2018年5月13日日曜日

ゲーム小ネタ:ハコニワカンパニワークスを投げる前に気をつける点

 日本一ソフトウェアが作り上げたPlayStation 4(R)の3DシミュレーションRPGゲーム「ハコニワカンパニワークス」。

このゲームはマインクラフト風と呼ばれる箱庭ゲーム、、、と見せかけて、実はかなり硬派な3DシミュレーションRPGです。
おそらくゲームのスクリーンショットとパッケージにだまされて買ってみて、結果あまりの「理不尽さ」に途中で投げた人が多いのでは?
あのディスガイアシリーズを出している日本一ソフトウェアが「シミュレーション」を冠してるわけですから、そんなにたやすく楽しませてくれるわけがありませんよね^^;

まぁ、この続きは別ブログのゲームとかページでやりましょうか。

 で、つまづきポイントの話。

このゲームは意外とシステムが込み入ってる割に事前説明とかチュートリアルとかが少ない、というのがネックです。
まぁ日本一ソフトウェアのゲームは結構そういうのが多くて、でもかならず一定量のファンはつくのでその方々がいろいろ解析してネットに情報をあげてくれてるわけです。(ネット環境が貧困だった頃からの伝統)
ただ今回のゲームは投げてる人が多いので、他のゲームと比較すると情報が手に入れにくいですね。
なのでここに小ネタをペタペタ。

>買う前に気をつけること
 まず、このゲームのジャンルは「マインクラフト風アクションではない」というところが重要です。

アクションゲームはいろいろ自由度が高くて慣れでなんとかなる(箱庭づくりは個性に依存なので、、、)という感じですが、このゲームはジャンル=シミュレーションなので自由度がおっそろしく低いです。
「自由度が低い・制約が多い(簡単に俺ツェーできないも含む)=自由に遊べない=クソゲー」という最近のおこちゃまの3段論法w からすればたしかにクソゲーの分類ですね、はい。
ともあれ、この自由さが足りない点と徐々に爽快感が増していく日本一ソフトウェア特有のゲーム性に馴染めない人は、まず手を出さないほうがよいでしょう。

>地形を「掘る」ときには
 地形の掘り方は「手に持った武器でブロックを攻撃」「各ジョブ専用スキルでブロックを攻撃」の2つです。(地形=マップのブロックとか建物などのブロック建築物とかの総称)
拠点ではスキルが使えない代わりに倉庫の武器で掘れる、とか細かい違いはありますが基本は変わりません。
で、拠点にせよマップにせよ、基本的には武器として持たせた「ツルハシ」「シャベル」「アックス」による直接攻撃です。

しかし戦闘マップ中は時間制限があるうえ、ジョブに応じた広範囲の地形破壊(兼・攻撃w)スキルが使えるため、それを忘れてこっちをメインにしがちです。
実際にはスキルで掘れる地形には限りがあり、掘るだけなら武器のほうが優秀なため、スキルは補助的に使うつもりで進めないといけません。
。。。事実、「全スキルNG&その時点で最高ランクの特定武器でしか掘れない」というブロックを多数要求される理不尽な依頼が出てきて、そこを境に全体トロフィー獲得率がガクッと減っています。(ココで勘違いして、多分わからずに投げたんでしょう)

ちなみに、「どんなマップも爽快に破壊し尽くせる」のは本当にクリア寸前になってからです。

>地形の掘り方補足
 で、この掘り方ですが、基本操作なのにそも説明すら無いとか、説明されてるけど知られてないとか色々有るんですよね。。。
(操作はデフォルトのとき、細かいところは実際にやって調べてみてください)

  • 掘れるのは正面が基本。ただしL2/R2で「斜め上」「斜め下」に切り替えられる。拠点では1マス上ジャンプが出来るため実質2マス上まで掘れる。どっちになってるかは目+赤上/青下矢印アイコンがでるのでやればわかる。
  • 拠点では斜め向きができてうまく軸をあわせれば今いるマスの1つ左右のマスに対し掘ったり物をおいたり出来る。もちろん正面しか向かない戦闘マップではできない。
  • 拠点ではさらにマップ端以外の場所に限り「半身ずらし」ができる。これも正面しか(ry。ただこの半身ずらし、使うと頭上や足元を掘れる。マップ端or外判定のあるところではできないのでマップ外に落ちてハマり、とかはないと思うけど使う時は一応注意。
  • 各ジョブ専用スキルの中で発動位置を指定するものは戦闘マップの表面しか移動できないし選べない。ただし1マスの違う高さに複数ブロック配置されているところは、指定可能範囲内に限りL1/R1で高さを切り替えられる。実はキャラ中心で直線発動するスキルの一部も条件が合えば切り替えられるっぽい。ボーラーの第1スキルとか。

>「箱庭要素<ゲーム戦略」に要注意?!
 マインクラフト風箱庭ゲームの魅力といえば「自由度の高い地形つくり」にありますが、このゲームではそうとも言いきれません。
というのも、このゲームの部屋づくりは日本一ソフトウェアによくあるオブジェクト配置型強化システムと連動し、「部屋に家具配置=部屋にいるキャラ能力の決定」という仕組みになっているからです。
なので性能の良い家具を優先的に配置することになり、最終的に「みんな倉庫の中で生活してる」みたいな感じになってしまいます。
たぶんそれが嫌で、途中で投げるかクリア後だけして投げるかするんでしょうね。

もちろん部屋以外のところは完全自由に作り込めるのですが、主人公以外の戦闘参加キャラは常に部屋の中に配置されるため、機能性と美観の両立にはかなりの苦労がいります。
「部屋を広大にして部屋判定以外のとこに好きな家具を置く」「能力が同じで見た目の違う家具を探す」「好きな家具にボーナスが付いたキャラを加入させる」とかみんないろいろ工夫してるみたいですが、いずれにせよまぁ大変です。

>おまけ:「スキルは使いこまないと入手できない」はガセ、はガセ
 スキルについての情報として「使い込むと獲得できる。みんなは親方の働きぶりを手本にする。」とあります。
これをバカ正直に信じこんで「使い込んでもスキル入手できないからガセ」としている感想サイトが有るようですが、それはガセ(というよりゲーム情報の勘違い)です。

各ジョブのスキルは、シナリオ進行によって段階的にアンロックされ(=親方の働きぶりを手本にする)、アンロック後にスキルを使ってマップクリアするとスキルが解禁される(=使い込むと獲得できる)、という仕組みです。
なお、「スキルを使って」というところが微妙ですが、単にマップに入って出口から出るだけではダメだった気がするような。。。ということで入れてます。
スキル解禁に必要な使用回数が決められてるかは、、、暇な攻略サイトさんにでもおまかせしましょ。

、、、まぁゲーム情報に詩的小説的な表現を使うのはどうなのかしら、とも思うんですが、それが日本一ソフトウェアクオリティなので仕方がないのです。

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