシステムが込み入ってる割に事前説明とかチュートリアルとかが少ない、というのがネックです。
まぁ日本一ソフトウェアのゲームは結構そういうのが多くて、でもかならず一定量のファンはつくのでその方々がいろいろ解析してネットに情報をあげてくれてるわけです。(ネット環境が貧困だった頃からの伝統)
ただ今回のゲームは投げてる人が多いので、他のゲームと比較すると情報が手に入れにくいですね。
なのでここに小ネタをペタペタ。

>買う前に気をつけること
 まず、このゲームのジャンルは「マインクラフト風アクションではない」というところが重要です。

アクションゲームはいろいろ自由度が高くて慣れでなんとかなる(箱庭づくりは個性に依存なので、、、)という感じですが、このゲームはジャンル=シミュレーションなので自由度がおっそろしく低いです。
「自由度が低い・制約が多い(簡単に俺ツェーできないも含む)=自由に遊べない=クソゲー」という最近のおこちゃまの3段論法w からすればたしかにクソゲーの分類ですね、はい。
ともあれ、この自由さが足りない点と徐々に爽快感が増していく日本一ソフトウェア特有のゲーム性に馴染めない人は、まず手を出さないほうがよいでしょう。

>地形を「掘る」ときには
 地形の掘り方は「手に持った武器でブロックを攻撃」「各ジョブ専用スキルでブロックを攻撃」の2つです。(地形=マップのブロックとか建物などのブロック建築物とかの総称)
拠点ではスキルが使えない代わりに倉庫の武器で掘れる、とか細かい違いはありますが基本は変わりません。
で、拠点にせよマップにせよ、基本的には武器として持たせた「ツルハシ」「シャベル」「アックス」による直接攻撃です。

しかし戦闘マップ中は時間制限があるうえ、ジョブに応じた広範囲の地形破壊(兼・攻撃w)スキルが使えるため、それを忘れてこっちをメインにしがちです。
実際にはスキルで掘れる地形には限りがあり、掘るだけなら武器のほうが優秀なため、スキルは補助的に使うつもりで進めないといけません。
。。。事実、「全スキルNG&その時点で最高ランクの特定武器でしか掘れない」というブロックを多数要求される理不尽な依頼が出てきて、そこを境に全体トロフィー獲得率がガクッと減っています。(ココで勘違いして、多分わからずに投げたんでしょう)

ちなみに、「どんなマップも爽快に破壊し尽くせる」のは本当にクリア寸前になってからです。

>地形の掘り方補足
 で、この掘り方ですが、基本操作なのにそも説明すら無いとか、説明されてるけど知られてないとか色々有るんですよね。。。
(操作はデフォルトのとき、細かいところは実際にやって調べてみてください)

  • 掘れるのは正面が基本。ただしL2/R2で「斜め上」「斜め下」に切り替えられる。拠点では1マス上ジャンプが出来るため実質2マス上まで掘れる。どっちになってるかは目+赤上/青下矢印アイコンがでるのでやればわかる。
  • 拠点では斜め向きができてうまく軸をあわせれば今いるマスの1つ左右のマスに対し掘ったり物をおいたり出来る。もちろん正面しか向かない戦闘マップではできない。
  • 拠点ではさらにマップ端以外の場所に限り「半身ずらし」ができる。これも正面しか(ry。ただこの半身ずらし、使うと頭上や足元を掘れる。マップ端or外判定のあるところではできないのでマップ外に落ちてハマり、とかはないと思うけど使う時は一応注意。
  • 各ジョブ専用スキルの中で発動位置を指定するものは戦闘マップの表面しか移動できないし選べない。ただし1マスの違う高さに複数ブロック配置されているところは、指定可能範囲内に限りL1/R1で高さを切り替えられる。実はキャラ中心で直線発動するスキルの一部も条件が合えば切り替えられるっぽい。ボーラーの第1スキルとか。

>「箱庭要素<ゲーム戦略」に要注意?!
 マインクラフト風箱庭ゲームの魅力といえば「自由度の高い地形つくり」にありますが、このゲームではそうとも言いきれません。
というのも、このゲームの部屋づくりは日本一ソフトウェアによくあるオブジェクト配置型強化システムと連動し、「部屋に家具配置=部屋にいるキャラ能力の決定」という仕組みになっているからです。
なので性能の良い家具を優先的に配置することになり、最終的に「みんな倉庫の中で生活してる」みたいな感じになってしまいます。
たぶんそれが嫌で、途中で投げるかクリア後だけして投げるかするんでしょうね。

もちろん部屋以外のところは完全自由に作り込めるのですが、主人公以外の戦闘参加キャラは常に部屋の中に配置されるため、機能性と美観の両立にはかなりの苦労がいります。
「部屋を広大にして部屋判定以外のとこに好きな家具を置く」「能力が同じで見た目の違う家具を探す」「好きな家具にボーナスが付いたキャラを加入させる」とかみんないろいろ工夫してるみたいですが、いずれにせよまぁ大変です。

>おまけ:「スキルは使いこまないと入手できない」はガセ、はガセ
 スキルについての情報として「使い込むと獲得できる。みんなは親方の働きぶりを手本にする。」とあります。
これをバカ正直に信じこんで「使い込んでもスキル入手できないからガセ」としている感想サイトが有るようですが、それはガセ(というよりゲーム情報の勘違い)です。

各ジョブのスキルは、シナリオ進行によって段階的にアンロックされ(=親方の働きぶりを手本にする)、アンロック後にスキルを使ってマップクリアするとスキルが解禁される(=使い込むと獲得できる)、という仕組みです。
なお、「スキルを使って」というところが微妙ですが、単にマップに入って出口から出るだけではダメだった気がするような。。。ということで入れてます。
スキル解禁に必要な使用回数が決められてるかは、、、暇な攻略サイトさんにでもおまかせしましょ。

、、、まぁゲーム情報に詩的小説的な表現を使うのはどうなのかしら、とも思うんですが、それが日本一ソフトウェアクオリティなので仕方がないのです。