2014年12月10日水曜日

ゲーム小ネタ:携帯ゲームハードでプレイを中断するときの基本テク

 食事を取るためにゲームを中断しなければならないとき、仕事や勉強の中休みにちょっと起動してプレイするときなど、日常ではゲームプレイを中断しなければならないケースがよくあります。
こういうとき、普通ならデータをセーブしてゲームハードの電源を落とします。

 しかし、最近の携帯ゲームハードには「スリープモード」というものがついていて、ハードの電力消費を抑えてすぐに起動できる状態にできます。
もし短時間中断したい場合は、このスリープモードを使用すると良いでしょう。
なお初期設定だと、長時間操作せずに放置するとこのモードに移ることがほとんどです。

その中でも「Nitendo3DS」というハードには、主にスリープと連動する「すれちがい・いつのまに通信」という自動無線通信機能があります。

これは、無線 ON にしてスリープ状態で持ち歩くとメーカーからの通知やユーザーデータの交換といった面白いことができるようになっています。
最近では都市部のいたるところにフリーアクセスポイントがあるため、気づいたらすれちがいといつのまに通信の両方が出来ていた、なんてこともあります。
さらに歩数計の機能もあるので、無線を使わなくてもスリープ状態で持ち歩けば歩数がカウントされるため、健康保持にも少し役立つかもしれません。

 もちろん注意点もあります。

 まずはバッテリーです。
スリープ状態でも電源 ON の状態には変わりありませんので、電源 OFF 時よりもバッテリーの減りが大きくなります。

その状態で電源を切り忘れると、電源がつかなくなることも起こりやすくなります。
さらに無線を ON にしていると、無線モジュールが電気を余分に消耗するためさらに減りが加速します。
充電と放電を繰り返すと充電池の寿命を縮めることになるので、長期間使用しないなら電源を切るようにしましょう。

 次にスリープのタイミングです。
基本的にスリープから回復するとすべてのプレイデータが「見た目上は」元に戻ります。
しかしゲームチェックの状況によってはこのスリープ復帰による影響をチェックしていないか、チェックが甘く、完全にデータを元の状態に復帰させられない事があります。

こういったゲームの一部では、スリープさせるとゲームの一時プレイデータが消失・破損し、結果として復帰後のフリーズやデータ崩れなどの不具合につながることがあります。

ネット界隈でよく言われる「手順・原因不明のフリーズ、データ破損」は、これが原因になっていることがほとんどです。
こういった報告が多いゲームは、なるべくプレイ中のスリープ中断を行わないようにしましょう。
明らかにスリープ後の不具合が多いなら、メーカーに問い合わせてみるのも良いでしょう。


以下おまけ。。。



 余談になりますが、携帯ゲームハードは据え置き型と比較してスペックが低めのため、長時間起動に伴って不具合が起こる可能性が高めです。
いくら外部電源につないで長時間プレイできるからといっても、とんでもない長期間起動に耐え切れるほどのスペック設計にはなっていないと思われます。
据え置きゲーム機でもあまり長い時間使用していると不調になりますので、携帯ゲーム機でそれをやるとどうなるか、というのは言うまでもないでしょう。

 もうひとつおまけ。
Nintendo3DSの「いつのまに通信」は、ゲームやアプリの起動中はあまり更新動作を行わないようです。
起動中のゲームやアプリについてはたまに更新されるようですが、それ以外のものはあまり更新されません。

もしいつのまに通信のデータを一括更新したいなら、一度本体を閉じてスリープ状態にしてみましょう。
もし受信待ちのデータがあれば一気に更新されることがあります。

また、一部のゲームでは本体右上のステータスランプが青表示にならないことがあります。
お知らせ情報をポップアップ表示してくれるものなら確実に青表示をしてくれますが、なぜ青表示されないかは不明です。

0 件のコメント: