2014年9月16日火曜日

ゲーム小ネタ:すれちがいMii広場で20人をストックする

 Nintendo3DSのすれちがい通信は、無線を ON にしておくだけで近くにある別の本体とデータ交換ができるためソーシャルツールとして非常に優秀です。
その中でも内蔵ソフトの「すれちがいMii広場」は、平日でも人がいるところを小1時間も歩けばほぼ必ず1人とはすれ違えるという高い通信登録率を誇ります。

しかしその反面、すれちがい通信の最大ストック数は「10」とかなり少なめです。
(どうやら Nitendo の平均設定基準がそうなっているみたいですが)
そのため、大都市の繁華街や長期連休中の公共交通機関など非常に多数の人が往来しているところを移動すると、あっというまにストックがいっぱいになってしまいます。
かといって、街中でゲーム機を取り出してすれちがいデータでゲームをプレイして、というのはスマホと違って恥ずかしいですよね。

 しかしこのすれちがいデータ、ゲームを1、2分起動するだけで一時的に倍の「20」までストックする事ができます。
しかも、その20人分のデータを使ってちゃんとゲームもプレイできます。

その手順は至って簡単。
ゲームを起動してストックの10人を広場に誘導してしたあと、本体を閉じてスリープにする」だけです。
こうするとすれちがいストックが「0」に戻り、新たに10人まですれちがい通信できるようになります。

つまりは、すれちがいストックを増やるというよりは「ゲームの中にデータをストックしてしまう」ってことですね。

 ただし注意点が。

一度広場に誘導してしまったデータは、新しいすれちがいデータを読み込む前にゲームを一通りプレイしておかないといけません。
そうしないと、新たなデータを読み込んだときに上書きされてしまい、そのデータではゲームがプレイできなくなります。
また、データを読み込んだ後にゲームを終了してしまうと、新規すれちがいが始まってミニゲーム要員として使えなくなってしまいます。

一部のゲームではプレイに参加した Mii を援軍として登録できるため、ゲームをプレイしないまま終わらせてしまうのは非常にもったいないです。
データを無駄にしたくない人は、空けたストックがいっぱいになる前にファストフード店やフードコート、ネットカフェといったゲーム機を開いてもあんまり気にされないところに行って、ゲームをプレイしちゃいましょう。
もちろん気にしないならその場プレイでもかまいませんけどね。

 ちなみに、DLC(ダウンロードコンテンツ)のプレミアム広場をゲットすると、待機人数を100人まで増やすことができます。(行列機能)
スマホゲームの課金額ほどで機能追加できるので、広場のミニゲームをやりこんでいる人は導入してみてもよいかも?

以下、おまけ

 さて、ではどうしてこのゲームはこんなことができちゃうんでしょう。

 まず1つ目に、「すれちがいMii広場」を起動している間はすれちがいデータの自動読み込みが起きないというのがあります。

これは推定ですが、ゲームを設計企画した方々が「ゲームプレイ中にすれちがったらどうする?」ということを考えて、ゲームプレイ中に新しくすれ違った人がいても自動ではデータを上書きせず、そのままのデータでプレイしてもらおう、ということにしたのではないでしょうか。

 2つ目に、本体スリープ状態でもゲーム起動中として扱われるという仕様があります。

これはゲームを起動した状態で手軽に中断して休憩を取れるようにする、というのもあるでしょうし、すれちがい通信には本体起動が必須のため気軽に持ち運べるように、というのもあるだろうと思います。

 ともあれこの2つの仕様を組み合わせることにより、こういった小技が使えるということなんです。
どんなソフトでも、仕様をうまく活かせば裏技やバグ技を使わなくてもこれくらいのことはできるんですよ。

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