2014年9月10日水曜日

日常:廉価製品トラブルメモ

 いろいろと身の回りで起きたトラブルと注意点(?)をメモしていくページです。

<ハンドグリップ自己発電型懐中電灯>

 一部の低価格製品で自己発電レバーを使用している際、手を滑らせるなどして勢いよくハンドグリップが跳ね返ると、グリップがケースから外れてケガをするおそれがある。
最悪、ケースそのものが破損することも。

原因はハンドグリップのせり上がり側に「穴を開けて」ストラップを追加しているため。

こういった製品では、開けられた穴によって本来の想定よりもケースの強度が大きく低下し、バネの反発を抑えきれなくなってしまう。

おおむね「使い捨て」を前提としているようなので、緊急時以外は使用しないことが望ましい。
どうしても長期使用したい場合は、ストラップを取り外して穴を塞いだうえ、ケースのグリップの開く側にテープを巻きつけるなどの補強をする必要がある。


<電子機器関連製品>

 接続ケーブルやリーダライターなどの電子機器は通常のブランド付き製品より「突然死」割合が高い傾向にある。
特に市価数100円以上の製品が値引きなしでワンコイン、ツーコイン(税抜)なら、その確率が非常に高いと弁えて使用したほうが良い。
そういったものは販売元しか明記されていないものが多く、製造元から低品質品を確認しようとしてもすべがない。

もし破損されると困るような備品であれば、それなりの金額を出しても信用できるブランド付き製品を使ったほうが良い。

なお、廉価品だとスペックにやや難のある製品が含まれることもある。
スペックを気にしないプライベートユースであれば問題ないが、ビジネスユースなら正直考えたほうが良い。
仮にブランド付きでも多用すれば破損率が高まるので、元々の信頼度の高さは非常に重要になる。


<アルカリ乾電池>

 低価格品の場合、高価格品よりも寿命が比較的早く切れるものが多い。

特にポータブル携帯機器(古いゲーム機や音楽プレイヤーなど)や乾電池式の携帯充電器など、比較的長い時間にわたって高い出力を求められるもので起こりやすい。
なお、オフィス向けの事務用品でもそういった傾向があるらしい。

これはもともと、アルカリ乾電池が「長期間にわたる高出力」にあまり向いていないことによるもの。

当初(といっても十数年単位前)は、アルカリ乾電池は「出力は高いが寿命短め」という触れ込みになっており、かつてはゲーム機で使用すると2、3時間程度で切れる事もあった。
廉価品は旧来の技術仕様で作られているものが多いと推定されるため、昔よりも必要電力が高い最近の製品と組み合わせるとかなり早く寿命になる。
かつての乾電池事情を知らない(=長寿命型アルカリしか知らない)世代だと、特に「寿命が短くなった」と勘違いしやすいと思われる。

 こういった機器で使用する場合は、廉価品でない長寿命型を購入する事が望ましい。
特にデータバックアップを必要とする機器については、常に一定量は通電されるため寿命が短いものは使用しないほうが良い。
もちろん近年開発された高出力型のものを使用する手もあるが、古い機器だと電気回路に負荷を与える恐れが高いため、説明書などに「使用できる」とされていない限りは使用しないのが望ましい。

また、あまり使用しないリモコンなど電力消費が一部の機器については低出力長寿命の「マンガン乾電池」を装着するのが望ましい。


<衣料品>

 低価格品、特に100円均一などの製品は比較的耐久度の低いものが多い。
多くが良くて数ヶ月で破れたりほつれたりなどし、中には数日で着けるに堪えない状態になってしまうものも。
仮に繕ったとしてもその周囲から再び破れるなどしてしまうことがほとんど。

出先ですぐに用立てしないといけないのに衣料品店がない、所持金がないので衣料品にお金をかけたくないなどの特殊な事由がない限りは、少々高くても衣料品専門店で購入したほうが良い。

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