2015年12月5日土曜日

諸々小ネタ:Blogger編集の備忘録

 GoogleのBlogサービス「Blogger」。
使い込んでいくと、色々と気づく点があります。
このページはその備忘録です。


・ 開きなおすとレイアウトが崩れる

リッチテキストからHTMLにするときにタグ変換が崩れ、改行タグが増えたり無駄な装飾がついたりすることがあるようです。
装飾や箇条書きの付け外しを繰り返したり、装飾部の文字を繰り返し編集したりなどの結果として起こるようです。
大抵はHTMLモードでタグ編集すれば解消しますので、多少知識がある人は投稿前に一度下書き保存し、レイアウトとタグを確認したうえで投稿したほうが良いかもしれません。
ちなみに装飾をあまり使わない人やブログに追記する機会がほとんどない人ならそれほど気にする必要はないかも。


・ レイアウト編集はブラウザ依存が大きいことを考慮する

BloggerはGoogle社の提供サービスのため、Google Chromeブラウザに完全最適化されています。
その他のブラウザでは、Blogger編集画面が正しく表示されない、そもそもアクセス自体がうまくできない、などの症例が多く発生します。
またブラウザごとにページ表示の仕様が異なるため、うかつにページスタイルを手動編集してしまうと、特定のブラウザだけ変な表示になってしまう、なんてことも。


・ やってはいけない操作

 ブラウザにもよりますが、Blogger編集中にはやってはいけない・やらない方がよい操作があります。
幾つかはついやってしまう操作ですが、色々と気をつけた方が良いでしょう。

PageUP/PageDownキー: 機能はしますが、何故かツールバーが左に大きくずれてしまいます。特に「作成」ボタンが大きく隠れて使いづらくなります。ちなみに直すときは、画面下部のスクロールバーをマウス等で操作します。それがない場合は、画面上部のタイトル入力欄に入力カーソルを移動して、左右カーソルキー押しっぱなしでも直せます。
Insertキー: 機能はしますが、日本語変換をする際に未確定の文字が一部正しく表示されないことがあるようです(多分Googleシステムが欧文特化のため)。ちなみに日本語入力中のアンドゥが漢字変換がキャンセルされるだけになるなど、日本語とは色々相性が悪いようです。
テキストを範囲選択してEnterキー: ページ構成にもよりますが、改行挿入後にカーソルがページ最後に飛んでしまうことがあるようです。 遭遇率は低いと思いますが、スライドパッドが上手く動かない一部のノートPCなどでは気をつけましょう。


・ Bloggerのアップロードミス画像を消したい

 サービスの変遷で色々と変わっているようですが、現在はGoogleサービスのひとつである「Picasa ウェブ アルバム」との連携となっているようです。
Bloggerでアップロードした画像は、直接 Picasa ウェブ アルバム の方に送られるようです。
もし「アップロードミスしたので消したい」「Blogそのものを止めたいので画像も消したい」といった場合は、Picasa ウェブ アルバムのBloggerアルバムから「整理」を行いましょう。

かつては Google フォト などと連携していたこともあるようですが、現在は異なるようです。

参考:Picasa ウェブ アルバムのアドレス
https://picasaweb.google.com/home


・ Bloggerのレイアウトがおかしくなった

 情報サイトなどのような何度も内容を編集する(このBlogみたいな)使い方をしていると、たまにページレイアウトが崩れることがあります。
1回書ききりの日記やレポートなどを掲載している人にはあまり関係ないようですが、装飾の付け外しや画像の貼り直しを何度もしていると発生するかもしれません。

これは、装飾追加・削除の繰り返しや文字入力に伴う自動書式設定で何らかの「予期せぬ不具合」が生じ、タグの残骸や無駄追加が発生することで起こるようです。
ただ、実はこの処理が発生しても「作成」モード(入力リッチテキストをHTML変換する)では見た目上何も起きていないように見えるのが問題で、大体気づく頃には修正困難なところまで進行しているのが実情です。(ガンみたいですね)
ちなみに、多いのは「BRタグ(改行)の増殖」「DIVタグの増殖」「マーキータグ(スタイル指定SPAN)の残存」で、まれに「空の画像・動画タグ残存」が起こるようです。

 これを修正する手段は主に2つです。

1つは、HTMLモード(BODYタグ部分のHTMLを旧来のタグ式エディタのように記述する)で地道に修正する、というものです。
HTMLの知識がある人ならわりと確実な手段で、ブラウザの検索機能で引っ掛けて修正していけば、レイアウトを崩すことなく正しい状態に戻せます。
しかし、修正箇所が多くなるとBloggerのエディタとブラウザの検索機能では正直間に合いません。

もうひとつの手段は、「テキストエディタに内容をカット&ペーストし、再度そこからカット&ペーストする」です。
これを行えば、貼り付けられたテキストに応じて再度タグが振り直されるので、タグ崩れも自動的に修正されます。
ただ、画像や装飾は消えてしまうので、再度設定し直さないといけません。

なお、HTML編集に慣れた人であれば、この2つの手段を組み合わせて「HTMLモードのテキストをエディタに貼り付けて編集し、再度HTMLモードに貼り付け直す」という技が使えます。
(ちなみに自身も、手がかかるときはこの方法で再編集をしています)

PC小ネタ:使い勝手が良くなるかもしれないMicrosoftOfficeリボンカスタマイズ

 採用当初はクラシックユーザーの大半を含む多くのユーザーから不評を買った「リボンインターフェース」ですが、最近はようやく賛否両論が出るくらいまでには落ち着いてきました。
(ガラパゴス鎖国主義のジャパンを除く)

その中で、使い勝手を良くする手段として Microsoft Office などに採用されているのが「リボンのカスタマイズ」です。
これは既存タブの内容の表示・非表示を切り替えたり、新たにグループを作ってボタン類を追加できるだけでなく、新たにユーザー独自のタブやグループを作成することも可能になっています。
これで使い勝手が向上する、かと思いきや、意外と制約が多いので「くせ」を掴まないとあまり使い勝手が上がらないのが実情です。

 ということで、もしかすると使い勝手が上がるかもしれないリボンカスタマイズのポイントをいくつか上げてみます。


<ボタンのサイズと配列>

 リボン上に追加されたボタンは、基本的に3つのサイズで表示されます。
  • 大: リボンの高さいっぱいに表示されるアイコンサイズ。キャプションテキスト付き。
  • 中: 縦に3個まで配列できるアイコンサイズ。キャプションテキスト付き。
  • 小: アイコンサイズは中と同じ。ただしキャプションテキストはない。
これはそのボタンの規定として定められているらしく、例外が無い限りはリサイズが起きることはほぼありません。
どれがどのサイズで表示されるか、というのを把握するのはかなり難しいので、色々試してもらうしかありません。
この辺りは規定のリボンに表示されているアイコンを見たほうが早いかもしれません。

これらのボタンを配置した場合、概ね以下の様な挙動をします。

  • 大サイズアイコン: 1つまたは2つまでは大サイズで表示され、それ以降は追加数によって中>小とリサイズされる
  • 中サイズアイコン: 最初の3つは中サイズで表示され、それ以降は追加数によって小サイズにリサイズされる
  • 小サイズアイコン: ほぼ例外なく小サイズで表示される

サイズが混在した場合は法則が崩れるため、いきなり最初から中や小のサイズで表示されることもあるようです。

 アイコンは1つのタテ列に最大3個まで配置され、列が埋まると右にずれて新たな列を形成します。
規定のリボンでは横列配置もあるようですが、これはユーザーカスタムのリボンでは出来ません。


<ユーザータブとグループ>

 リボンタブは、原則として自由に作れますし、消せます。
ただし既存のタブについては、表示・非表示の切り替えしかできません。
これはグループも同じです。

さらにグループについては、リボンタブ直下にしか作れません。
「サブグループinカスタムグループ」のような複雑なものはできません。


<使い勝手向上法>

 ではこのあたりを踏まえて、いくつか使い勝手が上がるかもしれないカスタマイズ方法を上げてみます。

・ グループの表示順変更と数の絞り込み

 通常、グループのサイズは左の方が最大になるように調整されます。
もしリボンの幅がウィンドウサイズを上回ると、右のグループの方から順に折りたたまれてしまいます。
規定リボンが使いづらいのは、無駄にボタンが多いだけでなく隠れて使いにくくなるグループが多いのも要因ではないかと思います。

そこで、よく使うものだけをカスタムタブに登録し、それ以外は登録しない、というのが賢いやり方です。
もしどうしても多くのボタンを登録しなければならない、という時は、優先したいボタンを出来る限り左に集めるとよいでしょう。
そうすれば、グループが折りたたまれても作業への支障が出にくくなります。

・ 擬似「アイコン横配列」

 上で書いたとおり、アイコンは原則として縦配列しか出来ません。
それだと、WordやExcelなどの文字揃え調整などの一部のボタンが使いづらくなってしまいます。
しかし、アイコンの登録順をうまく調整することで「擬似的に横配列したように見せる」という手があります。

例えば、「左揃え」「中央揃え」「右揃え」のアイコンを素直に登録すると、それらは縦並びになります。
一応縦3個並びなので使えなくはないのですが、規定のリボンとは配列が違うので使い勝手は悪いです。
そこで、ほかの小サイズ表示のボタンを4つ以上登録し、上記の3つのアイコンを3個飛ばしで登録します。
すると。。。

こういった感じで、擬似的に横並びさせたかのような表示になるのです。
更に、それ以外の行も2つ並び、3つ並びセットのボタンをうまく配置してやれば、無駄がなくなって使い勝手も向上します。

・ 同サイズアイコンの一括まとめ

 中サイズと小サイズのボタンが混在すると、縦の列が無駄に広くなってしまうことがあります。
この状態だと、見栄えが悪いばかりかボタンを押せない無駄な空間が出来てしまうこともあります。

このような場合は、出来る限り同じサイズのボタンが縦並びするようにボタンの登録順を調整しましょう。
特に「フォント」「文字サイズ」といった横にやや長いコントロール類は、中サイズボタンとセットにしやすいです。
更に、うまくすれば場所をとる大サイズボタンを強制的に中サイズにしてスペース削減、ということもできるかもしれません。

・ 擬似「アイコン強制サイズダウン」

 これは中サイズ表示のボタンでしか出来ないのですが、サイズ表示を強制的に小サイズにする方法があります。
どうしても上記の方法を使いたくない、ボタンをバラけさせたくない、といった時にはかなり有効です。

と言っても方法は簡単、ボタンの追加/削除画面で「名前の編集」を開いて名前を全部消すだけです。
こうすれば、若干横に広いものの中サイズでも小サイズと同じくらいの表示になるのです。

あまり使いどころはないと思いますが、タブレット端末など画面の小さいPCで省略表示(グループアイコンしか出ない状態)にしたくないときには使える手かもしれません。

日常小ネタ:ゴミがあふれる些細なこと

 普段はあまり気づかないけれど、溜まってくると厄介さに気づく「ゴミ」。
何の気なしに生活しているといつの間にやらゴミの吹き溜まりができていた、そんなこともままあると思います。
そんなゴミあふれの状態は、些細なきっかけがはじまりなのかもしれません。


 通常、ゴミはゴミ箱に捨てます。
最近は分別がほぼ必須となっているため、ゴミ箱ではなく廃棄用のゴミ袋をそのかわりにしている場合もあると思います。
これ自体はゴミを廃棄する準備、ということでそれ自体はそうそう問題とは言えません。

 ただ、そのゴミ箱やゴミ袋をどこに置いているか、どう処分しているか、ということがゴミが溢れるか溜まらないかを分けるポイントになる場合が多いようです。
経験則として、居室にゴミを1つでも放置してしまうと、いずれそこが大きなゴミ集積場になってしまいます。
これはゴミをむき出しにした場合のみならず、ゴミ箱やゴミ袋といった「ゴミがあることを連想させるもの」があっても起こるようです。
「いずれ捨てるから仮置きをしよう」というのも、それが捨てられるまでは同じ効果をもたらすことになります。

一番良いのはゴミを増やす行為をしないこと、なのですが、何を買っても大小さまざまな包装や保護部材がついてきますし、使い捨てが多いので廃棄スパンも早くなりがちです。
なので、できるだけゴミ箱・ゴミ袋の類は居室以外の場所(ただし日に何度かは目に留まるところ)に集積するようにし、ゴミ収集の日には欠かさず出す、というのが方策になるでしょう。

人間(もしくは動物?)の本能からか、目に留まるところに物があるとそこに別の物を置いてしまう、という習性があるようです。
これはゴミなどの不要物についても例外ではなく、そこにゴミがあれば新たなゴミを置き続けてしまう(捨てる、ではなく!)ということが起こるのです。
このあたりは、日本中どこでも見られる「街なかに1つゴミが置かれると、数日後にはゴミの小山やゴミオブジェ通りが出来上がる」という下劣な無作法を見ればわかると思います。

で、これがどんどん進行していくと、ゴミの上にゴミを重ねて居住領域を塞いでしまう「汚部屋」とか「ゴミ屋敷」といったものが出来上がってしまうわけですね。
(ただ、ゴミを「大事なもの」と言ってしまうのは、この習性に加えて、ゴミが大事なものの境界線を侵してしまった事による「価値のすり替え」も関係していると思われますが)


 この考えは、物を溜め込み過ぎて収納に困る、という問題にも関連しているように思います。
ただしこれは、ゴミとは逆にしまい込んで目に留まらないから同じような物があるのに気付かず、そこに日本人独特の「もったいない」が絡んで気づいても処分しない、という悪循環が続くわけですね。
なお意外かもしれませんが、カーテンなどの目隠しで収納物を見えないようにする、とか、高い位置に棚を作って内容物が見えにくい状況を作ってしまう、という事もものを散らかす要因の1つになりうるようです。
収納が目に留まる距離にあっても、その中身が目に留まらなければ無いも同然、ということですね。

最近では物をほとんど置かない「ミニマリスト」というのも増えているようですが、わりと道理にかなった生活様式なのかもしれません。

で、こちらについては、ゴミとは逆で「中身を把握し続けること」が重要になります。
定期的に収納を見て中身を改めておくとか、積極的に取り出して使用する、などですね。
そうすればどこに何があるかを把握できますし、「どうも使いどころがないな」と感じるならリサイクルショップに持ち込んだりゴミとして処分したりもやりやすくなります。


 しかし、どうしてもゴミや物が溢れてしまう状況が発生することがあるかもしれません。
断捨離などの不要品廃棄・収納整理でも片付かないその時は、引っ越し・リフォーム・建て替えを考える時なのかもしれません。

2015年11月25日水曜日

ゲーム小ネタ:ファミスタリターンズ・対人戦では嫌われる対COM専用ガチプレイ集

 ファミスタシリーズ全般に、繰り返すと勝率がかなり上がる「セメントプレイ」の操作がいくつもあります。
これは最新作の「プロ野球 ファミスタリターンズ」も例外ではありません。
ちなみにこれらは、オンラインを含む対人戦では意味がないばかりか、あまり乱発すると確実に嫌われるプレイになります。


<バント内安・時々二塁打>

 これは初代ファミスタから連綿と受け継がれる「卑怯技」の1つです。

昔からファミスタシリーズは「走高投低」の傾向があり、守備の送球速度よりもランナーの進塁速度のほうが遅い傾向にあります。
これを利用して、走力が高い選手でバントを繰り返して内野安打を稼ぎまくるのが1つの戦略になっています。
COM戦、対人戦を問わずにかなり使える戦法です。

ただ、対人戦では確実に嫌われる戦法なので、ネットワーク対戦だとBANくらいで済みますが直で対戦しているとリアルバウト必至ですので注意しましょう。

ちなみに走力が70後半以上の選手だと、送球が塁に届く前に次のベースへ進むことも可能です。
たとえクイック投球が当たり前の最強レベルでも、S+の選手ならかなりの確率で内野二塁打にできてしまいます。
対人戦でピノ(Jr)やメタル星人の高レベルカードにライン上に転がされると、投げる気すら起こらない絶望的な状況になります。

 一応、封殺する方法をいくつか。

基本的にバント戦術はフォークなどの「落ちる球」に弱いので、気づかれるまでは下変化球を連発していれば確実に封じられます。
また選手スキルがある作品では、「バント封じ」系のスキルを持つピッチャーを優先的に登板させれば、バントされても勝手にピッチャーが前進して捕球してくれます。
もちろん、守備を「前進守備」にすればスキルがなくてもある程度対応できますが、対人戦のバスター作戦に対応できなくなる可能性があります。


<進塁・帰塁で撹乱>

 これは走力が最大に近いランナーでよく仕掛けられる戦術です。

基本的にCOMは、ランナーが進もうとする塁に向けて送球します。
これを利用し、送球する寸前にわざと帰塁の操作を行い、前の塁に送球されたのを見て進塁し直すと、本来ならアウトになるタイミングでもあっさりと進塁出来てしまいます。

これだけならまぁ駆け引きの部類なのですが、これを対人戦でやると確実に嫌われます。
あまりに頻度が高いと、駆け引きというよりピッチングを狂わせようとする嫌がらせにしか映らないからでしょう。
COM戦でこれとバント戦術を絡めた試合しかしていない人は、対人戦でうっかり多用し過ぎないように注意しましょう。

走高投低のこのシリーズでは、これを防ぐ手はほぼありません。
一応、ダイヤモンド内であれば「塁へ走らせる」という操作で高速走行し、タイムロスを減らしてアウトを取りやすくできますが、それも確実とはいえません。

ちなみに初期のシリーズはもっと凶悪で、最速選手「ピノ」でやられると「良くて2つ、最悪ホームイン」という悲惨なバランスになっていました。


<対角塁間ボール回し>

 これも対COM戦でよく見られる戦法です。

単純なCOMの走塁ルーティンを悪用(?)し、COMの狙う塁の反対側の野手にボールを投げてつり出し、塁間で挟み込んでアウトにする、というものです。
ルーティンを忠実以上に再現しようとする「強い」以上のCOMに対して非常に有用です。

実はCOMの走塁ルーチンはかなり単純で、
  • ボールが今いる塁から離れた位置で停止もしくは離れつつあれば進塁する、ただしボールがベースに到達した場合、状況により帰塁する
  • 自分のいる塁に投げられた場合、確実に戻れるなら帰塁、戻れないなら進塁する
  • 自分の狙う塁に投げられた場合、クロスプレーにならないなら帰塁する
  • 自分より前の塁のランナーが進塁してきた場合、つられて進塁する(帰塁ルーティンはキャンセル)
みたいな感じです。

具体的に言うと、たとえば三塁にランナーが居る時、ホームから二塁または一塁にボールを投げるとランナーはスタートを切ります。
ここでホームにボールを投げると、かなり脚が速いランナーはホームに突っ込み、それ以外は三塁に戻ります。
逆に三塁にボールを投げると、ほぼ確実に帰塁できないのでホームに突っ込みます。

これだけだとほぼアウトにできませんが、これをランナー2、3塁の状況でやると状況が一変します。
ホームから一塁にボールを投げると、2人のランナーが一度にスタートを切ります。
ここでホームにボールを戻し、すぐにまた一塁にボールを投げると、二塁ランナーはほぼ進塁を選択するため三塁ランナーは帰塁できず、ホームに突っ込んできます。
あとはホームで待ち構えればらくらくアウトにできる、という算段です。

これが一番輝くのはファミスタクエストの「満塁サヨナラ脱出」のシチュエーション攻略時で、牽制時にこれをうまく使えばバッターに投げることなく封殺できてしまいます。
なお、ランナーの脚が速いとあっというまにホームインしてしまうため、この戦法は通用しません。

 もちろんこれはCPUの凡骨ルーティンを逆手に取ったものなので、対人戦ではほぼ通用しません。
もしかすると引っかかる人もいるかもしれませんが、余程ランナーの足に自信があるか素人かのどちらかでしょう。


<塁開け壁当て>

 挑発行動として挙げられるものに、「野手のいない塁にボールを投げる」というものがあります。
多くは二塁以外の背後にあるフェンスに対してボールを投げるため、「壁当て」という俗称でも呼ばれます。

一見意味のない行動ですが、一部の野球ゲームではこの状況(インプレイ時にボールがファールゾーンを転がる)が「ワイルドピッチ・パスボール」のトリガーとされているようです。
それらのゲームでこれをやると、ランナーが勝手に進塁を選択してしまい、ボールを投げれば勝手に憤死する結果になります。
これを目当てにして、塁を開けてボールを投げるという行為をするプレイヤーが時々いるようです。

ただ、ファミスタリターンズのCOMはほとんど釣られてくれません。
もちろん対人戦でやっても意味はなく、単なる挑発プレイとしか映りません。
昔と違ってランナー無しの状況でやると演出カットされる(はず)なのですが、ランナーが居る場合だとインプレイ判定で次に進まないはずなので、「まともにプレイする気がない」と思われてBANされる可能性が非常に高いです。


<消える魔球で最強モード?>

 走攻守、とくれば後はピッチング。
対人戦であればフォークなどの落ちる球連発が考えられますが、対COM戦では最弱レベルでもかなり見切られてしまいます。

そんな実力オンリーに思われるピッチングですが、使えるシリーズは限られるものの「消える魔球」を乱発すれば抑えられる確率が上がります。

消える魔球はその名の通りボールが消えるのですが、さらにヒッティング判定も消失してしまうので消えている間は絶対に打たれません。
作品にもよりますが、スタミナ切れまでこの球を連発していれば三振の山を築ける、ということになります。
もしこの球が投げられる投手が複数いれば、次々と繰り出していくだけであっさり勝てる、かも知れません。

特に最新作にあるファミスタクエストを攻略する場合、都道府県戦だけでなくメタルズや夢の対戦などの負けられない高レベルデッキとの試合でも多少有利になります。

もちろん、対人戦では確実に嫌われるので乱発は控えましょう。

なお残念ながら、最近の作品ではボールの消える範囲が制限され、ベースのかなり手前もしくはキャッチャー手前のあたりで必ずヒッティング判定が発生するようになっています。
当然高レベルのCOMだと、同じコースに投げ続けると確実に当ててきます。
ちなみにヒッティングポイントは剛速球とほぼ同じで、「外角に引っ張る」つもりでキャッチャーミット寸前の球を叩けば、相手の球威しだいで長打コースさらにはフェンスオーバーまで持っていけます。


<牽制だけを連発>

 もう一つ、ピッチャー絡みで言えばこれもあります。

相手の出塁を許した後、ただひたすらに牽制操作をして相手がうっかり走りだすのを待つ、というものです。
塁間ボール回しとは違って実際にボールを投げるわけではないのですが、バッティングのリズムが崩れるので非常に嫌がられます。
実はCOMも走力が高いランナーが居ると頻繁にかましてくるので、ある程度プレイした人ならそのウザさは痛感していると思います。

当然これを対人戦でやれば、たとえ本当に警戒していただけだとしても嫌われる元になってしまいます。


<その他、嫌われるかもしれないプレイ>

 これら以外にも、人によっては気になって仕方ない・腹が立つ、というプレイがあるようです。
ストレス満載の人には些細なプレイすら「挑発」と映ってしまうからでしょう。
こういった人とは対戦しないか、対戦してもおとなしくしておくのが無難です。

以下はその一例です。

  • ファーストアウトでベース上に誰も居ないとき、すべての塁にボールを回す
  • フライやライナーをキャッチするとき、ほぼ追いつけるタイミングでもダイビングキャッチを敢行する
  • 内野ゴロでベースアウトするとき、塁間挟みやベースカバーがギリギリのタイミング以外でもベースランニング操作でアウトにしようとする
  • ランナーがいない状態でバントの構えをしたうえ、バスターする
  • 相手の投球前に無駄にスイングする

2015年11月23日月曜日

ゲーム小ネタ:ファミスタリターンズのつまづきポイントまとめ

 色々な界隈を調べていると何気に「おじさんキラー」と化している気がしなくもない「プロ野球 ファミスタリターンズ」。
リアルな野球ゲームが常識の現代っ子にはチャチなゲームに感じるかもしれませんが、このあたりの曖昧さが懐かしい世代にはジャストミート!なのかもしれません。

<まず最初に>
 このゲームの情報は、実はネット上にもほとんどありません。
多くは「パスワード情報」(雑誌おまけ等の転記含む)か「カードLVMax時能力」で、時々攻略のぷち情報があるくらいです。
なので、攻略情報のほとんどは、検索してみればほぼすべてが見つかってしまいます。
(深く検索しすぎると、「ブラックリスト推奨情報」などの暗い情報がわんさかでてくるようになりますが)

で、このブログはどうせ小ネタページなんだから、ということで、ちょっとニッチめのネタを中心に投下しておこうと思います。

<初めから。。。ってどうなるの?>
 意外と混乱している人が多いようなので、ちょっとまとめておきます。
  • ファミスタクエスト・・・都道府県の攻略状況をリセットし、ファミスタ島から制覇しなおし。スキル獲得に必要な累積試合数やコインもリセット。マイチームや獲得カードはそのまま。
  • ドリームペナント・・・シーズンの進行状況をリセットし、リーグ分け・設定などからやり直す。マイチームや獲得カード、パスワードの使用状況はそのまま。
  • 対戦データリセット・・・オンライン対戦やCOM戦の戦績が消えるだけ(お気に入りも?。。。不明)。
  • ゲームデータ削除・・・ファミスタリターンズのデータをすべて消す。マイチームや獲得カード、パスワードの使用状況も完全初期化される。マイチームの選び直しはここからしかできない
<ファミクエ。。。クリア後にイベント戦が発生しない(汗>
 「ファミクエ全国制覇後は極端にイベントが出づらい」というネット伝説があります。
また、「発生地域が偏る」(九州だけ、北海道・沖縄だけ、などなど)というものもあります。
つまり逆に言うと、「都道府県攻略中の方がイベントが出やすく、色んな所に散らばって発生した」ということですね。

いろいろ検証したところ、「直近で試合をした都道府県を最優先としたイベント発生判定をしている」ということが推測されます。
前述の状況になるユーザーは、おそらく「1、2都道府県だけで試合を続けている」ことが多いのではないかと思います。
また、イベント発生地域の抽選にも優先順位があると思われ、「非同期対戦>=イベント試合>=都道府県初制覇試合>>>繰り返し試合」のような感じで決まっているのではないか、と推測されます。

以上のことから、試合しやすい(勝ちやすい)からといって1つの都道府県にとどまって試合をしていると、イベント発生確率も抽選対象の地域も減り、結果としてイベント報酬のコインが取りづらくなる、ということですね。

ちなみに、低確率で発生する「全国制覇後のメタル星人再来」のイベントだけは現在ユーザーのいる都道府県が対象地域のため、同じ場所で連続して試合をしていても発生するようです。

<ファミクエ。。。高レベルのイベント戦が発生しない(泣>
 レアなコインが手に入るイベントは、発生する都道府県のデッキレベルとはほぼ関係ありません。
あくまでも全国制覇の進行状況と、メタル星人をどこまで撃破したかによって決まります。
つまり、「全国制覇済み」+「ファミスタクエストエンディング到達」の状態が、一番レアコインを入手しやすい状況だということになります。

ただし1つ前のトピックで書いたとおり、イベント抽選はあくまでもランダムなため、発生確率がやや高い(その段階では)ショボいイベントばかりが集中発生することもあります。
こればっかりはリアルラック次第なので、ある程度割り切ってプレイするしかないかもしれません。

ちなみにレアが確定するLRコイン以外を集めるなら、一部の攻略情報ページで言われている「初めからプレイして初回クリアボーナスを荒稼ぎする」手が、入手タイミング固定のため捗ります。(いちいちオーダーを組み直すのが面倒ですが)

<ファミクエ。。。メタルズ戦で負けたら?>
 ファミスタクエストで地域全制覇すると挑んでくるメタル星人チーム「メタルズ」。
勝てばイベントのランクが上がり、シチュエーション、夢対決、メタルズのチームデッキレベル(とクリアボーナスのコインのランク)が上がります。
逆に負けると、小バカにされた挙句ファミスタ島(初期位置)に戻されます。

で、そのメタルズですが、買っても負けてもすぐさま飛び去ってしまうため、再び地域全制覇しないと対戦はできません。
ということは、メタルズに一度でも負けるとクエストエンディングは見られないの? と思いがちですが、少し前に書いたとおり、全国制覇すると低確率で挑戦してきます。
そこで最終段階まで勝ちさえすれば、クエストエンディングを見ることが出来ます。

再戦できるなら問題ないよね?と思いがちですが、イベントデッキのレベルが最高になるのはメタルズ戦完全勝利後なので、1回でも負けるとデッキレベルは最大にならず、コインの獲得数に差ができることになります。
これは選手カード9枚フルコンプを狙っている人など、とにかくコインを集めたい人には致命的になります。

逆に、単にクリアしたいだけであれば、全国制覇後も粘り続けてメタルズの乱入を待てば、クリアすることだけはできる、ということになります。
とはいえ正直、出現率が極端に低いので複数回負けていると相当苦労するかもしれません。(場合によっては、コインなどとの兼ね合いで最初からやり直したほうが早いかも。。。?)

ちなみに、メタル星人撃破の特典は「オープン戦でメタルズを使う手順」と「LRコイン&ガシャの開放」です。(LRガシャは全国制覇だけかも。。。曖昧)
すでに1周してスキルコンプし、フレンド対戦などでOBやナムコスターズ系カードを完全コンプしようとしている人は無視しても良いでしょう。
ただし最高レベルイベントにはLRコイン5、10、20枚の対戦イベントもあるので、SRカードのみを狙いたいときは全国制覇と同時にメタルズ戦全勝を決めてしまいたいところです。

<ちょいつま。。。これってホント?>
・ オープン戦では二刀流大谷が野手で使えない!?
→ファミスタは「投手登録」と「野手登録」が厳密に分けられているため、両方で登録されているファイターズ大谷選手は投手か野手のどちらかでしか使えません。
さらにファミスタは非常に割り切った仕様のため、DHありのときはピッチャーをしながら打席に立つ、ということもできません。
しかもオープン戦の初期デッキは投手登録のため、野手ではマイチーム登録しないと使えない。。。ように見えます。
しかし実は、「大谷投手をファーム投手と入れ替えれば、野手枠に大谷選手が出現する」のです。
意外と気づかないかもしれませが、実在12球団はオープン戦でレギュラーとファームを自由に入れ替えることができるのでこういうことが可能なのです。
ちなみに、実在チームはいちいちマイチーム編成のようにLボタンでリストを開かなくてもよく、控えリストを下にスクロールさせればファームリストが表示できます。
なおマイチームでは、同じ選手でも「R以下」と「SR以上」は共存可能、という仕様を使えば、野手R大谷+投手SR大谷、という組み合わせで登録が可能です。

・ なんでハーフスイングでストライク取られるの!?
→ファミスタでは、一般的なハーフスイング状態は「バント構え」扱いになるためです。(昔はバントボタンがなかったためスイング中断状態でバントしていた頃の名残。
「ボールが当たる=バント状態」となるので、ファミスタ的にはバント中として扱われます。
一応1段階目(腰のところ)で止めるならバント扱いにはなりませんが、仕様上そんなところで狙って止めるのはほぼ不可能です。(慣れててもとっさには無理)

・ この決め球だけ投げれば打たれない。。。って嘘じゃん!?
ほとんどバットに当たらない球がある、という意味では正しいですが、落ちるボールも含むほぼすべての決め球にスイートポイントが有るため絶対に打たれないわけではありません。(ナムコ系やメタル星人系には無理ゲーなものもありますが)
ゴーストボールや超速球のようにサルのように投げ続けていても球威次第では抑えられるものもありますが、打たれるときは打たれます。
それよりは、速球と遅球(変化球など)を交互に投げたほうが抑えられる確率は高いです。

・ ファミクエにナムコ系ガシャがあってコインさえあれば大量ゲット可能!?
→確かに、突発イベントのファミダス(1チーム固定)で出現します。が、現状確定しているのはナムコスターズのみで、しかも出現はまれです。
Jrについては都市伝説レベルで、スクリーンショットなどの確定情報は現状ありません。

・ ファミクエのガシャ、ナムコスターズJrはSRガシャからしかでない?!
LRガシャからもSRカードがごく低確率で出ます。(ほぼ出ないに等しいレベル、ですが)
Rガシャと各OBガシャからは今のところ出ていません。

・ メタルズが自分で使える、ってホント!?
→オープン戦ではファミクエのメタル星人EDで教えてもらえる方法で使用できます。が、マイチーム編成用のカードは手に入らない、と思われます。
メタル星人リターンズイベントをクリアすれば、とか何周かすれば、などいろいろ噂だけはありますが証拠がないため噂止まりです。
(一部「ある」とするサイトも存在するが、ソースがないうえ殆どが転載記事。またソースの一つとされる雑誌記事は、カードリストの状態からおそらく最終デバッグ用かゲーム取材用の特別ROMまたは改造データで取られたものと推測)

・ 監督やコーチ以外のOBカードが使える?!
使えません。が、一部の選手はドリームペナントの「マイ選手」でデータだけ作れます
ただ過去作と違って専用グラフィックがあるわけではないので、能力とスキルが固定の特殊なマイキャラ、といった感じになります。
多くの攻略ページで取り扱っているので、調べればヒットすると思います。
ほとんどは過去作からの流用だそうなので、2011(?)あたりの攻略情報あたりも参考になるかもしれません。

<弱いマイ選手は救われない?>
 ファミスタリターンズでは最大20人のマイ選手を登録でき、マイチームに入れられます。
(一部「最大10人」の情報がありますが、説明書を読まず11人め登録を試してないか、誤情報の転載か、じゃないかと思います。)

このマイ選手、能力が「セールスポイント」と「実技のポイント」で決まるのですが、実技ポイントでの加算値には限界が有るため、スタークラスの選手にするにはセールスポイントによる初期能力が重要になります。
しかし、選手の能力を決めるセールスポイントの初期レベルは1で、その状態で選手を作成してもPP20台の選手しかできません。
最終的な能力も、スキル込みでPP50前後くらいです。

最終的に全要素を解禁した後に作りなおせば良いのですが、愛着があって消せない、ということもあるかもしれません。
そうなるとその選手は残念状態でベンチ入りか、ファミクエ要員か、という感じになりますが、一応救済策もなくはありません。
それが、ドリームペナントの「トレーニングマス」です。

実はドリペナのトレーニングマスでは、マイ選手がいる場合にごく低確率で「特別練習志願」が発生します。
これは別の選手をコーチとして指名することで、志願してきた選手のパラメーターにコーチ選手のパラメーターの一定値を加算できる、というものです。
これを繰り返せば、低PPの選手でもレギュラーくらいの能力まで上げることができます。
(実在選手だけのチームだと出ない、と思われるが不明)

とはいえ、ピッチャーなどは初期決め球の関係もあるので正直作りなおしたほうが良いかもしれないんですけどね^^; (マイ選手は開放されている全決め球を初期選択できるため)

ちなみに、マイ選手の初期PPは固定値5にセールスポイントレベルの5倍を足し、更に実技ポイントボーナス補正(最大10)を加えたもののようです。
もしそうだとすると、理論値で「下限=20(5+5+5+5+0)」「上限=75(5+20+20+20+10)」となります。
もし本気で使える選手を作りたいならセールスポイントLv4で固める、というのが相場ですが、逆に能力が偏りすぎて使いづらくなるので低LVのものも程よく組み込むほうが良いでしょう。

<クエストクリア後のコイン回収>
 ファミスタクエストでガシャを回すためのコインは、「各難易度の初回クリア」「いち都道府県の完全制覇」「突発イベントの勝利報酬」で入手できます。
ただ、突発イベントは発生率が低めなうえ、入手数だけで考えると都道府県制覇を何度も繰り返したほうが多くたまります。
これだけ考えると、正直不毛に感じるかもしれません。

さらに、全都道府県をクリアしてメタル星人も完全撃退しないとLRコイン入手の夢の対戦は開放されません。
とはいえLRガシャはOB&N/NJのSRカード確定なので、これをひたすら回し続けないとカードコンプはほぼ絶望的です。
(やりこんでいれば)比較的縛りの緩い九州・沖縄や北海道で試合を繰り返してはイベントを待つ、という方が良いでしょう。

おまけですが、最終レベルでのコインレートは以下のようになっています。
  • シチュエーション・・・弱い:N20、強い:R10、最強:SR5で全イベント共通。1、2分でケリを付けられないもの(7回X点ビハインド)はやめたほうが逆に効率的。
  • 夢の対戦・・・デッキレベル=コインレートで、SR5、SR10/LR5、SR20/LR10、LR20と分かれる。出てくるデッキはほぼドリームペナントのファイナルと同じだが、アダルトナイツのみOBオンリーデッキに置き換わっている。メタル星人リターンズ(LR20)のみクエスト限定。コイン稼ぎのメイン。
  • メタルズ(UFO)・・・LR2で固定。夢の対戦の激レア(LR20)とは別。貴重なLR供給源のひとつ。
もひとつおまけに、コインを取りこぼさないためのリセット法について。
  1. 移動前にオーダー変更などをしておく
  2. イベントマスに移動する
  3. オーダー変更などをせずに試合を開始する
  4. 試合をやり直したくなったら、HOMEボタン>おわる(オフライン時のみ)かPOWERボタンでソフト終了後、ゲーム再起動
ちなみに、オーダーの直接操作ではなく「マイチームの呼出でオーダー変更する」とクエスト進行状況はセーブされないので、仮にリセットしてもイベントは消えません。
なのでファミクエをするときは、マイチームスロットのひとつにイベント専用オーダーを入れておくと事故率が下がります。

あと、ちょっと手間はかかりますがイベントマス移動>いいえ>ゲームをやめる>ファミクエ再開、とやれば移動無しでイベントが始められる状態になります。
ただ、うっかりファミダスでやらかすとイベント自体キャンセルになってしまうかもなので注意しましょう。


<決め球対策>

 対人戦や高レベルのCOM戦で厄介なのは「決め球」です。
種類が豊富な上に異常な変化をするものもあるので、下画面に表示されているからと言ってそうそう対応はできません。

実は決め球には「基本の球筋が直線」という決定的な特徴があります。

横変化球のようなカーブを描く例外ももちろんありますが、それ以外はすべて直線的に飛んできます。
(左右ブレ球も、ブレ幅の中心を取ると一応は直線です)
後出し変化球が常識のファミスタにおいてまっすぐの棒球が来ることはほぼないので、棒球=決め球orチャンスボールの2択、ということになります。

一応、各種決め球に対応できる、かもしれないポイントを挙げておきます。

・ チェンジアップ系

ベース近くで急激に速度が落ちる球種。
ベースより後ろに立ってボールを見極めればただの棒球だが、「メタルボール」のように異常に球威が上がるものもある。
三振でなければ、球速次第でスイングし直しで当てる「2度振り」も有効。
厄介なのは「ムーンストップボール」などの急停止系だが、要領は同じ。

・ 豪速球系

ベース近くで球速が上がる球種。
スローボールと見分けがつかないので、「外側に引っ張る」という意識で若干遅めにバットを出すのがポイント。
球種によって初速や最高速が異なるほか、ジャイロカッターのように微妙に変化するものもあるので注意。
厄介なのが「ゴーストボール」と「超速球」。
ゴーストボールは打席の前か後ろに立てばかろうじて当てられる。
超速球は緩急混ぜられるとほぼ無理ゲーだが、球速が完全固定なのでそれしか投げないユーザー相手なら割と楽勝だし、バント殺法にも弱い。

・ スライダー、シュート系

水平方向に曲がる球種。
ボールの出し入れでストライクからボール、ボールからストライクといった感じで翻弄されやすい。
ベースの後ろ側に立ち、ボールからストライクに入ってくるコースに来た時のみ手を出せるように準備しておくと楽に打ち崩せる。
先発や中継ぎ1人目にこの球種を持つピッチャーがいるなら、ボールが曲がっていく方の打席に立つバッターを固めればデッドボール戦法で点が稼げる。(右投げスライダーなら左打席、など)
「トラクタービーム」や「高速スライダー」のように変化と同時に球速変化するものもあるが、要領は同じ。
ちなみに変化の少ないツーシーム系は、ボールに合わせて立ち位置を少しずらせば当てられる。

・ 縦変化系

縦方向に曲がり落ちる球種で、フォークのような純粋な縦方向のみと、横変化を伴うカーブ・シンカー系がある。
ほぼ当たらないので、手を出さないのが基本。
通常はスローボールと見分けがつかないが、チェンジアップのような減速をするパームのように十字ボタン上フォークと同じ前兆動作をするものもある。
この手のピッチャーは決め球と見分けがつかないスローボールを捨て、ストレートを打ち崩していくこと。
カット技術に自信があるなら、決め球以外のボールをファールにして逃げ続け、スタミナを削っていく手もなくはない。
ちなみにCOMは何故か、カーブ・シンカー系を「ボール>ベース上」という無駄な出し入れで使ってくることが多い。(そもボール球なのでほぼ釣られない)

・ スローボール系

普通の棒球。。。ではなく、画面外にはみ出す山なりのボール。
ベースの後ろ寄りで打てるコースに落ちてくるので、そのあたりに立って落ちてくるのを待ち構えれば簡単に打てる。
「ブラスター」だけは落ちてくるときに加速するので、タイミングに注意。

・ ブレ球系

左右にブレながら向かってくる球種。
小ブレの「ムービングファスト」からジグザグそのものの「ドリフト」まで、ブレ幅は千差万別。
当てようと思えば当てられるものの、芯で捉えるのはかなり難しい。
ホームベースの少し後ろに構え、「ピッチャーと変化の中心を結ぶ点」を打ちぬくつもりで振ると意外に打てる。(ベース上を通過しないとストライクにならないのでそこは必ず通る)

2015年10月24日土曜日

ゲーム小ネタ:セブンスドラゴンのつまづきポイントまとめ

 ドラゴンを狩りつくすRPG、セブンスドラゴン(通称ナナドラ)シリーズの引っ掛かりポイントをまとめてみました。
ベテランハントマンor13班メンバーたちには消化不良の内容かもしれませんが、あくまでも「新人メンバー」向け、ということでご容赦ください。
また、個別ストーリーの攻略については載せてないので、その辺はベテラン勢の攻略ブログやwikiあたりを調べると良いです。


<ドラゴンが倒せない!>

 セブンスドラゴンシリーズは基本的にランダムエンカウントバトルですが、討伐対象のドラゴンはすべてシンボルエンカウントとなっています。
このドラゴンシンボルに接触すればドラゴンとのバトルに突入する、ということになります。
ちなみに、ドラゴンシンボルの近くで雑魚戦をしているとそのバトルに乱入してくることもあります。
もし「世界樹の迷宮」という3DダンジョンRPGシリーズをプレイしている人であれば、「F・O・E」と言えばピンとくると思います。(元々のプランナーが同じですしね)

 このドラゴン、実は戦闘開始からの経過ターンで攻撃パターンが固定されています。
HP残量によりパターンが変化することもありますが、その場合でもHP変化したターンを1ターン目として新たな攻撃パターンセットが始まります。
つまり「ドラゴンごとの攻撃パターンを学習してバトル前に対策をしておけばほとんどは勝てる」ということになります。
(固定シンボルであるかぎり例外は確かかない、はず。とある場所でのランダムエンカウントのはわりとランダムかも)

ドラゴンが倒せない場合、その多くは「状態異常への対策不足」「レベル不足や装備不十分による被ダメージ率の軽減不足」が理由です。

まず、状態異常をかけてくる敵にはそれに対抗できるアクセサリの装備や回復できるアイテムの補充を行い、対策しましょう。
あくまでも個人的な考えですが、対策の優先度は「即死>石化>ストップ>=錯乱=混乱>麻痺>毒>その他」です。
食らうと回復するまでバトル不能・阻害になるものを優先的にガードし、その次にスリップダメージの大きい毒をガードするとわりと安定します。
(実は最終作で苦戦しやすいとあるボスも、この優先度でガードするとある程度安定します)

それでも対抗できない場合、レベルを上げたりお金を稼いで装備を充実させたりして戦力の底上げをしましょう。
また、2作目以降は拠点改修が可能になりますが、まずはショップ拡張を再優先、次にカット系のアクセサリがもらえるものを優先しましょう。
例外もありますが、

それでもだめ、ということは、相手の最大攻撃をまともに食らっているという可能性があります。
仮に防御抜きで生き抜いたとしても、ドラゴンは2回攻撃なので早々は生き残れません。
ドラゴンが最大攻撃を繰り出す前には、必ず前のターン(中ボス級以上の中には2ターン前)に「予備動作」として特殊なアクションをします。
これが来た次のターンにはまず確実にその時点での最大攻撃が飛んで来るので、防御を選択したりダメージ軽減スキルを使用したりして被ダメージを減らしましょう。

もちろん、相手が攻撃する前に瞬殺を仕掛ける、という手もありますが、かなりシリーズをやりこんだ人でないと難しいかもしれません。
(シリーズを通じて、登場するドラゴンとその戦法はほとんど共通しているため)


<イベントボスが倒せない!!>

 セブンスドラゴンシリーズでは、本筋のストーリー以外に、依頼を受けて仕事をこなす「クエスト」というものがあります。
このクエスト、通常は簡単なおつかい程度ですが、ゲーム中盤以降になるとかなり強いイベントボスを倒さないといけないこともあります。
一応、基本戦術はドラゴン戦と同じなので、トライアル・アンド・エラーで戦略を練ればある程度はクリアできます。

しかし中には、「Xターン経過後に瀕死・即死級ダメージを与えてくる」という厄介なボスもいます。
かなりの人がこのタイプのボスに手を焼いていると思いますが、これを倒すコツは「防御・回復よりも瞬殺を狙え」です。

実は、味方のレベルが適正以上であれば最大攻撃を仕掛けてくるターンまでには相手のLFを削りきれる設定になっています。
そのため、うっかり回復や防御をして攻撃を抜かしてしまうと、なすすべなくやられてしまうことになるのです。
場合によっては特定クラスのメンバーひとりで敵に挑まないといけないこともあるので、やられるまえにやれ、が重要なのです。

 一応おまけ。
「毎ターンHP回復して倒せない」というボスは、当然ながら1ターンで相手のHPを削りきれば倒せます

これを実現するには、最大ダメージを叩き出せる「奥義」と、ダメージを底上げするチャージ系スキルや攻撃力を上昇させる補助スキルが必要になります。
ちなみに、奥義の使用にはエグゾーストゲージのフルストックが必要になるので、必ずバトル前に貯めておきましょう。
あとは、初手でダメージ上昇系の仕込みを行い、次で奥義を叩きこめば勝てる、はずです。

もし奥義が入手できないタイミングでバトルする場合、睡眠や麻痺といった行動阻害系の状態異常を使うことが想定されているかもしれません。
その場合は、そういった状態異常を付与できるスキルを持つメンバーをパーティーに入れてバトルしてみると、意外とすんなり勝てるかもしれません。


<「シナジー」を追求せよ>

 セブンスドラゴンシリーズは自由にパーティー編成できます。
通常であれば脳内ソースをフル活用して好きな外見やクラス(*)などを組み合わせたメンバー構成にするところでしょう。

しかしスキルの中には、同一クラスまたは別クラスとの同時運用を主眼においた連携用スキルのようなものがいくつかあります。
例を挙げると、「指定属性の物理攻撃、魔法攻撃への追撃」「他者のリアクト(**)への追従」「特定クラス専用弱体化(ハッキング弱体など)の付与」です。
(ネット界隈の一部では、これを指して「シナジー」なんて呼んでいるところもあるようですね)

それらのスキルは、パーティーに連携対象となるクラスやスキル持ちのキャラがいないと、たとえ最高レベルで所有していても「死にスキル」になります。
もし十全の連携を目指すなら、スキルの特性を十分に把握したうえで、うまく連携できるクラスと組み合わせるようにしましょう。

もちろん、「俺の嫁が最強なんじゃー!シナジーなんか知らん!!」なんて人は、その道を突き詰めても問題無いです。


<急がば回れ!?>

 このセブンスドラゴンシリーズ、実はボスドロップではほとんど良いアイテムが手に入りません。
そのため、ストーリーだけをグイグイ進めていくと、かなりの確率で状態異常に泣かされたりダメージ不足に悩んだりします。

実は、このシリーズでは脇道にそれて色々回ったほうが儲かる設計になっています。
例えば、クエストをこなしたりダンジョンの脇道に入ったりすると、その時点のドラゴン戦に非常に有用なアイテムが入手できる、なんてことがままあります。
また、ストーリーが進むたびに街や拠点の人々に話しかけると、有用なアイテム(しかもボス戦が有利になる!)やスキルを与えてくれることもあります。

どうしても短時間クリアしたいなら止めはしませんが、出来る限り回り道をしながらプレイしたほうが結果的に楽になります。
場合によっては、節目(帝竜撃破など)ごとに町の人に話しかけ直す、なんてことも必要かも?

ちなみに、アイテムが手に入らなくても「ストーリーについてのこぼれ話」みたいなものが見つかることもありますよ。


以下、ネタバレ注意のおまけ。。。

2015年10月11日日曜日

日常小ネタ:モバイル充電器の落とし穴

 爆発的に普及したスマホ。
それに合わせて「モバイル端末用充電器」という商品も数が増え、各所にあるコンビニや駅の売店など「ここにあると便利」というところに置かれるようになっています。
しかし、購入するときに色々注意しないと「せっかく買ったのに使いものにならない!?」なんてこともあるので注意が必要です。

 まず一般的なスマホについてですが、よほどニッチなもので無い限りは「OOO用充電器」というかたちで商品が売られています。
それ以前にAndroid用、iPhone用の2系統それぞれで接続プラグの形状が統一されているようなので、余程のことが無い限りは間違えることはないでしょう。


 問題になるのは、一般的にスマホと呼ばれる物以外に充電する時です。

 まずガラケー・ガラホですが、端末メーカーごとに充電端子が異なることがほとんどです。
しかも専用の充電器は携帯キャリアのサービス店や家電量販店などの携帯コーナーなどに行かねばならず、コンビニにはあまり置かれていないことがほとんどです。

この手の端末では、もし出先で充電が切れかけても充電器を買って対応することが難しいので、あらかじめ充電器を購入しておくか、スマホ用からガラケー用に端子変換できるケーブルまたはコネクタを準備しておきましょう。
そうすれば、電池・充電器を買えばいざというときに充電できる体制が整います。

なお、充電器付属の電池は「1発限り」といった感じなので、充電器を常備しておくなら必ず未使用の電池に交換してから使用するようにしましょう。
一度使った電池は、置き時計やリモコンなどに放り込んで電力消費させればOKです。

 次に中型以上のモバイルタブレット・PCです。
この手の端末は、スマホ向けの一般的な充電池を使用することは可能です。
しかし充電池容量が比較的大きいため、完全充電はまずできません。

特に店売り充電器として一般的な「アルカリ電池付き」のものでは、ほとんど充電できないうちに電池が失くなってしまうことがほとんどでしょう。
一応電池を高出力のものに換えれば多少充電できますが、大抵はその場しのぎレベルです。

こういった端末を持ち運びしている方は、あらかじめ外出前に端末の充電を完了させておき、あくまでも予備として「ノートパソコン・モバイル用携帯リチウムイオン充電器」を家電量販店などで購入しておくようにしましょう。
「転ばぬ先の杖」的な対策になりますが、データ破損時のリスクが高いモバイルタブレット等を使用するなら、それくらいの備えは必要かと思われます。
最近では搭載電池数が多かったり、大出力のリチウム充電池を使用したりしている「急速充電型」もあるのですが、それでもモバイルタブレットを充足させる程のものにならないことがほとんどです。


 これはおまけですが、充電池内蔵型の携帯ゲーム機もほぼすべてスマホ用充電器で充電することが可能です。

大手家電量販店併設のゲームフロアのほか、ブランドを問わないならゲーム販売のあるレンタルビデオ店や100円ショップのゲームグッズコーナーなどでも手に入ります。
なお、ほとんどがUSB端子からの変換になるので、充電器はUSB(メス)のコネクターがついたものを使用しましょう。
ただし、これができるのは最新に近い機種のみですので注意しましょう。(メーカーが開発してないか、生産中止しているため)

ゲームポーチにこのコネクターを常備しておけば、家族で遠出するときにちょっと充電器を借りて、なんてこともできますよ。
(親が充電器を貸してくれるかどうかがそもそも問題になるでしょうけどね)

2015年10月8日木曜日

ゲーム小ネタ:ガンダムブレイカー2de無理やりガンプラ

 1作目よりも採用パーツが増え、さまざまなガンプラが「素組み」できるようになったガンダムブレイカー2ですが、採用されていないガンプラもまだまだあります。
そういった不遇なガンプラを無理やり再現してみよう、というレシピページです。
微妙なネタばかりですが、まぁネタとして見ていただければ、と。


<ザクII改・一般機>

 頭部を「ザクII」に変え、少し濃い緑でペイントします。
ゲームで採用されているのは、実は頭部が兵士のヘルメットのような(近衛師団用?)パーツなのです。
指揮官機にするならツノ付きの「ザクIIS」の流用で。

同じような組み合わせでペイントをライトグリーンやパープル系に変えれば、Zガンダムのハイザック風になります。
残念ながらミサイルポッドは諦めないと、ですが。


<アストレイゴールドフレーム>

 初期型のゴールドフレームは、アストレイシリーズのフレーム部やアンテナをゴールドに塗ればOKです。
ただしレッグだけはオプションのないブルーフレーム一択になります。
これは前作でパチもんガンプラとしてでてきました。

ちなみに追加配信されているゴールドフレームは改修型の天2種だけなので、流用しても再現はできません。


<Oガンダム>

 ガンダムをベースに、ボディをダブルオー、バックパックをエクシアにすればOK! と思いきや、ヘッドはガンダムMk-IIにしたほうがそれっぽく見えます。
ちなみにシールドは、インパルスの機動防盾(オープン状態のもの)を遠目から見ればかなり近いです。
ペイントはグレーに近い初期カラー、トリコロールの実戦配備型のお好きな方でどうぞ。


<ガンダムF90>

 NT-1をベースに、腕をHi-v、レッグをガンダムにすればそれっぽくなります。
シールドは、形状の近さでジム・コマンドかジム・カスタムの曲面型シールドあたりをチョイス。
ややマイナーどこを攻めてみました。


<陸戦型ジム>

 陸戦型ガンダムをベースに、ヘッドをジムIIかパワードジムカーディガンあたりに変えるとそれらしくなります。
ジムらしくするか、ちょっとかっこよさげにするか、といったチョイスです。


<リゲルグ>

 ゲルググJをベースに、ヘッドを高機動型ゲルググに変えるとわりと近くなります。
ペイントは高機動型ゲルググのパレットを流用してやれば手っ取り早いです。

2015年10月6日火曜日

日常小ネタ: バンソウコウを使う時の注意点

 軽い擦り傷などの手当てとして貼ることの多い「バンソウコウ」。
傷が癒える前の間、外的要因によって傷が再び開くのを防いだり、付加機能によって消毒殺菌をしたり傷の治りを助けたりといろいろな恩恵を与えてくれます。

しかし、使い方や貼り方を誤ると、傷の治りを悪くして思わぬトラブルを呼び込んでしまうこともあります。

 まずバンソウコウを貼る時ですが、「傷が覆えれば良い」程度の考えで雑に貼ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、適切なバンソウコウの選び方や貼り方をしないと、傷が逆に悪化してしまうこともあります。

ガーゼなど傷を覆う素材がついたものは、傷のサイズよりもやや大きい面積のものを選ぶようにしましょう。
傷とほぼ同じサイズのものでも一応は保護できるのですが、皮膚の伸び縮みや粘着部のずれなどによって傷に粘着部がくっついてしまうと、かさぶたが剥がれるなど傷の治りを悪くしてしまう状況になることがあります。

また、肘や膝など皮膚の伸び縮みが激しい関節部の傷に貼る場合は、なるべく皮膚を軽く伸ばした体制で貼るようにしましょう。
もし皮膚が縮んだ状態で貼ってしまうと、傷の周囲の皮膚が伸びると同時にバンソウコウが引き伸ばされてしまいます。
さらにバンソウコウが粘着力の強くて伸び縮みする素材でできたものだと、傷がバンソウコウによって強く引っ張られて開いてしまうことがあります。

こうなると、せっかく治りかけた傷が開くだけでなく、最悪繰り返し「傷を作ってしまう」状態になるため、痛みが繰り返し襲ってくるほか細菌による化膿や炎症を引き起こしてしまうおそれが高くなります。
もし痛みなどの異常を感じたり、負傷から時間がたっても浸潤(体液の染み出し)が止まらなかったりする場合は、バンソウコウの貼り方が誤っていないか確認したほうが良いかもしれません。

 次に、使用するバンソウコウごとの注意点です。
これは自身が医療関係者ではないため確かなことはいえませんので、あくまで「参考程度」としておいてください。

 一般的なガーゼなどがついたものについては上に挙げたものが主な注意点になります。
加えて、水濡れなどによる傷口付近への浸水に注意してください。
さらに夏場や運動時などは発汗によってバンソウコウ全体が湿気を帯びることもありますので、こまめに確認して問題があれば交換しましょう。
また、保護材に消毒殺菌の効果を持つ薬剤を染み込ませたものについては、通常の医薬品と同様に「使用期限」が書かれていることが多いので、購入の際には必ず箱書きを確認しましょう。

 最近増えてきた「かさぶたを作らないバンソウコウ」については、より注意が必要になります。
このタイプは傷にかさぶたができる前に貼ることで、傷を覆う素材が水分を含んでかさぶたの代わりになります。

その性質上、もしバンソウコウを貼る際に隙間を作ってしまうと、吸収しきれなかった水分や体液などが滲出してくることがあります。
傷の状況によっては化膿した部分が含まれることもあり、傷の周囲が不衛生な状況になることに加えひどい悪臭の原因になることもあります。
また、バンソウコウ内部の水分が多くなるため、通常のバンソウコウより粘着部の面積を大きくしないと短時間で剥がれやすくなってしまうことにも注意しましょう。
包帯など、バンソウコウを固定すると同時に水分等を吸収できるもので固定するのも手かもしれません。

 ガーゼなどの保護剤がついていない、薬剤の含まれた粘着テープのみのものもあります。
この手のものは通常、皮膚のしもやけやひびわれなど表皮の損傷がかなり軽度のものに使用するものです。
もしかさぶたなどができる傷に対して使用した場合、通常のバンソウコウより剥がれた際の傷への影響が大きくなり、最悪、負傷した時よりもひどい傷にしてしまう恐れもあります。


 使い方に迷った場合は、薬局などで問い合わせるのが賢明でしょう。
応急的に使用するためのものを買うなら量販店などで購入しても問題ないと思いますが、本格的に傷の手当をする場合は質問ができる薬局などの方が良いでしょう。

2015年9月26日土曜日

諸々小ネタ:モバイルWi-Fiルーターを有線ネットワークに接続する

 ADSLサービスの基本提供終了に伴い、有線インターネット回線の選択肢がせばまることになりました。
特に光や有線放送回線などに切り替えられない地域や建物などでは、やむなくモバイルWi-Fiルーターに切り替える人もいるかと思います。

この端末、携帯番号を使用して通信を行う「通話できない携帯・スマホ」みたいなものなのですが、無線接続が原則なので家庭内にある有線LANでは直接つなげません。
「あれ? 無線LANアクセスポイントならつなげるんじゃ。。。」と思いがちですが、実は親機同士は無線接続できないのです。

「じゃあパソコンやテレビからインターネット出来ないじゃん!」と思われるでしょうが、実はちゃんと救済策(?)があるのです。


 公式に提供されているのが、「有線LANポート付き充電クレイドル」というモバイルWi-Fiの付属品です。

これは充電時にセットするクレイドルに有線LANポートがついているもので、そこに端末をセットすれば無線だけでなく有線ケーブルでもネット接続できるようになる、というものです。
多くの場合、端末購入の際に「クレイドルはご入用ですか?」と聞かれるはずなので、もし有線ケーブルでネット接続したい場合は有線LANポート付きかどうかを確認してから購入しましょう。
ちなみに、原則として本体とは別売りです。

ネックなのはクレイドルにセットしていないと有線接続ではネットにつなげなくなる、ということですが、端末を持ち歩かないなら問題ないでしょう。


 次に、「ワイヤレス(無線)エクステンダー」という無線電波を仲介する機器を間に挟む方法があります。

ワイヤレスエクステンダーは、もともと「弱い無線電波を仲介して強め、無線通信エリアを広げる」ために使用するものです。
たとえば1階の無線LANルーターの電波を2階でも使用したいとき、この機器を良い位置に配置して2階にも電波を届かせる、といった使い方をします。
イメージとしては、無線ルーターとエクステンダーが一つの大きな無線ルーターを形成するような感じでしょうか。

実はこの機器の一部には、通信用に有線LANポートを設けたものがあります。
ここから従来の有線ネットワーク(のハブ)をケーブルで接続すれば、クレイドルがないモバイルWi-Fiルーターでも有線ネットワークと接続することが出来ます。
ちなみにエクステンダーが電波を拾える範囲であればどこにモバイルWi-Fiルーターを置いても良いので、置き場所に困ることもあまりありません。

ただし、通信環境を整えるために少々ネット接続設定の知識が必要になります。
(といっても、宅内LANを構築できるならどうにかできるとは思いますが)
少し面倒なので、ちょっとだけ覚悟してかかってください。

  1. モバイルWi-Fiルーターを起動し、Wi-Fi通信ON状態にする
  2. エクステンダーと設定用の端末(PCやスマホ)を接続する *端末により接続方式が異なります
  3. ブラウザソフト・アプリを起動し、エクステンダーの設定画面(HP)を開く
  4. 画面の指示に従い、モバイルWi-FiルーターのSSIDと接続パスワードを登録する

言葉では単純に見えますが、実際には端末のセキュリティ情報を控えたり、既存ネットワークで干渉しそうな設定を変更したりと、色々苦労があります。
特に凝った設定にしていればいるほど、設定が完了するまでに多くの時間がかかります。
場合によっては設定画面そのものが開けないこともありますので、この設定を行う前に可能な限り通信設定を初期化しておくことをおすすめします。(特にIPアドレス関連)

諸々小ネタ:ネットサービスの切り替え

 インターネット黎明期を支えた電話回線ネットサービスですが、どうやら一部を除いては終焉に向かっているようです。
これは通信機器の老朽化やより高速なモバイルや光通信回線の普及による需要低下などが主な理由のようです。

ただ、いきなり「通信サービスを終了します」と言われても、どう対応して良いかわからないと言うのが実際のところだと思います。


 まずは、主なネット接続方式をあげてみます。

  1. 光回線
  2. 有線放送回線(ケーブルテレビなど)
  3. 携帯・スマホ・モバイルWi-Fi通信回線(携帯電波通信)
  4. 電話回線(ADSL含む)

このうち電話回線については、ADSLの基本サービス提供終了で電話線通信(ダイヤルアップ)のみのとなるので、選択肢としてはほぼ除外されます。


では、もし「接続サービスを変更したい」という場合。
その選択は、基本的に「住環境」に左右されることになります。


O 一戸建て

 一戸建てであれば、すべての方式を選択できます。
ただし自由に選択できるのは持ち家に限られますし、通信サービスの提供エリアによっても制限されます。
また、サービスによっては通信使用料が別途かかったり、大量に通信をすると接続しづらくなったりするものもあるので注意が必要です。

基本的には家族の使用状況にあわせて選択するのがベストですが、有線ネット通信を選ぶのが良いでしょう。
通信速度が比較的安定しているので、携帯電波を使うよりも安定することがほとんどです。

残念ながら有線ネットサービスエリア外の場合、携帯電波を選択しないといけないこともあります。
なお、そういった地域に限ってはADSL回線が限定提供されるようですので、通信速度を問わないならそちらを選択するのが良いでしょう。


O 集合住宅

 集合住宅は管理会社によって変わります。

通常であれば勝手に工事をすることは出来ないので、携帯電波しか選択肢がありません。
しかし、管理会社に相談して工事の許諾を得られれば有線ネット回線の導入も可能です。

ネックなのは、賃貸などでは退去時に撤去が必要なので、その分工事費がかさむことです。
また、集合住宅の戸別に敷設できる回線は限られているうえ、建物に傷を付けない工法でないと許諾されないことがほとんどです。
そのため、よほど高速回線が必要だということでない限りは選択するのは難しいと思われます。

最近では、ネット接続設備がすでに導入済みであとは契約するだけ、というところもあります。
分譲の場合はどうなのかわかりませんが、おそらく同様だと思われます。
この場合は選択の余地がないため、仮に不満があってもその通信会社を使い続けるほかありません。


 サービス切替時に問題となりがちなのが「インターネットサービスプロバイダー(ISP)」の契約です。

 基本的に、同一通信会社の別サービスに切り替える場合であれば接続時の認証情報(IDなど)が変わるだけでほとんどの付帯サービスは維持されます。
しかし、通信会社が変わると、残念ながら旧来のサービスはすべて解約の必要があります。
通信会社の営業や設備工事会社の勧誘の一部で「サービスを保持したまま他社に乗り換えできる」と受け取れる説明をする者がいるようですが、原則そのようなことはありえないので注意しましょう。
(単なるユーザー無視の営業ノルマ稼ぎか、ビジネス日本語が不自由な残念な人材なのではないかと思われます)

例外的に、提供サービスが寡占になっている光通信についてはISPの通信サービスを他社回線でも使用できるものがあるようですので、回線変更時に問い合わせてみると良いかもしれません。

2015年9月12日土曜日

スマホ・タブレットトラブル:不正なアプリ動作・HPジャンプが起きた場合は

 いつでもどこでもネット閲覧できるスマートフォンやタブレット端末ですが、その便利さが仇となることもしばしばあります。
特にその手の端末はセキュリティソフト等の導入率が低いため、詐欺サイトへのジャンプや不審アプリの強制導入、セキュリティ情報の漏洩などなど色々なトラブルが起こりやすい傾向にあります。
一応アプリストアからのインストールは承認画面が出るため不正アクセスの有無を確認できますが、こっそり仕込まれるマルウェアの多くは確認できないのが実情です。

除去する場合、知識があれば手動でもやれますが、巧妙な潜伏方法を取るものも多いようなのでモバイル用セキュリティソフトを導入したほうが良いでしょう。
なお、JARO禁的な広告で導入させようとするセキュリティソフトは、仮に有名どころのソフト・アプリだったとしてもすぐに手を出さないのが無難です。
公式サイトを偽装したページや海賊版を売りつけようとする不正サイト、セキュリティソフトと称してマルウェア等を導入させようとするページなどがあるからです。
可能な限り公式のアプリストアなどから導入するようにしましょう。


<ウェブ経由でのマルウェア感染>

 通常、こういった動作が起こるようになった際に真っ先に疑うべきなのは「マルウェア等のウィルス感染」です。
最近はそうそうなくなりましたが、スマホでも「ウェブ閲覧だけでアプリを仕込む」という手口があるようです。
パソコンでもそうですが、ブラウザでページを開いただけでその手の不審なプログラムを潜伏させるスクリプトは少なくありません。

当然、正規のインストール手順を踏んでいるわけでもないのでインストール済みプログラム・アプリのリストにもラインナップされません。
また、単に「ダウンロードの仮置き場」にある場合でも、勝手にデータ展開してインストールしたのと同じ状態になることもあるようです。

もしそれらの感染が疑われる場合、すみやかにセキュリティソフトで端末のスキャンを行いましょう。
セキュリティソフトではアプリの除去だけでなく不審なアプリパッケージの検出もしてくれることがほとんどのため、すでに報告が上がっているものであれば自動でピックアップしてくれます。

あと、某なかつくに製のものの一部にはシステム自体にそれに近いものが埋め込まれていることもあるようです。
こういったものの場合、root化した端末でないとアクセス出来ない領域にデータが仕込まれていることが多いため、まともな手段では除去できません。
ただ、うかつなroot化は他のマルウェアをシステム領域に呼びこんだり変なところを改変されて(して)文鎮化するリスクを負うことになるのでおすすめしません。
端末自体を変えることをおすすめします。


<プログラムの不正ページロック>

 内部のアプリによってホームページが固定されることがあります。
こういった場合、多くはアプリの公式サイトに繋がることが多いのですが、中にはアフィリエイトサイトや不正プログラムを仕込むサイトが開かれることもあります。
こういった場合、最悪リンクを開かなくても不正なデータを仕込まれてしまう可能性もないとは言えません。

通常、モバイル端末のブラウザ起動時に表示されるページは、「以前の起動で最後に開いていたページ」か「ホームページ指定したページ」になります。
ところが、それらの設定を強制的に無効化(あるいは上書き)し、特定のページをホームページとして表示することができるようです。

一応、設定のアプリ管理画面を開き、ブラウザのデータを不審な設定ごと全削除するとブラウザデータを道連れにホームページ設定も飛ばすことは可能です。
しかし、そういった設定をする不正またはグレーゾーンアプリを削除しないかぎりは解決しませんので、アプリのアンインストールかセキュリティソフトでの不正ソフト除去機能で削除しましょう。


<アプリ内の不正広告>

 最近多い手口が、GoogleのAdMobをはじめとするアプリ内広告機能を悪用して不正アプリへのリンクやアプリ自体を仕込むものです。
AdMobは、アプリ内に広告を表示する機能をもたせて広告収入を得る仕組みです。
元々はアフィリエイト機能のひとつで、それ自体には害はありません(ウザいかもしれませんが)。

しかし、不正アプリを公開する抜け道として広告を利用する手口があるようです。
広告機能を利用してアプリ審査やアプリスキャンを切り抜け、不正を続ける、ということですね。
また、自ら不正広告を選んで掲載するインターネットサイトのものとは違い、アプリ内広告の中にはいろいろな理由で開発者の意図しない広告が配信されることもあるようです。

さすがにこれは「人柱」によるストアへの報告などで対応してもらうしかないのですが、アプリ検査する組織もあるようなので、以前よりは公開停止や注意喚起などの対応が早くなっています。
広告を掲載するアプリを使用したあとに異常動作が増えた場合、アプリストア運営元などに連絡して同じような報告が上がっていないか確認したほうが良いかもしれません。


以下おまけ。。。

2015年9月5日土曜日

はみだしコラム:「モバイル」機器も使い分け次第で

 最近はケータイやスマホの高機能化やタブレット型などの携帯しやすいモバイルPCが増えてきたので、色々な作業や遊びをいつでもどこでも手軽にできるようになりました。
しかし、端末が増えるに連れてそれぞれの端末の「立ち位置」が曖昧になってしまい、何をどう使えば良いか、という住み分けが難しくなってきています。

自身も、パソコン2台(作業・ゲーム用ノート&ネット用デスクトップ)に最近買ったWindows+AndroidのデュアルOSタブレット、古いAndroidタブレットを所有しています。
更にメモ書き用にキーボード折りたたみ型のPomeraもあります。
(ちなみに、約20年前の電子手帳なんてレア物もあったりするんですけどね)

これだけでも、「簡単な事ならどれでもできるけど、逆にどれでやれば良いか分からない。。。」という状況に陥りそうになります。

 でも、よくよく考えてみると結構単純なことだったりするんですよね。

メモ書き中心のPomeraさんはわざわざパソコンを使うまでもない雑記や文章書きに使う。
Androidタブレットは専用アプリを起動するときに使う。
Windowsタブレットはネットでの情報検索やブログ更新(つまりここ)をメインに使う。
パソコンは他の端末ではできない(あるいは時間がかかる)色々な作業をする。

これだけで結構住み分けはできてますよね。
このおかげでこの夏はパソコン起動回数がかなり減り、クーラーのないワンルーム(!)でも比較的穏やかに過ごせました。
ここに色々できるゲーム専用機が入ってきても同じことで、ゲームをメインに動画を見たり音楽を聴いたりネット検索でゲーム情報を調べたり。。。とすれば良いだけです。


 「そうすると、いざOOOのデータが欲しい、って時不便じゃない?」という感じになるかもしれません。

でも、よくよく考えてみると上記の端末ってすべてmicroSDカードでデータやり取りできるので、メモリカードさえ無くさなければどうにでもなるんですよね。
ゲーム専用機はノートPCにデータ管理ユーティリティが入っているので、そこからデータのやりとりができます。
そのうえ自宅にはネット回線の変更で無意味になりかけた無線ルーターを活かした簡易LANを構築したので、パソコン&WindowsタブレットはNAS経由でもデータ交換ができるので、手段には事欠きません。

あと、データを各端末に分散させると「同期ずれ」というのが必ず起きます。
特にデータを置く端末が多くなれば多くなるほど発生確率は上がるので、同じデータを置くのは1、2端末くらいに抑えておくと個人では扱いやすいと思います。
あとは外付けのハードディスク(メインはNASで、バックアップ用にUSBの方)に保存しておけばオーケー。

折角色々手を入れたデータに古いデータを上書きしてしまったら泣くに泣けませんしね。
あと、いきなりクラッシュして端末のデータが取り出せなくなった、とか。


 おまけ。

新モデルが出るとすぐに手を出す人もいるでしょうが、よほど現在の端末に不満がなければ変えない方が良いと思います。
今も昔も、新規機器の一部には「初期不良」や「仕様の煮詰め不足」と言ったものがあるので、いきなり変えてしまうとどうなるか分かりません。
余程のLOVEがない限り、例えば単に新しいものを自慢したいだけなどの自己顕示や打算的な動機で購入すると大抵痛い目を見ます。
そうかと言って値下がりするまで待っていると次のモデルやマイナーチェンジ機が出ちゃうんですけどね。。。^ー^;

ちなみに、OSのメジャーアップグレードもちょっと待った方が良い事もあります。
特に作業用のパソコンや、ゲームプレイがメインのモバイル端末とか。
新しいOSなら古いOS用プログラムも動く、と考えがちですが、実際には下位互換機能が搭載されずうまく動かない、なんてこともざらです。

2015年9月1日火曜日

スマホ・タブレット小ネタ:タブレットPCのスクリーン微調整

 最近爆発的に普及が進んでいるスマートフォンやタブレット端末ですが、中には品質に難ありのものがあります。
特にイライラポイントとして目に付きやすいのが「タッチ判定のずれ」です。

 通常、タッチスクリーンのキャリブレーション調整は生産工場など?で行われます。
しかし、パネル性能のクセや生産品質のばらつきによって同一の調整をしても位置ずれが起こることはあるようです。
それ以前に、タッチできるかだけ確認して微調整はしていない、ということもあるようです。

そこで、タブレットPCを購入してまずやるべきことはタッチポイントの「ズレ確認」と「微調整」です。


<はじめに>

 以下の作業で調整できるのは、スクリーン解像度がタブレットサイズ(=液晶サイズ)に合っているものです。
かなりのロースペックをごまかすために専用のディスプレイドライバーで「強引に」解像度を上げているもの(例えば1024x600=>1024x768とか)は、いくら調整しても画面端でタッチポイントの飛びが発生しますので要注意。


<ズレ確認>

 まず、無調整の状態でどのくらいタッチ反応ポイントがずれているかを確認します。

Windows8(7も?)ならタッチまたはペン入力の設定画面にタッチ位置を表示するオプションがあるので、それを有効にします。
タッチ入力が可能なPCであれば、検索ボックスに「タッチ」または「ペン」と入力すれば検索に引っかかるはずです。
ちなみにWindowsVistaはペン入力を前提とした内容になっているので(ペンタブ搭載とかを前提としている?)、もしかすると設定出来ないかもしれません。

タッチ位置表示をONにしたら、画面の四隅から中央に向かってタッチしていきます。
どこをタッチしても位置ずれしていないようなら、その端末ではタッチ調整する必要はありません。
タッチ位置とタッチ表示マークの位置がずれていれば、そのあたりがタッチずれの起きているところですので、微調整が必要になります。


<微調整>

 ずれがあった場合、その量と方向を踏まえた上ででタッチパネルを調整していきます。

まず、タッチスクリーンの設定画面を開きます。
そこで「タッチ調整」というような名前のボタンを押すと、タッチパネルを調整する画面(アプリ)が開きます。
あとは指示通りに十字マークをタッチしていくだけです。

なお、指ではタッチ判定がぶれてうまく調整できないことが多いので、タッチペン(なるべく先が細いもの)で行うことを推奨します。
もちろん、静電パネルならそれに対応したペンを用意するのを忘れずに。

ポイントは、タッチずれがひどいエリアでは「ずれた方向と同じ方向に少しずれた位置をタッチする」ことです。
つまり、左上にずれていれば十字の中心より左上に、右上なら中心から右上に、というように押します。
ただ、あまりずらしすぎると逆にずれがひどくなってしまうことがあるので、ずらす幅は少しだけにしてください。
もちろん、タッチ位置がずれていないところは十字マークの中心をきっちりと押します。

通常は、この微調整を1回やればうまくいきます。

どうやってもうまくいかないときは、カタログ解像度とWindows上の解像度を見比べてみましょう。(デスクトップ右クリックしてディスプレイ設定選択すると出て来るオプションのどこかにあります)
もしカタログより解像度が高いうえに設定がカタログの値に変えられない場合、専用ドライバーで強制的に画面解像度を固定しているので、どれだけやっても悪化するばかりで調整はできません。

<おまけ>

 ちなみに、Windows OSでの調整はSurfaceなどの自社タッチスクリーンPCに特化しているようなので、うまく調整できない端末もあるかもしれません。
一般的なメーカーであれば調整用ユーティリティを提供しているので、それを利用して調整を行いましょう。
ただ、マイナーメーカーの小型タブレットやモバイルフォン(Windows搭載)などはそういったツールが無いため、完全に自力で調整しなければなりません。
その場合、有志が作成した調整補助ツールなどを利用させてもらうとうまくいくことがあります。

ちなみにAndroidOSやiOSではほぼ調整不要なようですが、端末によってはずれのやや大きい物があるようなので購入時は注意しましょう。


以下四方山。。。

PCトラブル:無線キーボードで日本語が打てない


 最近(でもないか)、スマホ・タブレットの普及やケーブル忌避などの流れで無線式のキーボードが増えています。
コードレスで使える上に持ち運びに便利なのでタブレットPCと一緒に、と考える人も多いかもしれません。

しかし、同時に「購入したキーボードで日本語が打てない/打てなくなった」という話も増えてきました。
かつて(と言っても10ン年前)はOSインストール時のキーボード選択ミスとかでよく起きてたので、少し懐かしい気もします。

 この現象を解消する手は今も昔も変わりません。

まず、Altキーを押しながら半角/全角キーを押してみてください。
もしこれで日本語入力ができるようなら、英語キーボードとして認識されているのが原因です。
日本語入力にならないなら、入力方式が英語になっている可能性があります。
もちろん「両方」ということもあるので注意が必要です。


O 日本語入力にならなかった場合

画面の右下(Windows7以前)や右上(MacOS)、チャームの言語(Windows8以降)に「EN/ENG」や「アメリカ国旗」などが表示されていないか確認します。
もしあれば、言語設定の画面を表示して日本語以外の言語を削除します。
入力方式だけが問題なら、これで半角/全角キーを押せば日本語入力できるようになります。


O Altキーと半角/全角キーで日本語入力になった場合

日本語以外のキーボードとして認識されている場合、半角/全角キーを押すと記号や数字(1)などが入力される状態になっているはずです。
この場合、日本語向けに切り替えるには「ドライバーソフト」と呼ばれるものを日本語対応のものに変更する必要があります。

通常はキーボードメーカーが公開しているドライバーソフトをインストールすればすぐに解決できます。
(インストール後にキーボード電源をOFF/ONするなどして再接続させる必要がある機種もあるかもしれません)

もしそういったものがなければ、キーボードのドライバー更新画面を呼び出して手動で変更する必要があります。

以下の手順はWindowsの場合です。
  1. 管理者アカウントでログオン/サインインする
  2. デバイスとプリンター画面を表示する(WindowsVistaはコンピュータシステムのプロパティデバイス マネージャ
  3. キーボードアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択
  4. ドライバー」タブをクリックし、ドライバーの更新ボタンを押す
  5. コンピューターを参照して検索」的な選択肢>「手動で選択」「一覧から選択」的な選択肢を選ぶ
  6. 互換性のあるハードウェアを表示」のチェックを外す
  7. リストからキーボードのメーカーを選択、なければ「(標準のキーボード)」を選択
  8. キーボードの製品名や型番を選択する、標準キーボードを選択した場合は日本語106/109キーボードを選択
問題がなければ、これで日本語対応のキーボードとして認識されるようになります。
もし「互換性がない」「インストールに失敗した」などのメッセージがでた場合は、別の項目を選びなおしてください。
それでもまだダメな場合、あるいはドライバー更新が出来ても挙動がおかしい場合は、そのキーボードでは日本語入力ができない、ということになります。

 なお、MacOSでは日本語キーボード以外になることはあまりないようです。
もしあるとすれば、PCリカバリや自力でのOS変更で言語選択を誤った場合など、特殊なケースがほとんどではないかと思われます。

 またAndroidOSは、端末によってはBluetoothキーボードなどが認識されなかったり挙動がおかしくなったりすることがあるようです。
これは端末で有効にしている機能や通信モジュールの特性によるところが大きいようなので、残念ながら諦めたほうが良いかもしれません。


 これはおまけ情報ですが、(ハード的に、あるいはソフト的に)品質のあまりよろしくないキーボードでは、無線接続が頻繁に切れることがあります。
この症状が発生すると、打ったはずの文字が抜けていたり、同じ文字が連続で打たれたりします。
もし端末とキーボードとの距離が近く、かつ周囲に無線ルーターなどの電波障害を起こす機器がないのにこの症状が頻発する場合、適切なドライバーソフトを探して入れなおし、それでもだめなら買い替えを考えたほうが良いかもしれません。

2015年8月31日月曜日

ゲーム小ネタ:初音ミク Project mirai でらっくすのひっかかりポイントまとめ

 「初音ミク Project mirai でらっくす」のひっかかりポイントをまとめていくページです。
基本的には「自身がひっかかったポイント」なので、お探しのものが書かれていない可能性もありますが、そこはご容赦を。


<2のプロフィールカードも受信できる?!>

 mirai2からデラックスに完全移行した人の中には、2での通信設定を解除してしまった、という人もいるかもしれません。
もし今からそうしようとしている人がいるなら、少し待った方が良いかもしれません。
というのも、2宛のプロフィールカードをでらっくす側で受信できる方法があるからです。

方法は、かなり簡単です。
  1. プロフィールカード画面を開く
  2. 通信交換設定画面を開く(Xボタン)
  3. 「mirai2のプロフィールカード」を「受け取る」
未だにmirai2だけをプレイしているプレイヤーも多いようなので、これを使えばすれちがいを無駄にすることもありません。


 ただし、ひとつだけ注意点があります。

それは、データを受け取れるカードは「すれちがい通信」に限られるということです。
実際に使用してみたのですが、いつのまに通信での交換データは受信することが出来ませんでした。
つまり、でらっくす側で受信してしまうと、2でいつのまに通信登録できなくなるということですね。
(自身が試した時は、すでに2のカードを交換済みのフレンドでやったので影響なしなのですが)

あくまでも「でらっくす側でカードを増やすための方法」と割りきって使うのが良いかもしれませんね。


<mirai 2 からデータを引き継いだら。。。>

 mirai2の海外版相当である「でらっくす」は、2に若干の追加要素を加えたものになっています。
さすがにそれをまた最初からやるのは。。。ということで、実は体験版にデータ引継ぎの機能が付いています。
それでも引き継げるのはすれ違い交換データや楽曲解放状態、ミラポなどに限られ、それ以外はまた一から解放する必要があるのですが。

 さてこの引継ぎ機能、実はこれを使うとちょっと困ったことになる場合があるのです。


O スタンプが獲得できない?

 2からデータを引き継ぐと、さまざまなデータがセーブ済みになっていると思います。

ところが、ごく一部を除いてでらっくすで新規作成・保存したデータでないとスタンプゲットできないのです。
しかも、2から引き継いだデータへの上書きでは新規保存とは見なされません

これに引っかかるのは、主に「コレオ」です。(というかコレオだけかもしれない。。。)

コレオの新規保存で獲得できるスタンプ(ユーザー作成とフレンドコピーの2つ)は、2からの引き継ぎデータへの上書きでは条件成立しません。
引継ぎデータをひとつ消してデータなしスロットを作り、そこにデータを新規保存しなくてはならないのです。

ただ、新規保存であればロードデータでも問題ないようですので、2のデータを残したい場合はでらっくすのデータとして新規保存すればスタンプゲットできます。
  • マイコレオ: 「つづきから」でデータロード > セーブ画面でロードしたデータを消す > 新規保存 > スタンプ獲得
  • フレンドのコレオ: コレオデータが残っているフレンドカードを表示 > コレオを見る > 中断してセーブ画面を表示 > セーブ画面でロードしたデータを消す > 新規保存 > スタンプ獲得
なお、フレンドのコレオがすべてセーブした時と変わっていた場合は。。。泣く泣く諦めましょう。
一応2の方にはデータが残ってますので、見たくなったらそちらをプレイする、ということで。


O 同じプロフィールカードが2つ!?

 2からの引継ぎではプロフィールカードがすべてコピーされます。
一応引き継ぎカードでもフレンドカードのスタンプ条件は満たせるようなので、そのまま残していても特に問題ないように感じます。

ところが、でらっくすで2の引き継ぎカードがあるユーザーと通信してカードを受け取ると、2つめのカードが追加されるのです。
(すれちがいでも、いつのまにでも)

どうやら2のカードはいつのまに通信用のフレンド登録枠代わりになっているようで、でらっくすのカードとは別枠になっているようです。
実際、同じフレンドの引き継ぎカードと新規カードがある場合、新たにカードを受信するとでらっくすの新規カードのほうが更新されます。
従って、でらっくすでカードを受信したフレンドの引き継ぎカードはいわば「死にスロット」になってしまうのです。

もし2のカードを大量に(例えば100枚以上)引き継いだ人は、登録済みフレンドのカードを受信したらすぐに引き継ぎカードを削除して枠を空けた方が良いかもしれません。


O コメントが交換できない!?

 2からの引継ぎでは、動画のコメントも引き継がれます。(一部除く※)

ここで注意するのは、2でつけた自分のコメントも、他人のコメント扱いで引き継がれるということです。
つまり、引き継いだコメントはすれちがい・いつのまに通信では交換されないのです。

もしでらっくすでも交換したいなら、そっくり同じコメントを付け直す必要があります
上限の200に近いコメントが付いている人は面倒でしょうし、「別に交換とかいいや」って人はそのままでも良いかと思います。

わりとでらっくすでは新規交換したフレンドのコメント添付率が低いのですが、もしかするとこの辺りも影響しているのかもしれませんね。


でらっくすで、PVがねんどろいど(コス変更可)のものに変更されたものは引き継ぎされない。
動画構成が異なるため、一部のコメントが内容に合わなくなることを考慮したものと推定される。


<タッチ操作の意外な活用法?>

 miraiシリーズにはタッチ操作や音声といったボタン入力以外の入力系があります。
実は、mirai2とでらっくすでの「タッチ操作」は、ボタン入力よりもやや優遇されていると思われる点があります。

まず、ボタン入力が効かない場面でもタッチ操作は受け付けてくれることもあります。
例えば、コミュニケーションでキャラを呼ぶ際などはボタン連打しても1回分しか入力を受け付けないこともありますが、タッチ操作では連打を受け付けます。
また、ショップでの商品梱包アニメ中はボタン入力が効きませんが、下画面をタッチすると演出を高速スキップでき、おやつを大量に購入する際に便利です。

また、このゲームのメインの一つであるリズムゲームでは、ボタン譜面のみタッチ操作でもプレイが可能です。(ゲーム中の下画面を見れば推測できると思いますが)
同時押しなどはタッチ操作のみでは行えないのであまり意味がないように感じるでしょうが、「通常のタッチ譜面は簡単すぎて飽きた」という人は一度プレイしてみてください。
逆にタッチ譜面でのボタン入力は出来ないので注意してください。
ちなみに、このボタン譜面がタッチ操作でもクリアできるようになれば、タッチ譜面でのSPフルやパーフェクト、全COOLコンボが楽に取れるようになりますよ。

2015年8月8日土曜日

日常トラブル:まれに危険なUSB扇風機

 パソコンなどの普及で地味に人気の出てきた卓上用の「USB扇風機」についてです。


 この扇風機は電源をパソコンなどのUSBポートから取るように設計されていて、物によっては携帯充電用のソケット変換プラグを経由して家庭用電源ソケットからも電気供給できます。
この手軽さも受けてか、最近は家電量販店だけでなくディスカウントショップや家電以外を専門とする店(の客引き用)などにも置かれるようになっています。

ただその中に、本来はUSBバス供給用でない機器に無理やりUSB電源の回路を組み込んだものもまれにあるようです。
おそらく最近はほとんどないと思われるのですが、「乾電池とUSBが併用できる」というもの、特に乾電池の必要本数が極端に少ないもの(単3電池1、2本など)には注意したほうが良いでしょう。
言ってしまえば、「やたらと安い子供の自由工作キットのようなチャチな扇風機的なにか」といった感じのものです。

こういったものの中には本来乾電池のみの製品に無理やりUSB給電の回線を増設しているものが含まれています。
その場合、USB給電側の電圧が高すぎるので減圧する必要があるのですが、その回路が銅線に抵抗1つ、というやや危険なものになっていることもあります。
こういったものは長時間使用すると抵抗を含む回路が発熱して焼け落ちる可能性があります。
そこまでいかなくても、発生した熱によって樹脂などの外装部分が加熱変形するかもしれません。

そのほか、ケーブルやモーターといった各種部品に耐久性が低いものが使われている可能性もあります。
こういった製品は非常に寿命が短いことが多く、ひと夏のつもりで買ったのにわずか数週間で駄目になる、といったこともなくはありません。


 最近の製品はAC電源用製品のデチューン品が多いようなのでほぼ問題無いと思いますが、もし「異常に安い上に作りがチャチ、なのにUSB給電」といった扇風機を見かけた時は注意しましょう。
もちろん、作りがしっかりしているのに安い、というものは単なるお値打ち品である可能性も高いのですが。

2015年7月18日土曜日

PCトラブル:Windowsアップデートのインストールがなかなか進まない

 Windows定例のアップデートでは、何故か毎回長い時間がかかることがあります。
これはスペックの低いマシンや古い世代のOSに限らず、比較的多くのマシンで起こるようです。


<スキャンが長い問題>

 よく検索でたどり着かれる人で多いのが「そもそもアップデート確認で止まっている」というものです。
(自身も経験しました)
これについてはいくつかの原因があるようですが、Microsoftのサポート情報だと以下の様なものが挙げられています。
  • Windows Update Agentのバージョンが古い: 通常は自動でアップデートされるこのツールのバージョンが古いため、データスキャンなどに問題が出ている
  • Windows Updateの障害: Windows Updateプログラムやインストール履歴データの破損、他プログラムの干渉による阻害などの問題が発生し、正しく動作しなくなっている
  • Windowsのアップグレード、ロールバックによる障害: Windowsのエディションやメジャーバージョンアップデート(もしくはそこからのダウングレード)により、Windows Updateが正常に機能不全になっている
  • セキュリティソフト(Windows Defender/Microsoft Security Essentials含む)によるWindows Update関連データへの干渉により、ファイルリードや更新がうまくいかない
この辺りの解決法についてはMicrosoftのサポートページや有志のページなどに書かれていますので、各々のユーザーで合致する症例を見つけて試してみたほうがよいでしょう。
ちなみに。。。
  • Windows Update Agentの問題・・・MicrosoftのサイトにてWindows Update Agentスタンドアロンアップデーターをダウンロードし、インストールする
  • Windows Updateの障害・・・Windows Updateに関するMicrosoft Fix Itプログラムを実行してみる、アップデート履歴をクリアする
  • Windowsのアップグレード/ダウングレード障害・・・アップグレードの場合はパソコンメーカーもしくはMicrosoftに問い合わせ、ダウングレードの場合は必要なデータをバックアップした後、リカバリもしくはクリーンインストール
  • セキュリティソフトの問題・・・Windows Update関連のファイルをスキャン除外対象にする(詳細はMicrosoftのテクニカルサポートに記載)、一時的にリアルタイムガードを切る
といった感じのようです。

なお、Windows 7(場合によっては8も?)以前のOSについては、使い込めば使い込むほどスキャンそのものの時間が長くなっていく傾向にあるようです。
加えてスキャンそのものにも問題があるらしく、例えば何らかの問題があって処理が中断されたりエラー発生したりしてもスキャンプログラムが終わらないケースが有るようです。
たとえ多少時間がかかっても、ユーザー操作で中断するのは避けたほうが良いでしょう。


<ダウンロードが長い問題>

 時々あるのが、ダウンロードが長くて先に進んでいかない、というものです。
その多くはPCスペックやネットワークトラフィックの問題(キャパが低い)ということですが、中には最新に近いものなのに時間がかかる、ということもあるようです。
こういった場合、多くは「本当に更新が多くて時間がかかっている」というのが相場ですので、パソコン動作に影響がない場合は、一度長い時間放置してみるのも良いでしょう。

 次に、Windows Updateデータが累積していくと、本来だと数十秒から数分で終わるはずのデータスキャンになぜか時間がかかったり、いつまでたっても終わらなかったりする現象が起こるようです。
この場合は、Windows Update進行状況のキャンセル、Windows Update関連のシステムキャッシュの削除、更新履歴のデータを最適化もしくはリセットなどで解消することがあります。
詳細はMicrosoftのテクニカルサポートや、それをまとめた有志のサイトに詳しく載っています。

この方法は、うっかりダウンロードorインストール中に中断してしまった時の復旧にも(症例が深刻でなければ)使えるようです。
悩んでいる人は試してみては?

 更新どころか他のプログラム動作にも影響を与えている場合、Windows Updateと同時に別のアップデーターが裏でシステムスキャンやダウンロードなどを行っている可能性があります。
一部大手のアプリケーションではWindows起動直後の忙しないタイミングでわざわざ更新確認を行い、わざわざシステム動作を重くしてしまっているようなものもあるようです。
もしWindows Updateと重なるように起動しているプログラムアップデーターが見つかった場合は、更新スケジュールをずらすか、更新確認はしてもダウンロードさせないように設定変更することをおすすめします。

ちなみに意外とやっかいなのが「Microsoft Security Essentials」で、これの定義更新がWindows Updateと同種のプロセスで並行起動していることがたまにあるようです。
通常はあまり影響がありませんが、Windows UpdateとEssentialsの更新プロセスで同時に更新データを引っ張ってくる状況が起こると、共倒れして両方固まってしまう、ようです。(不確実ですが)
こうなると、Windows Update側で更新データを確認したり、インストールしたりする動作にも影響が残ってしまうようなので注意しましょう。

またまれではありますが、ダウンロード中に後から後から更新プログラムを引っ掛けてしまい、ダウンロードが終わらないケースもあるようです。
Windows Updateの二重起動はできませんが、何らかの理由で「スキャンXダウンロード」「ダウンロードXダウンロード」などの状況になった場合、裏でダウンロードは進んでいるのに表向きは何も変化なし、ということもあるようです。
ただし、バルーン通知やシャットダウンボタン通知(!マークの黄色シールド)はちゃんと出るので、この表示を目安に操作するのも手かもしれません。


<インストールが長い問題>

 やっとインストールまでたどり着いても、ある一定のところまで行くとインストールが先に進まずイライラ、ということもあります。

 その理由のひとつは、定例でインストールされる「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でのスキャンです。(インストールではなく)
このソフトウェアは、不正なソフトウェア類を適切にスキャンするため定例アップデートで配信されるのですが、インストールそのものは比較的短時間で終了します。
時間がかかっているのは、実はその後に実施されるシステムのスキャン(おそらくクイック)なのです。

ただでさえ時間のかかるシステムスキャン工程を、インストール中に、しかもバックグラウンド(ユーザーに見せない状態)でやってしまうので、インストールが全く進んでいないように見えるのです。
ちなみにこのソフトウェアでスキャンすると、クイックスキャンでも数分から数十分かかります。
フルスキャンであれば最悪1時間オーバーコース、性能の悪いPCなら1日がかりです。
回避方法は特になく、スキャンが終わるまで放置しなければならないのが現状です。

スキャン自体はバックグラウンドで行われるため完全自動更新の人は放って置けば特に問題無いのですが、スペックの低いPCの場合はシステム動作が重くなります。
手動更新の人は、このソフト以外の更新を先にインストールしてシステムの脆弱性などを塞ぎ、その後で「更新をインストールしてシャットダウン」(シャットダウンボタンが変わる)をすると良いでしょう。
もし焦れてスキャンを中断してしまい、インストールだけできている(更新一覧から消えた)状態になったときは、プログラム検索で「mrt.exe」を見つけて実行すれば、手動スキャンできます。

ちなみにシャットダウン更新中に電源OFFした場合、このスキャン動作中であれば一応あまり影響なく強制終了させられるようです。
ただし、システムが不正終了したという扱いになることがほとんどのため、正直おすすめはしません。
一応このソフトウェア自体がアップデート後の再起動に影響することはほぼ無いようですが、そもそも処理を中断するとWindows Updateのデータに色々と問題が出るので、やめたほうが良いでしょう。

 もうひとつレアなケースとして、「本来条件付きでインストールすべき更新プログラムが、設定ミスで不正にインストールされる」というものがあります。

本来ならばMicrosoft社側で制御しているものなのですが、ごくまれに設定や登録のミスでその条件分岐がうまく行かず、結果としてシステムに影響する更新が行われてしまう、というものです。
非常にレアなので遭遇することはそうそうないとは思われますが、無理にインストールしようとすれば間違いなく失敗してしまうので、こういうケースでは何もせずにサポート情報を調べましょう。

そもそも起動しなくなったらどうすんの?という話もあるかもしれませんが、その場合はサポート情報を調べるのが早道です。
会社組織であればネットワーク管理者に直接(電話orまだ生きているPCからメール等で)問い合わせるのが基本です。
また個人なら、日本人が2台は持つというスマホやケータイでブラウザを起動して情報を調べれば早いと思います。

2015年6月27日土曜日

思考パズル:ピクチャーロジックパズルの解き方・応用編

 塗られるマスの数を頼りにマス目を塗りつぶして解いていくピクチャーロジックパズル。
普通に考えれば、数字の情報にそって塗りつぶすマスを追い、パズルを完成させていく流れになると思います。

しかしながらパズルというものは非常に奥が深い物で、正攻法だけではなかなか解けません。
通り一遍で数字に従って塗るだけでなく、ヒントの特徴を見て塗るマスを増やしていくことも重要になります。
また塗るマスだけではなく、時には与えられた情報の「行間を読む」ことにより、塗らないマスを確定していくことも必要となるのです。


<ヒントを読み解く>

 特に重要になるのが、現在の状況から「矛盾」を導くというやりかたです。
これは初中級者だと意外とやっていないかもしれない方法ですが、ヒントを元にして「塗らないマスを増やす」という方法になります。
「マス目を塗るパズルで塗らないマスを増やす?」と思われる方もいるでしょうが、手詰まりや塗り間違いを防ぐにはこれがわりと有用なのです。

 例えば、連続で塗るマスの塊が2つあり、それ以外に未確定のマスが多数あるケースを考えます。

 今、横10マス、ヒントが「2・2」の例について考えてみます。
この場合だと、横10マスに対して塗られるマスは2+2で4つ、残りの6マスは塗らないマスです。
さらに、列(縦方向)のヒントにそって塗った後に連続しない2マスが確定したと仮定します。


 まず、連続しない2マスが塗られるマスとして確定したケースを考えます。

例えばこのように、両端から2マス目がそれぞれ塗られるマスとして確定したとしましょう。
そうすると、普通に考えれば確定したマスだけを塗りつぶし、それ以外は不確定であるとして何も塗りません。

しかし、よくよくヒントを見てみましょう。
ヒントとして与えられた数字の個数は「2」です。
そして、すでに確定しているマスは、塗りつぶさないマスを挟んで「2つ」です。

ということは、残りの2マスは確定マスの左右に限られ、それ以外の中央4マスは「塗られないマスで確定」できるのです。
青が未確定、Xが塗られないことで確定
その結果、たった2マス確定しただけで6マス分の状態が確定することになります。

ちなみに確定した2つのマスの間に1マス分の空きしかない場合は、その時点で全マスの状態が確定することになります。
空きの部分を塗ってしまうと3マスが連続してしまうことになるので、これは当然ですね。
また端以外の場所で塗る2マスが確定した時は、グリッドの端と未確定マスに挟まれた間が塗られないマスとして確定されます。


 次に、塗られないマスが確定したケースを考えてみましょう。


例えば上の例とは逆に、両端から2マス目がそれぞれ塗られないマスとして確定したとしましょう。
そうすると、確定するのは塗られないマスだけなので、それ以外は状態を特定できないように感じます。

しかしこのケースも、ヒントをよく見ればすべてのマスの状態を特定できるのです。

ヒントで指定された塗られるマスは、「2連続」が2つです。
ということは、逆に言うと「2連続で塗れないマスは塗られないマスで確定できる」ということです。

これを当てはめてやると、例のケースでは両端がそれぞれ1マス分しか空いていないので、ここも塗られないマスとして確定できるのです。
そうすると残りは6マスで、塗られる4マスとその間の塗らないマス1つを入門編のやり方で特定していけば、このようになります。

なんと、すべてのマスの状態を特定できてしまいました。
あとは未確定のマスが4つ残っているので、そこを確定してやればこの列はすべて確定できます。


 それとは逆で、「ヒントの共通点から塗るマスを増やす」という方法もひとつご紹介。

今、「3、8、6」というヒントのある行で、塗らないマスと塗るマスが連続する形で1つづつ確定したとします。
さてこのとき、他に状態を特定できるマスはいくつあるでしょう。

答えは2マス。

確定できるのは、「塗る」で確定したマスの隣2マス分になります。
ちなみにその隣は、他のマスの確定状況によって塗るか塗らないかが分かれるマスになります。
なぜそう断言できるのか。

その答えは非常に簡単で、ヒントの数字が「3以上」だからです。
3以上ということは、1マス確定すればその周囲2マスは必ず「塗る」になります。
その上で塗るマスの隣のどちらかが塗られないマスとして確定されれば、必然的にその反対側に塗るマスが2つできる、ということです。

これは塗るマスの多い(=数字が大きいヒントが並ぶ)パターンで比較的よく見られるものなので、覚えておくと手詰まりで悩む率が減ってくれる、と思います。


 実はピクチャーロジックパズルで手詰まりになるケースは、解答者のうっかり(確定マスを塗り忘れたなど)や出題内容に問題があるものを除くと、多くは上記のパターンで先に進められるようになります。
特に下の方の2つは見落とす割合が高い割に、手詰まりの原因になっていることが多い傾向にあります。
塗るマスだけでなく塗らないマスが確定した場合にも、他に確定できるマスがないかを見直してみたほうが良いでしょう。


<出題者の意図を裏読みする>

 また、少しいびつなやり方ですが、出題者の意図や出題パターンを推測して塗ってしまうという方法もあります。

例えばハートマークのように左右対称の図形が答えの場合、ヒントも真ん中のグリッドを挟んで左右に同じものが並ぶことになります。
このケースでは、通常端攻めが有効というパズルの定跡に加え、対象図形特有の定跡からも解答を導けます。

  • ヒントの個数が偶数なら、中央は「塗られないマス」で確定できる
  • ヒントの個数が奇数なら、中央(とその周囲の連続マス)は「塗るマス」で確定できる

ある程度の慣れは必要でしょうが、うまくいけばものの数分、グリッドが広い場合は10数分くらいであっという間に解けてしまうようになります。

ちなみに一部の行または列だけが対称形になっているものや、対称形から模様の一部を反転させてやや複雑に見えるようにした準対称形とも言える発展形などもあるので、縦横のヒントを照らし合わせながら確定していくようにしましょう。

2015年6月14日日曜日

ゲーム小ネタ:A列車3Dでインターチェンジ風交差を作る

 A列車で行こう3D(以下、A3D)では新たに、高架道路と接続するための「交差」という分岐専用道路が追加されました。
これにより従来作では違和感しかなかった「高架道路上の交差点」ができなくなり、より高速道路風の高架道路が作りやすくなりました。

反面、交差道路には制限も多く、インターチェンジ風の接続点を作るとなるとかなりの手間がかかってしまいます。
またうまく作ったと思っても、接続できない方面ができたり、同じ方面に接続する道路が複数できていたりと、実際に車を走らせてみて失敗に気づくことも少なくありません。

 例えば、このような交差ポイントがあったとします。

普通に交差を使用して上下の道路を接続するとこうなります。

一見これで問題ないように見えますが。。。
実際には赤矢印のように「道路をまたぐ」ような接続線はできていないため、こういった乗り換えが出来ません。
これは、交差の出入口では中央のラインや分離帯を乗り越えて曲がることはできないためです。


 これを踏まえた上で単純に作るとなると、上下の道路を交差で直接接続するのではなく、平面交差点を使って接続できるようにする方法が有力です。
交差点付近が混みあうことになりますが、道路を横断できるためどちらからでも接続できます。
しかもわりとシンプルな見た目に落ち付きます。

 ひとつは「交差」コマンドで出来る上下線セットの交差道路をワンセットとして別の道路に接続し、それと幹線道路を平面交差点で接続するやり方です。
(この図だと高架の影になって手前のインターに接続する道路が見えませんが。。。)
これは比較的オーソドックスだと思います。

 もうひとつは、「登り口」と「降り口」をそれぞれワンセットにして接続道路につなぐやり方です。

こちらだとわりとスマートに見えますが、残念ながら下の方は上りまたは下りのどちらかで登り口の先に降り口がある異常な接続になってしまいます。
一応、接続線の高さを高速道路がまたげるようなところまで上げ、うまくクロスするように道路を配置すれば解消できますが、その分だけ道路のつくりが複雑になります。


 もちろん、交差を駆使して無理やり接続線を作ることも出来ます、が。。。
たった一本だけでこんなに複雑怪奇な物となってしまうので、正直おすすめはできません。
(これはかなりシンプル化したもの!で、実際には別の接続線との兼ね合いでカーブや交差、勾配が多用されることになります)
もしうまくいったとしても広大な敷地(マス目)が必要になるうえ、パズルのような試行錯誤を繰り返さないといけないのでコストも馬鹿になりません。


 後は、あくまでも「理論値」となりますが、「ロータリー方式」を使ったこんな形状も考えられます。


高架への接続線をロータリーのように設計し、ぐるぐる回りながら接続してもらおう、という感じですね。
ただし実際にやると、橋脚(特に交差の必須部分)の取り回しがかなり難しいので、うまくコンパクトに収めるのはかなり手間がかかります。(インターだけの街にするわけにいきませんしね)
また、登り口と降り口が同じ道路に接続されるため、現実にあったらおそらく渋滞及び事故多発地帯になるでしょう^ー^;

似たような形状は作ったことがあるのでおそらくやれなくはないと思います。
チャレンジャーはやってみてください。
ただ地上接続線で「タダ乗りしてくるモブ車」が沸くことがあるので、気になる人は勾配をうまく使ってやる必要があるかもしれません。

2015年5月24日日曜日

はみだしコラム:「確率」のまやかし

 よく、「確率OO%だから、これをXX回繰り返せば必ず実現する」と言う人がいますが、それは本当でしょうか。
あまり学術的ではないかもしれませんが、自身なりの考えを書いてみます。
確率論への幻想を捨てたくない人や、いい加減な理屈には反論しないと気が済まない人などは回れ右してくださいね。

以下本文。

2015年5月19日火曜日

ゲーム小ネタ:ガンダムブレイカー2・ガンプラブレイカーへの道(?)

 ガンダムブレイカーでは、ミッションボスなどとして1/60スケール設定のPG(パーフェクトグレード)ガンプラが立ちふさがります。
その巨大さもさることながら、使用可能なガンプラでは実現できない高い攻撃力や防御力、特殊な攻撃は、数多のプレイヤーを怒りと絶望の中に叩き込んでいます。

しかし、ただただやられっぱなしというわけではなく、こちらもダメージを与え続けることで相手の体勢を崩して無防備な「膝立ち」の状態にできます。
1作目ではただ一方的にダメージを与えられる「だけ」の演出で、それほどのメリットはありませんでした。
しかし2作目では、特定パーツのゲージを削りきって膝立ちにするとボディ以外のパーツを攻撃することでパーツブレイクでき、相手によっては一部の攻撃を阻害できるようになりました。


 この「ガンプラブレイク」ですが、メリットが大きいぶんその達成も少々難しくなっています。
ミッションクリアがしやすくなったり、エース機を呼ぶポイントを稼ぎやすくなったりするのもそうですが、ミッションごとに設定された特別報酬に絡むことも少なくないためです。

そこで、ターゲットごとの狙い方をかなり単純にまとめてみました。


<個別ターゲットのパーツ>

 個別ターゲットになるパーツは、コアパーツのボディと、外れれば行動不能になるレッグ以外、つまり「ヘッド」「アーム(右)」「アーム(左)」「バックパック」になります。
そのうち、膝立ちトリガーのメインとなるのはヘッド以外の3パーツです。
その中でも最も難しいのはやはり「バックパック」で、狙うには敵を貫通したりダメージを周囲に拡散させたりできる武器やEXアクションなどが必要になってきます。

また、同時に2つ以上のパーツがブレイクターゲットになることはないようで、すでにターゲットがある状態でターゲットが追加されると、前のターゲットは一時的に消えてしまいます。
ちなみに、「膝立ちトリガー」と「実際のブレイクパーツ」は異なる場合があり、1つの膝立ちトリガーでそれとは別の2つのパーツをブレイクするものもあるようです。


<ターゲットの狙い方>

 では、ターゲットをどうやって狙うかです。


・ ヘッド、アーム(肩)

 これらのパーツはボディに近いため比較的狙いやすくなっています。
それなりの攻撃力がある射撃武器なら、わりとあっさりブレイクできるでしょう。
ただし、複数の敵がいる場合にロックオンの切り替えがうまくいかないこともあるようなので、その点だけは注意しましょう


・ アーム(手)

 相手が攻撃を仕掛けてきた時、武器を持つ手首から前腕にかけてのパーツにターゲットがつくことがあります。
このタイプもヘッドなどと同様に狙いやすいのですが、相手が移動しているとターゲットがずれて弾が当たらないことがあります。
高威力のEXアクションなど、ひと呼吸で大きなダメージが与えられるような攻撃で手早くゲージを削り切るのが重要になります。

ちなみに、そこそこ連射が可能なガトリング、バズーカ、ロングライフルを愛用している人なら、スナイプモードで上腕から肩のあたりを狙ってみてください。
ロックマークの表示位置とはずれていても、一応ターゲットの対象とみなされるのかゲージを削ることができます。


・ バックパック

 ターゲットの中で最も難しいのがこのパーツです。
一応、僚機につられて背面を見せている時に集中砲火、というのが正攻法ですが、正直ほとんど成功しません。
特に、PGダブルオーライザーについては、このバックパックを狙えるのがバーストアクションのトランザムバースト中のみ(!)なので、ほぼ不可能に近いです。

 しかし実は、「正面から貫通ビームなどで串刺し攻撃する」という離れ業を使うことでも、膝立ち移行またはパーツブレイクを実現できてしまうのです。

その際にオススメなのが、「ダブルオーガンダム セブンソード/G バックパック」のオプション武器「GNソードIIブラスター」です。
この武器はオプション攻撃キーの長押しで貫通ビームの照射が行えるのですが、その継続時間が非常に長いという特徴を持っています。
これをうまく活かせば、パーツの改造度合い如何では最高難易度のダブルオーライザーのバックパックすらも遠距離から射抜けてしまいます。

この他の貫通ビーム系武器や(バースト)EXアクションなどでも同様のことができる可能性はありますが、攻撃発生時間が短いものは相応の攻撃力が必要のなるので注意しましょう。

2015年5月16日土曜日

小ネタ:[(検索ネタ)]ガンダムブレイカーシリーズ[(拾ってみた)]

 このネタブログへ検索エンジンからたどり着いた人のうち、特にページ掲載していないネタについてまとめたページです。
なお、すでに掲載済みのネタについては扱わないのでページ内検索してみてください。
あとバグ利用技やチート系については一切無視するのであしからず。

掲載ネタ:ゲーム>ガンダムブレイカーシリーズ


<強化用アイテムの稼ぎ方> *2限定

 2では、武器やパーツの強化あるいは作成などにビルダーズキットやCADなどが必要になります。
全ミッションクリア後にある程度のプレイを重ねればすべての武器やパーツを入手できますが、そのすべてを最高レベルまで強化しようとするとパーツがいくらあっても足りません。

これを狙って稼ぐ場合、1のレアパーツ稼ぎと同様に全解体機体を組んでミッションを回すのが早道ですが、2では全解体できる技の多くがバーストEXなので、そうそう連発できません。
また、やり込んでパーツや武器の改造レベルが上がってくると、序盤の雑魚は解体する前に撃破してしまいパーツ稼ぎが難しくなります。

こういった場合は、チャレンジミッションの「模型店」を回すとうまく稼げる事があります。

模型店ミッションでは、プレイ中盤になるとほぼ必ずステージ内に「乗り物」が出現します。
この乗り物の武器威力は固定のため、思いがけず敵を殲滅してしまう事故はかなり減ります。
しかもそのすべてに、ヒットすると全解体が発動する技が搭載されていますので全解体できない機体でもパーツ稼ぎができるようになります。
なお、ミッションクリアまで敵が湧き続けるフィールドスクランブルの場合、1プレイだけで重複パーツの処分も含めて数百のパーツが稼げることもあります。

問題は、出現タイミングが限定されることと、武器の威力が低めのためチームアタック以外で乗り物に乗り続けるとミッション失敗することがあることくらいです。
そのあたりは腕と戦況を見る目があればなんとかなるので、根気のある人は試してみてはどうでしょうか。


<僚機の変更方法>

 1作目は、ミッションの出撃登録後に出現した僚機のハンガーへ近づくと、自機ハンガーと同じくアセンブル画面を呼び出すことができます。
ただし、自機とは違って自由にパーツを組み合わせることはできず、セーブ登録した設計図を呼び出すことしかできません
そのため、予め自機のハンガーで僚機にしたい機体のアセンブルをした後、設計図をセーブして置かなければならないことに注意が必要です。

 2作目はそもそも機体変更はできず、僚機をミッションに出すか、出さないかの切り替えしかできません。
そのため、前作のような「解体無双」はできないので注意しましょう。
といっても、後半ミッションの僚機のダブルオークアンタやゴッドガンダムはパーツ解体が発動しやすいバーストEX持ちのため、運が良ければ解体無双っぽいことはできるのですが。


<ラックブースターの扱い>

 ラックブースター入手後の扱いは、1作目と2作目で変わっています。

1作目は、購入しさえすればオフラインでも自由に使用可能でした。
ただし、おそらくセーブデータ単位での管理だったと想定されるため、 PS3 と Vita での相互管理は難しかったものと想定されます。
(クロスセーブを使用した場合はわかりませんが)

2作目では購入個数が PlayStation Network との連携管理に変更されたらしく、完全オフラインプレイではラックブースターを使用することができません
ぼっちプレイをする場合でも、必ずオンラインにして PlayStation Network に接続する必要があるのです。
前作、オフラインでラックブースター無双プレイした人はこのワナにはまりやすいので、注意が必要かもしれません。


<パーツの優劣>

 パーツの優劣も、1作目と2作目ではかなり違います。

1作目は星の数(レアリティ)によってパーツ性能こそ変わるものの、最上位クラスになるとそれほど気にする必要がないものになります。
しかし、武装適性の変更ができない、オプション兵装の能力が携行兵器よりも高め(のものもある)ということから、ミッションクリアを重視するとどうしても選択肢が狭まってしまいます。
結果として、「性能が高く、高威力のオプション武器を持つパーツ」というのが最も優秀なパーツということになります。

2作目はスクラッチ改造によって性能を底上げできるほか、武装適性も変更できるのでパーツごとの優劣はかなりつきにくくなっています。
強いて言うならば、序盤から中盤においては「初期ステータスが高いもの」がやや優っている、となります。

 ちなみに武器は、どちらの作品でも「入手・作成困難な武器が最も強い」となります。
特にHGの最上位は、レアリティ・改造度次第でMGの中位程度の能力になります。
もしこだわりがないなら、単純に武器の威力だけで決めてしまっても良いかもしれません。

ゲーム小ネタ:A列車シリーズで「過密ダイヤ」を再現するには

 A列車で行こうシリーズでよく話題に上がるネタのひとつとして、鉄道の「過密ダイヤ」があります。
これは、ひとつの駅に対して途切れなく列車が入発車する状況、特に上りまたは下りの1進行方向で発生するものを言います。

 まず前置きとして、わりと初心者の方に多い勘違いを正しておきたいと思います。

過密ダイヤは設定の難しさと比べると、街の発展や鉄道収益に思ったほどの見返りはありません。
特に最近のシリーズでは短時間停車や連続発車時の乗車率が現実に近くなっていて、後発の車両は乗客不足による赤字運行率が高くなる傾向にあります。
もちろん過疎状態の駅と比べれば雲泥の差があるのですが、相応に発展している街であれば標準的な密度のダイヤのほうが車両単位の収益が高くなるケースもあります。

そこを踏まえた上で。
過密ダイヤを設定するポイントを挙げていこうと思います。
このあたりはユーザーによって色々とやり方があるところですが、自身がやるならこうする、という方法を挙げていきます。


<下準備>

 まず過密ダイヤ設定で重要なのは、車両数もそうですが「駅ホームの規模」です。

いくら車両を増やして行き来させようとしても、車両が緊急停車で渋滞してしまっては意味がありません。
少なくとも、ひとつの進行方向に対して2つ以上のホームを用意しておく必要があります。
この複数のホームへ交互に停車させることで、緊急停車のリスクを減らすのです。

一応上下線各1つでも運用できなくはないですが、その場合はダイヤ遅延が常態化することを覚悟する必要があります。


<メイン設定>

 次に、メインとなるダイヤの設定です。
一応停車時間を最短にしてしまえば、設定できる最小時間の半分で発車する過密ダイヤができます。
このとき、停車する時間がなるべく均等になるようにしないと発車時に緊急停車してしまうことがあるので注意しましょう。

それよりも短時間で発射させたい場合は(特に家庭用ゲーム機版)、定時発車の設定にしてしまうことで1分停車のダイヤにすることもできます。
ただしこれはダイヤ設定が非常にシビアになるため、余程シリーズをやりこんだユーザー以外にはお勧めできません。
もし1分でも発車時刻から遅延してしまえば、その時点で長時間の遅滞が確定してしまうためです。

実際に前作(*A列車DS)で試してみたのですが、気づくと緊急停車して数ヶ月赤字垂れ流しになっていてロードしなおし、といった状況が多く起きていました。
ホーム毎に設定できる PC 版やA列車3Dであれば多少はましかもしれませんが、それでも複雑な設定を必要とすることに変わりはありません。


<メンテナンス>

 ダイヤ設定した後は、通常設定と最高速設定で時間経過させ、そのどちらでも問題なく運行されることを確認しなければいけません。
最高速に近くなるにつれて鉄道運行に関わる時間計算に「丸め誤差」が生じやすくなるため、思わぬところで緊急停車につながる運行上の遅滞が発生しやすくなります。
通常時間だけしか確認しない人もいますが、高速スキップで時間を進める機会が多いなら最高速での確認も必要となります。

そのほか、駅の規模(ホーム長)や車両接続数の変更を行った場合、その都度ダイヤ調整が必要になります。
また、線路を改修するなどして駅間の距離(グリッド管理ならマス数)が変動した場合も、もちろん調整が必要です。


<おまけ>

 過密ダイヤはある意味「ロマン」なのですが、あくまでも箱庭として楽しみたい人向けであって、普通にプレイする分には正直お勧めできません。
もし現実の通勤・通学にそういった鉄道路線を使用している人なら、そのあたりは実感しやすいのではないかと思います。

また、速度の違う車両を組み込んで過密ダイヤにしたい人は、よりシビアなダイヤ設計が求められます。
それこそ、かなりやりこんだ人でないとどれだけ頑張ってもまともなダイヤにはならないでしょう。


以下四方山。。。

PCトラブル:Windows Updateの再起動後、再構成準備中Mesから先に進まない

 最低1ヶ月に1回は発生する Windows OS のシステムアップデートですが、まれにアップデート前後で変なトラブルが起こることがあります。
そのなかでも比較的遭遇頻度が高いのが、「再起動後のシステム再構成(フェーズ3/3)画面で、Windows の更新準備中のメッセージから先に進まない」というものです。

 この再起動後の画面では、システム起動中(=ファイルやディスク使用中)には行えない設定の変更や適用を行うようです。
(ちなみに Windows そのものが起動しているとまずいものは、更にその前の段階で更新されるようですが)

このためか、上記画面の注釈として「電源を切らないでください」という文言が表示されています。
もしこの変更や適用の間に電源を切ってしまったら、次からは正常に起動しなくなる可能性があるためです。
このあたりは、システムアップデート機能を持つスマホやケータイ、ゲーム機などでも同じですね。


<はじめに>

 さて、この再構成(準備)中画面から進まない件ですが、検索サイトで調べてみるとトップトピックとして公式フォーラムの情報が出てきます。
それだけアップデートトラブルとしては上位にある問題なのでしょうが、対処法としてはどうも曖昧なものが多いようです。

パソコンは、中身(システム的な意味で)がわりとブラックボックスに近い複雑怪奇なものになっているので、どうしてもトラブルが起きるとパニックになりがちです。
しかも自己診断で対処すると余計に症状が悪化するケースも少なくありません。

たとえば「むしゃくしゃしたから電源落とした」というものが多く、しかもその後には「再起動しなくなった、どうしてくれる!」という怒りのメッセージが続くこともあります。
一応、マシン電源を切っても正常起動できた、というのも比較的多いようではありますが。。。結構危険なんですよね。
逆に「2、3日放置したけど進まない。。。どうすれば。。。?」という悲鳴のようなものもちらほら。
それだけ待てるのもすごいですが、モバイルPCだと充電池とかが危険ですね。。。


ということで、ここからは自身の経験と公式フォーラムなどの情報をまとめて、簡単な対処法を書いてみます。
もしこれ以外の症例に当たったなら、すみやかに公式サポートにアクセスすることをおすすめします。


<チェック>

 まず必ず、ハードディスクアクセスランプ(データロード中に点灯するLED)が点滅していないことを確認して下さい。
このランプが点滅している状態で処理を中断させるようなことをすると、システムに不具合が生じる可能性が大きくなります。
特に本体電源のOFFは、データ破損の確率が非常に高くなるので絶対に避けてください

もしランプが点滅していないようなら、キーボードで「Ctrl」と「Shift」と「Alt(左)」の3つのキーを同時押ししてみてください。
簡単な解説はおまけにて。


・ 「ようこそ画面」または「ログオン画面」が表示された場合

 実はすでにシステム再構成は終わっていたようなので、普通にユーザーログオンして使用しても問題ありません。
このケースだと、トラブルを起こす可能性がある本体の再起動をする必要性はないので、システムへのダメージはまずありません。
通常報告されているものの半分程度は、この画面切り替え失敗によるところが多いようです。

 ただし、次回の再起動時にまた再構成画面が表示されたり、同じアップデートファイルを適用するように促されたりといった不都合なケースがあれば、アップデート処理そのものに問題が起きている可能性が高くなります。
その場合は、Microsoft 社の公式アナウンスやフォーラムの情報などを調べてみたほうが良いでしょう。
メーカー製マシン向けの特別なソフトがインストールされている環境、強力な(というかアレルギー反応のように過敏な)セキュリティソフトを導入している環境などは、そちらのサポート情報を調べた方が良いこともあります。


・ 特に変化がない場合

 システム再構成前、中、後のいずれかでシステムにトラブルが発生した可能性があります。
特に Windows 7 以降では、表示されるローディング中アイコン(標準だと、くるくる回るリング上のもの)の動きを確認してみてください。
これの動作が長時間停止している場合、ほぼ確実にフリーズしています。

 このケースでは、最初の再起動から十分な時間が経っているなら、次の段階として一度本体主電源をOFFにしてもう一度再起動してみてください。

ただしアップデートの種類やPCスペックにもよりますが、最低でも大体ダウンロードとインストールにかかった時間の倍くらい、余裕を見るなら数倍の時間は切らずに待機しておいたほうが良いでしょう。
あまりにも短い時間で電源OFFしてしまうと、実際に更新中だった場合にシステムが破損してしまう可能性が高まり、結果何も問題のなかったシステムに自身で致命傷を与えてしまうことになりかねません

マシンの再起動に成功すると、トラブル発生が再構成前なら再構成の画面が、再構成後なら通常のログオン画面が表示されます。
このケースならシステムへのダメージはあまり無いようですが、不安ならログオン後に簡単なシステムスキャンをしておいてください。


 システム再構成中にトラブルが発生していた場合、セーフモード起動確認の画面で起動することが多いようです。
もしこの画面が表示されたなら、アップデート前後にシステム異常が発生していた可能性があります。
一度パソコンのシステムチェック(システムチェックフルオプション、手動ディスクデフラグなど)をしてみたほうが良いでしょう。

もしかすると、システムディスク破損などの重大なトラブルが発生した旨の画面で起動することがあるかもしれません。
その場合、アップデート前もしくは後で、システムもしくは機器そのものに何らかの致命的問題が発生している可能性が高くなります。
別の PC やスマホなど、インターネット接続できる別の端末で Microsoft 社の公式情報を確認しましょう。
もしアップデートファイルに問題があった場合は、何らかの告知があります。

告知がなかった場合は本体システム側、最悪機器そのものが破損している可能性が高くなりますので、システムリカバリや修理要請などのメンテナンス対応が必要になるでしょう。


<気をつける点>

 この現象は、数ヶ月放ったらかしにしていた定例アップデートをまとめて適用したり、新しく購入してきたクリーン状態のマシンに対して最初のアップデートしたりするときにやや起こりやすいようです。
あまりに多数のアップデートを一気に適用すると、それに応じた多大な設定変更時間とトラブル発生リスクを抱えることになる、ということのようですね。
アップデートの適用は出来る限りこまめにしましょう。

公式情報として「大量のアップデートがある場合は、一旦更新方法を全自動以外の設定に切り替えたのち、10、20単位の小分けで順次手動適用する」ことを勧められています。
もしどうしても大量のアップデートを適用しなければならない状況になった場合は、面倒でも公式情報に従ったほうが良いでしょう。
更新数が少なければ1回の再起動後に行われる再構成時間が短くて済むので、更新中画面で停止するリスクは減ります。

また、複数のアプリケーションに対するバージョンアップがあるなら、アプリケーション単位でそれぞれ個別に適用すると安定することもあります。
(昔は強制で個別インストールさせられてたけど、現状はどうなんだろう。。。)

すべてのアップデートが完了した後は、元の設定に戻すことも忘れずに。


<おまけ>

 最初の確認方法として書いた「Ctrl+Shift+Alt(左)」という操作なんですが、普通のユーザーには「いきなりナンノコッチャ」という内容だと思います。

実はこれ、ログオン前にシステム画面を表示するオプションがある場合のログオン画面切り替え操作、いわば「システム画面から通常画面に切り替える」というショートカット操作なんです。
企業管理のパソコンを使用している方の多くや、オールド Windows ユーザーにはわりと常識ではないかと思います。
しかし、最近はこの操作を極力使わないようになっているので、ホームユースメインのユーザーなら知らない方も多いかもしれません。

 ちなみに、逆の「通常画面からシステム画面を呼び出す」といった処理を行う際にも使用されています。
例えば普通のデスクトップ画面で同じ操作をすると、ユーザーログオン関連メニューかユーザーロック中のシステム画面、かなり古いシステムだとタスクマネージャが呼び出されます。
ここからでもユーザー切り替えや画面ロックなどが簡単に行えるので、複数人で同じ PC を使用している人は活用してみてはどうでしょう。


 つまるところこのページでの対処方法というのは、「もしシステム画面からログオン(またはようこそ)画面に切り替え失敗しているだけなら、キー入力して手動で画面を切り替えてやればいい」ということなわけです。
理想を言うなら「どんな構成・設定環境でも問題なく動作してほしい」のですが、星の数ほど異なる状態がある以上はやはり難しいのでしょうね。


 あと、余談。

わざわざAltキーを(左)と限定して書いていますが、日本人(というか日本語キーボード)ではあまり気にしなくても良いです。
これは海外赴任している方などが「日本語ではない欧米圏やアジア、中東圏の一部向けキーボード」で Windows を使用している場合の注記になります。
なぜかは。。。該当言語のOSもしくはキーボードを使用している方ならわかりますよね?

2015年5月11日月曜日

ゲーム小ネタ:ガンダムブレイカー2の箱買いできないガンプラまとめ

 ガンダムブレイカー2を最後までプレイしても、ガンプラボックスとしては購入できない(リストに載らない)ガンプラをまとめたものです。
(実際に販売されているガンプラに合わせてリリースされているから?)

箱買いできないものはミッションに登場する敵をバラしてパーツゲットするか、スクラッチで手に入れるかしかありません。
一部のガンプラは良くてエリート、最悪通常の雑魚しか出てこないことがあるので、スクラッチなしで集めようとしたら死ぬ気のミッションマラソンが待っているかも。。。ーへー;
またスクラッチの場合、一部は専用の CAD パーツが必要な物もあるので注意が必要です。


正直個人用の備忘録のようなものなので、込み入って分かりにくい点はご容赦を。
ちなみに並び順はシリーズ順(ゲーム内では「ID順」)です。


<HG・MGとも>

O ザクIIレッグ *オプション無し
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ザクII(ミサイルポッド装備)」のスクラッチ *その他はザクII(ミサイルポッド)と共通
  • 共用パーツ: ザクII
  • 備考: HGは前作引き継ぎでLV0入手可能
O ガンダムMk-IIティターンズ仕様/エゥーゴ仕様ヘッド *バルカンポッドなし
  • ミッションドロップ: あり (ティターンズ仕様のみ確認)
  • その他入手方法: 「ガンダムMk-IIティターンズ仕様」(バルカンポッド装備)のスクラッチ
  • 共用パーツ: ガンダムMk-IIティターンズ仕様/エゥーゴ仕様
  • 備考: HGは前作引き継ぎでLV0入手可能、CAD必須
O バンシィアーム *アームド・アーマーなし
  • ミッションドロップ: あり (バンシィ・ノルンからがメイン)
  • その他入手方法: 「バンシィ」と「バンシィ・ノルン」のガンプラボックスを購入
  • 共用パーツ: バンシィ
  • 備考: HGは前作引き継ぎでLV0入手可能
O クロスボーン・ガンダムX1改・改ボディ/レッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「クロスボーン・ガンダムX1」のスクラッチ
  • 共用パーツ: クロスボーン・ガンダムX1
  • 備考: HGは前作引き継ぎでLV0入手可能
O Vガンダムヘキサ/Vダッシュヘキサヘッド
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ヴィクトリーガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ヴィクトリーガンダムパーツ、Vダッシュガンダムバックパック
O V2アサルトバスターガンダムレッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「V2アサルトガンダム」または「V2バスターガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: V2ガンダム、V2アサルトガンダム、V2バスターガンダム
  • 備考: 一式組む場合、「ヘッド&ボディ:V2」「アーム:V2アサルト」「バックパック:V2バスター」の組み合わせになる
O トールギスIIヘッド
  • ミッションドロップ: なし
  • その他入手方法: 「トールギス(EW)」のスクラッチ
  • 共用パーツ: トールギス(EW) *カラー変更必要?
O デュエルガンダム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「フリーダムガンダム」のスクラッチ
  • 備考: ヘッドのみ、追加配信の「デュエルガンダムアサルトシュラウド」ボックスに付属
O アストレイレッドドラゴンヘッド/バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アストレイレッドフレーム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: アストレイレッドフレーム
O パワードジムカーディガン(ガトリング砲装備)バックパック
  • ミッションドロップ: なし
  • その他入手方法: 「パワードジムカーディガン」のスクラッチ
  • 共用パーツ: パワードジムカーディガン
  • 備考: CAD必須

<HGのみ>

O ゲルググキャノンバックパック
  • ミッションドロップ: なし?
  • その他入手方法: 「ゲルググ」のスクラッチ
  • 共用パーツ: シャア専用ゲルググ(量産型)、ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ(ライデン専用機)
  • 備考: 前作引き継ぎでLV0入手可能、MGの方は「MG ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ」ボックスにこっそり同梱(ライデン用のゲルググ・キャノン再現のため?)
O パーフェクトジオングアーム/レッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジオング」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ジオング
O Zプラス(テスト機カラータイプ)
  • ミッションドロップ: なし?
  • その他入手方法: 「Zガンダム」のスクラッチ
  • 備考: わりと見落としやすいので注意
O デナン・ゾン
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: なし
O クロスボーン・ガンダムX1
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「デナン・ゾン」のスクラッチ
  • 備考: 前作引き継ぎでLV0入手可能、配信ミッション2でドロップする「ガンダムF91」のスクラッチでも作成可能
O V2アサルトガンダム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「V2ガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: V2ガンダム
O ウイングガンダム(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ウイングガンダム」のスクラッチ
O ウイングガンダムプロトゼロ(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ガンダムデスサイズヘル(EW)」のスクラッチ
  • 備考: 「ガンダムヘビーアームズ(EW)」「ガンダムサンドロック(EW)」「シェンロンガンダム(EW)」のスクラッチでも入手できるが、ボックス買いできないので流用しにくい
O ガンダムヘビーアームズ(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ウイングガンダム」のスクラッチ
O ガンダムサンドロック(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ウイングガンダム」のスクラッチ
O シェンロンガンダム(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「シェンロンガンダム」のスクラッチ
O トールギス(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ウイングガンダム」または「ケンプファー」のスクラッチ
O ガンダムエピオン(EW)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ガフラン」のスクラッチ
O ストライクルージュ(オオトリ装備)バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ストライクルージュ」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ストライクルージュ
O アストレイレッドフレーム改レッグ/バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アストレイレッドフレーム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: アストレイレッドフレーム
  • 備考: 前作引き継ぎでLV0入手可能
O アストレイブルーフレームセカンドリバイ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アストレイブルーフレーム」のスクラッチ
  • 備考: 前作引き継ぎでLV0入手可能

<MGのみ>

O ザクIIFS(ガルマ機)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ザクマインレイヤー」のスクラッチ
O ブルーディスティニー1号機
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「陸戦型ガンダム」のスクラッチ
  • 備考: バックパックはボディ一体型のため独立したパーツは存在しない、ただし追加でバックパック装備可能
O ブルーディスティニー2号機
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「陸戦型ガンダム」のスクラッチ
O ブルーディスティニー3号機
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ブルーディスティニー2号機」のスクラッチ
  • 備考: 「ブルーディスティニー1号機」のスクラッチでも入手できるが、バックパックは2号機限定の発展なので注意
O ペイルライダー
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ブルーディスティニー3号機」のスクラッチ
  • 備考: CAD必須
O ジム・コマンド
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジム」のスクラッチ
O ザクII改
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ザクマインレイヤー」のスクラッチ
O ハイゴッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ズゴッグ」のスクラッチ
O ゲルググJ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ゲルググ」のスクラッチ
O ドム・トローペン(通常/サンドブラウン)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ドム」のスクラッチ
O ガーベラ・テトラ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ガンダム試作1号機」のスクラッチ
  • 備考: 「フルバーニアン(Fb)」ではない方が素体
O ジムII
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジム」のスクラッチ
O ジムIII
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジムII」のスクラッチ
O ジェガン
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジムIII」をスクラッチ
O ギラ・ドーガ(レズン専用)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ギラ・ドーガ」のスクラッチ
O ヤクト・ドーガ(ギュネイ/クェス専用)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ギラ・ドーガ」のスクラッチ
  • 備考: 「ギラ・ドーガ(レズン専用)」のスクラッチでも入手できるが、そちらもボックス買いできないので流用しにくい
O ジェスタ・キャノン
  • ミッションドロップ: なし?
  • その他入手方法: 「ジェスタ」または「ガンキャノン」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ジェスタ(ヘッドのみ)
  • 備考: ヘッドは「MG ジェスタ」ボックスの購入で入手可能
O スタークジェガン
  • ミッションドロップ: あり?
  • その他入手方法: 「ジェスタ」のスクラッチ
O ドライセン(ユニコーンVer)
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ドム・トローペン」または「ドム・トローペン(サンドブラウン)」のスクラッチ
O ローゼン・ズール
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ギラ・ドーガ」または「ギラ・ドーガ(レズン専用)」のスクラッチ
O ノーベルガンダム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ライジングガンダム」のスクラッチ
  • 備考: バックパックはない *前作のバックパックはベアッガイのものを流用
O ガンダムヴァサーゴ チェストブレイク
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ガンダムヴァサーゴ」のスクラッチ
O パーフェクトストライクガンダムアーム/バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ストライクガンダム」のスクラッチ *エール/ソード/ランチャーのどれでもよい
  • 共用パーツ: ストライクガンダム
O ストライクルージュ+I.W.S.P.バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「エールストライクガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ストライクルージュ
O ブラストインパルスガンダムバックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「フォースインパルスガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: インパルスガンダム
  • 備考: 共用パーツはカラー変更が必要 
O アストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)バックパック
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アストレイレッドフレーム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: アストレイレッドフレーム
O アストレイブルーフレーム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「(エール)ストライクガンダム」「アストレイレッドフレーム」または「アストレイグリーンフレーム」のスクラッチ
O アストレイゴールドフレーム天ミナアーム/レッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アストレイゴールドフレーム天」のスクラッチ
  • 共用パーツ: アストレイゴールドフレーム天
  • 備考: 配信追加ミッション7、CAD必須
O スターゲイザー
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: なし
  • 備考: 配信追加ミッション1
O GNアーチャー
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ガンダムエクシア」または「ガンダムキュリオス」のスクラッチ
O ジンクスIII
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジンクス」のスクラッチ
O スサノオ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジンクスIII」のスクラッチ
O ガフラン
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: なし
O ベアッガイ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「アッガイ」のスクラッチ
O ベアッガイIII
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ベアッガイ」のスクラッチ
  • 備考: CAD必須
O ビルドバーニングガンダム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「シャイニングガンダム」のスクラッチ
  • 備考: CAD必須
O ライトニングガンダム
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「Zガンダム」のスクラッチ
  • 備考: CAD必須
O パワードジムカーディガン
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ジム」のスクラッチ
  • 備考: CAD必須
O ケルディムガンダム(最終決戦仕様)アーム/レッグ
  • ミッションドロップ: あり
  • その他入手方法: 「ケルディムガンダム」のスクラッチ
  • 共用パーツ: ケルディムガンダム
  • 備考: 配信追加ミッション8

<注意点>

 CAD パーツ必須のものはスクラッチによる発展開発が事実上困難です。
(CAD を落とすのは開発先パーツを落とすガンプラのみ、CAD ドロップ率よりパーツドロップ率の方がはるかに高い)
なので、パーツ狩りマラソンのついてで CAD が落ちれば儲けもの、といったところになります。

ただし、パワードジムカーディガンのガトリング砲バックパックだけはHG、MGともにスクラッチ開発限定のようなので、そこだけはチャレンジミッションのエース機を狩りまくる必要があります。
うっかり基本パーツのスクラッチ開発で CAD を消費してしまうと後で泣くハメになるので、少なくとも2個は確保しておきましょう。


 なお、ガンプラ採用の都合上、リファイン版やパーツの一部しか登場しないものもあるので注意してください。
確認したものを以下に挙げておきます。
  • ガンダムW(TV版): ウイング・シェンロン以外はなし。トールギスII(ヘッド)はTV版のみ
  • ガンダムAGE-1ノーマル、スパロー: なし。AGE-1タイタスのみの登場
  • ガンダムビルドファイターズ(トライ): 前作登場機体(無印の2体)と今作新登場(トライの3体)のみ。なお「ベアッガイ」はガンプラビルダーズ登場機体

 残念ながら本作未登場のガンプラについても、いくつかは既存パーツの組み換えなどで対応できます。
前作に登場した「パチもんガンプラ」のようなものになるものもありますが、今作ではパーツがかなり増えているので無理矢理感が際立つ感じにはなりにくくなっています。
(もちろん、未だにそういう感じにしかならないものもありはしますが)

ちなみに今作でも、パチもんガンプラが出現するミッションがあります。
ただ、登場するのはほとんどが追加配信ミッション内で、通常ミッションではほとんどが「パーツ共用ガンプラ」か「ペイントカラー変更」がほとんどです。

2015年5月5日火曜日

スマホ・タブレットトラブル:Androidアプリの動作がおかしいケースの対処

 色々と便利で重宝するスマホやタブレット端末。
さまざまなツールやゲームなどのアプリをインストールして活用している人も多いかと思います。
しかし、よく使うがゆえに遭遇しやすいのが「アプリ動作がおかしくなる」「アプリが起動しなくなる」という動作トラブルです。


<原因はさまざま>

その原因は、事故などによる物損を除いた場合、以下のものが考えられます。
  • アプリ自体のバグや仕様不備による動作不良
  • 偶発的なデータ書き込みミス
  • ゴミデータなどの容量圧迫に伴うメインデータの断片化
理由の大半を占めると思われるのが、アプリバグ・仕様不備によるものです。
これは言うまでもなく、アプリプログラムが本来の想定と異なる動作をし、システムクラッシュやデータの誤記を行ってしまう、というものです。
状況を改善するには、修正されたアプリを配信してもらう以外にありません。

なお厄介なことに、「アプリを動かすためのアプリ」の方に不具合が起きていても、実行中のアプリに不具合があったと報知されるケースも有ります。
例えばGoogle Playアプリは動作させるために「開発者サービス」というプログラムが必要ですが、これが破損していたり何らかの理由で更新されず古いままだったりすると最新のアプリがうまく動作しなくなります。
特に最新の動作環境で開発を行う余裕のある大手メーカーアプリの場合、すべてが最新の状態でのみ動作保証をしていますので、「アプリ更新直後に動かなくなった」などのケースが起こりやすい傾向にあります。

残りの2つは、余程のことがない限りは遭遇しないと思われるものです。
前者はシステム負荷が高かったり通信状況が悪かったりといった要因によって必要なデータの修得や書き込みに失敗し、あとでそのデータにアクセスしてエラーになる、というものです。
後者は端末をとっかえひっかえするスマホなどではほぼ無いでしょうが、同じ端末を長年にわたって使用するとデータの消し書きで出来た穴に新たなデータが書き込まれ、読み出しでトラブルが起きやすくなる、というものです。


<問題を解消するには>

 まずは「アプリの更新」です。

気まぐれな機能追加や諸々の都合による仕様変更などがない限りは、ほとんどが不具合修正です。
煩わしいかもしれませんが、出来る限り更新しておくようにしましょう。
まれにそれが原因で別の不具合が起きるようになることもありますが、それはそれで割り切るしかないでしょう。

ただ、破損アプリの修復やプリインストールアプリの再更新などの場合に、アプリが正しく入っていると勘違いされて再インストールできなくなることがあるようです。
こういった場合でも、余程変なところからインストールを行っていない限りは再インストールできるルートが残っています。

例えばGoogle Playの場合、スマホアプリの方では更新できない状態でもウェブサイト、特にパソコン用ページからはインストールできるようです。
通常はパソコンなどからのリカバリ用ですが、スマホ用ブラウザの多くにはパソコン向けページを閲覧できる設定がありますので、その状態でページを開けばスマホからでも再インストールができます。
(設定によっては、そこからさらにスマホ用Playストアを開かないと更新されないこともあるようですが)

ちなみにiPhoneなどのiOS端末では、パソコンなどに連携アプリの「iTunes」をインストールして端末を同期しておけば、そこからアプリデータを書き戻すことができます。
iTunesにはストア機能もあるので、そこから購入/ダウンロード済みのアプリを再取得することも可能、なはずです。


<予防するにはどうするか>

もしデータに異常が発生した場合、対処方法はほとんどありません。
アプリの書き戻しにせよ、データの書き戻しにせよ、そのほとんどはデータ同期したパソコンやサーバーからの再コピーになります。
そういった対応をしていない場合、スマホなどの端末単体だとほとんど不可能に近いと言って良いでしょう。

もし仮に端末が動作不良になっても良いように、端末単体でできる最低限度の対処をしておきましょう。
  • パソコンなどに端末をメンテナンスするアプリを導入し、同期しておく
  • アカウントデータ管理サーバーと定期的に同期しておく
とにかく、バックアップは基本中の基本です。
通常はサーバー上にアプリやアカウントのデータを同期保存する設定となっているはずですので、基本はその設定を有効のままにしておきましょう。
またパソコンなどと連携させるデータ管理アプリがある場合は、それを導入して定期的にバックアップをとっておくのも良いでしょう。

ただアプリデータのなかには、端末にしか保存せずサーバー上にはバックアップしないようなものもあるようです。
可能なら複数のバックアップ手段を用意して、確実にリカバリできるようにしておきましょう。

 データの破損や断片化情報をチェックしたい場合は、パソコンのシステムチェックツールを使うと良いでしょう。
システム以外のデータ領域であれば、端末をUSBリムーバブルディスクモードで接続してやればパソコンとおなじ感覚でシステムチェックができます。
この辺りの方法についてはさまざまなサイトで詳しい情報が解説されているので、ここではあえて書きませんが、以下の方法があります。
  • ディスクデフラグして断片化修復
  • USBデータをPCへバックアップ後、ディスク領域をフォーマットして再度書き込む
  • システムスキャンしてエラー情報を修正
  • ディスクチェックで回復されたデータを破損データと置き換えてデータ復旧
システム領域にあるデータやOSが破損してしまった場合は、ユーザーデータごと端末を初期化してしまう以外に手がありません。
その場合、OSのリカバリ機能やメーカー提供の初期化ツールなどを使用することになります。
これらのプログラムは端末を工場出荷状態、つまり文字通りの「まっさら」な状態に戻してしまうため、購入後のアレヤコレヤは完全に消え失せてしまうのです。

スマホやタブレットといったモバイル端末は持ち運ぶのが前提ですので、いつ何時壊れるとも限りません。
こまめにバックアップしておくほうが良いでしょう。


<意外な理由:アプリが勝手に増える!?>

 実はデータ破損以外にも、思わぬ横槍でシステムが不安定になることもあります。
それが、「ユーザー許可を取らないアプリのインストール」です。

「ユーザー承認無しでアプリをインストールできるわけ無い」と思われるでしょう。
しかし、一部のマイナーキャリア端末の中にはそういった悪さをするプリインストールアプリが仕込まれていることがあるのです。
プリインストール、つまり「同意してインストールしたと同義」の状態なら、好き勝手にアプリ追加や改変ができてしまう、ということなのです。

もし急にシステムの動作が不安定になったと感じたら、一度インストール済みのアプリリストを確認してみると良いかもしれません。
特にストアから直接インストールしていないアプリ、それもシステム管理系のものが増えているなら、すみやかに削除したほうが良いでしょう。
もしも消したそばから復活してくるようなら、プリインストールアプリを含むシステムそのものにマルウェアが仕込まれている可能性があるので、機種変更を考えたほうが良いでしょう。


<おまけ:中古端末の注意点>

 中古品上等・激安バンザイというスタンスの人は、購入直後に一度端末初期化を行っておくことをおすすめします。

中古「買い取り」専門店であれば通常、端末を初期化した状態で店頭に並べます。
個人情報の完全消去というのはもちろんでしょうが、個人情報抜き取りなどの不正プログラムの混入を阻止する、というのもあるかもしれません。
こういったところで購入した場合、基本的には新品と同様の感覚で使いはじめることができます。

しかし、客の「買い戻し」前提の(再使用できるよう現状維持する)店舗や、コストカットのために最低限の動作確認と外装の手入れしかしない店舗などでは、買い入れた状態のまま並べているところもあるようです。
こういった場合、もし前のユーザーが端末に問題を抱えた状態で売りに出しているとすれば、購入直後に使用を始めるとそれをそのまま引き継いでしまうことになります。
またたとえ問題がないとしても、使い込んだ状態から重ねて使用することになるので、思いの外早く「ゴミ」が溜まってしまう可能性もあります。


以下四方山。。。

2015年4月5日日曜日

ゲーム小ネタ:ガンダムブレイカー2のぷち考察

ガンプラで戦うアクションゲームの続編「ガンダムブレイカー2」に関する考察っぽい何かです。
今回も「体感」と「観測」に基づくものなので、実際の仕様とは異なるかもしれません。
あしからず。


<パーツ・ビルダーズキットのドロップ>

 今作でのドロップ設定は、前作から以下のように変わりました。
  • ランナー(ガンプラ) => ガンプラパーツやガンプラ用CAD
  • ランナー(武器・シールド) => 武器・シールドパーツや専用CAD
  • 新規: ビルダーズキット(作成や改造に使用する素材)
この変更に伴い、ドロップも以下のように変わっています。


・ エース機体を除くHG・MGガンプラ全般(はぐれエリート除く)
  • 傾向: ドロップ率は並、ガンプラパーツよりビルダーズキットの方が圧倒的に落ちやすい
  • 備考: 一部機体はかなりの低確率でガンプラ用CADを落とすことがある

・ エース(未確認)機体
  • 傾向: 必ずドロップし、ガンプラパーツもそれなりに落ちる
  • 備考: 前作と同様に、低確率でレアな武器・シールド用CADを落とす

・ 巨大機体(PGガンプラ)・MAなど
  • 傾向: 何もドロップしない

 前作と比較すると、かなりシンプルなドロップ設定となっています。
特に武器・シールド用のレアCADを持っているのがエース機体だけになったため、不毛なリタイアマラソンがほぼ不要になりました。
また前作では鬼門だった「巨大機体を討伐してのレア狩り」をしなくても良くなった分、精神的な負担もかなり減っています。

逆に、確実にパーツ等を落とすのがエース機体のみとなったため、ミッションでのパーツ集め(特にMGの中堅どころの機体)が少し面倒になっています。
一応ショップでガンプラボックスを購入すれば7、8割のパーツは集まりますが、一部ミッションドロップやスクラッチ開発に頼らざるを得ないものもあるので注意してください。

ちなみに「はぐれエリート」(と自身は呼んでいる)エリアボスではないエリート機体は、いくら撃破してもパーツを落とさないようです。
こちらについてはいくら頑張っても見返りがアイテムボックスだけのようなので、面倒なら無視したほうが良いかもしれません。
(もちろんミッション攻略の障害になるようなら撃破しないといけませんが)


おまけ: アイテムボックス(オレンジ)

 今作でもアイテムの入ったオレンジのボックスが出現しますが、出現方法が主にミッション内にいる「はぐれエリート」を討伐した場合に変わっています。

この「はぐれエリート」は通常のエリートと違って硬直無効を解除できるゲージを持たないため、吹き飛ばしやのけぞりを受け付けません。
そのため油断すると、「相打ち攻撃」を繰り返されて僚機や自機の耐久値を削り取られてしまうことも多々あります。
特に最終盤のミッションでは生半な能力だと返り討ちに遭うような性能のものも少なくないうえ、複数のエリアで大量の雑魚敵と同時に出現することもあるため、クリア重視なら逃げたほうが無難なこともあります。

ほとんどの機体は本編の進行ルートとは外れたところ、例えば行き止まりや迂回路にいることが多いうえ、エリアボスを撃破すると逃走してしまいます。
もし通過までのルートが短いエリアがある場合は、一度エリアマップを確認してみるのもいいかもしれません。
ミッション中にポーズしてエリアマップを確認すれば、最初から堂々と出現しているため意外と見つけやすいです。
中にはルート上に堂々と出現するものもいるので、うっかり倒し忘れないようにしましょう。

ちなみに、まれに「当たり」として通常よりも多くのパーツがドロップするボックスになることがあるようです。

 もちろん、前作と同様に巨大ガンプラを撃破した際の報酬としてゲットできるミッションもいくつかあります。
ただ前作のように「巨大ガンプラ後の未確認機体」といった無理ゲーに近い条件はないようなので、そのあたりは安心してください。


<「トレハン染め」の効力>

 レアアイテムのドロップ率が上がるとされているトレジャーハンター(トレハン)。
今作ではモジュール入手が「ミッション中の条件クリア」になっている上、スロットに余裕があればいくらでも重複装着ができるようになりました。
そのため、「トレハン染め」も前作と比べればかなりやりやすくなりました。

 その効力についてですが、やはり今作でも「複数個装備して効果を上げないとあまり意味が無い」という傾向にあるようです。
また、武器などの「レアCAD」ドロップ数にはほぼ影響がないと推定されます。
まぁ、トレハンは「ドロップしたアイテムのレアリティが同系統の上位レアリティのものになりやすい」というものだと推定されるので、レアCADドロップ数を増やすなら全解体必須、推奨ラックブースター、ということになるのでしょう。

またトレハンの数についてですが、たかだか1、2個程度の装備では実感できるほどの効果はありませんでした。
一応6個まで装備数を増やしてみたところ、通常雑魚からのガンプラパーツ用CADドロップ率がやや上がり(特に最終盤ミッション)、ビルダーズキットのレア率もやや上昇しました。
もしガンプラ改造や発展改造などでキットを大量に稼がないといけない場合は、多少トレハンを装備してミッションをこなすのもいいかもしれません。

 よく武器等のCAD狩りでトレハンを装備している方もいるようですが、正直トレハンなしでもレアCADが複数ドロップすることも少なくありません。
前作のレアウェポンドロップ率(ものによっては0%に近い)と比べるとやや上方修正されているようなので、もしCAD狩りをしたいなら万全なガンプラアセンブルでミッションをガチ攻略したほうが良いでしょう。

もちろん、全解体やラックブースター使用、オンライン共闘プレイなどドロップを良くする手段を重ねれば、その効果は跳ね上がります。


 ちなみに今作では、パーツ性能がスクラッチ改造で強化できるようになったため、それなりにパーツや武器を改造しておけばトレハン染め機体でも足手まといになりにくくなりました。
ラックブースター、オンライン共闘と合わせてやれば、もしかすると前作よりもレア武器を揃えやすいかもしれません。
(むしろ汎用パーツの必要数が多い開発系統序盤の武器やシールドを何度も創るほうが大変なんですが。。。)


<パーツ狩りは無駄が多い。。。?>

 前作では入手したランナーによってレアリティ度合いが決まっていたため、レアなパーツを入手したい場合はミッションを数多く回す事が基本でした。
しかし今作では、強化パーツとお金さえあればどのような入手方法でも最高レベルまで性能強化することが可能になっているため、ショップに並んだガンプラを入手すればあっさりとパーツを揃えられます。
結果として、ミッション回しをする場合は「強化素材狩り」と「ランク報酬によるキャピタル稼ぎ」が基本になります。

 では、今作ではパーツ目当てのミッション回しは無駄なのでしょうか。
答えはNO

上位レベル、特にエース機として登場するユニットについては、かなり終盤まで進めないとボックス買いできません。
現実に売っていないガンプラだと、ボックスそのものが用意されていないこともあります。
またスクラッチでの発展改造だと、 経路の途中か最終段階で CAD パーツが複数必要なユニットが存在するため、結局ミッション回しが必要になってしまいます。

結果として、どうしても欲しいガンプラパーツがあるなら、そのガンプラが出現するミッションを回してガンプラを狩りまくる必要が出てくるのです。もちろん入手パーツが重複することもあるでしょうが、そのパーツが高性能なものなら変換される強化パーツも上質なものになります。

 なお、今作でも全解体武装を持つ機体は有用です。
特にエース機からガンプラパーツやレア CAD などを搾り取りたい場合、前作と同様に解体しまくってパーツドロップ数を増やすのはミッションマラソンの時間短縮に必須となります。

ただし、前作と違ってエリートやエース(未確認)のガンプラには「のけぞりキャンセルのゲージ」が設けられているため、その武装を乱発してもなかなか全解体できない点に注意が必要です。
もちろんそのゲージを削りきったあとならいくらでも全解体攻撃が入りますが、一定時間でゲージが復活するのでそれまでに解体してしまい、ゲージ復活前か復活直後あたりまでには撃破しましょう。
またEXアクションで全解体するプレイを軸にしている人は、敵の強さに応じてうまくダメージ調整することも忘れないようにしましょう。


<レア武器・シールドCADのドロップ>

 今作では武器やシールドの作成にビルダーズキットを使用しますが、一部の武器では専用の CAD パーツを必要とします。
これは前作の「レア・激レアドロップアイテム」に相当するもので、主にエース機体を撃破した後にしか入手できません。
特に激レア設定武器のものは、前作と同様に特定のエース機体専用のドロップ品となっています。

もし「1つだけ入手済みのCADがあるけどどこで入手したかわからない」という状況があるなら、全解体できる機体を組み上げてチャレンジミッションのエース機体すべてを全解体撃破してみましょう。
運が良ければ、そのパーツをドロップしたエースを見つけられるかもしれません。
見つけた後は、忘れないうちにミッションマラソンして一気に数を揃えておくことも忘れずに。

 なお、いくつかの CAD については発展先で同じものを消費するものもあるので覚えておきましょう。
また、同じ CAD を違う発展先で使用することもあります。
GNソードIIやビーム・マグナム、マントなど、ただでさえやや入手しづらいorレアなのに発展先があるという鬼仕様のものも少なくないので、HGのパーツを揃える際に確認しておいた方がよいかもしれません。


<既存パーツの素材変換傾向>

 ミッションやショップで既に持っているガンプラパーツを入手した場合、強化用のプラスチック素材に変化します。
この時のパーツは、基本的にそのパーツの強化や発展強化時に必要な素材とリンクしているようです。
また変換個数はガンプラボックス購入時の価格と比例しています。

もしどうしても強化素材が足りない場合は、あえて重複するガンプラを購入する手もなくはありません。
ただしミッションを回したほうがパーツを数多く入手できるため、あまり得策ではありません。
特にMGパーツは、購入するよりチームバトルのミッションで全解体したほうが色々と儲かります。
オールクリア後にしょぼいままのHGパーツを強化したい、という時くらいでしょうか。


<追加ガンプラと前作の関係>

 本作での採用ガンプラは、水泳部や本作で新規・本格参戦の原作(F91やOOファーストシーズンなど)を除くと、前作で一式登場していたガンプラとパーツの一部・武器だけが登場していた機体になっています。

その他の機体は人気のあるところを見繕って、と思いがちですが、実際には前作で「カスタムガンプラ」(悪く言うとパチモン)として前作のミッション中に登場していたものが比較的多くなっています。
前作のカスタム機体の中にはかなり無理をした感が強いものも多く、また自分で組み上げる場合も大幅な脳内補完が必要な物も少なくなかったため、それらのガンプラを待ち望んでいた人にはうれしいポイントかもしれません。

 また、一部の「単純な色違いの共通パーツ」については色々な意見を受けてか完全にドロップされ、前作にあった重複パーツ(レッドフレームと改の一部など)も仕様ドロップされています。
もしカラーの違うガンプラを組み上げたい場合(例えばインパルスガンダムのソード、ブラストシルエットなど)は、自力でペイント変更する必要があることに注意してください。
ただしパーツ形状が一部違ったり、性能そのものが違うもの(通常型と高機動型など)については、今作でも別パーツまたはキットとして搭載されています。

 なお残念ながら、今作でも「武装のみ登場」というものがあります。
中にはうまくアセンブルすることで「もどき機体」を作れるものもあるようですが、多少無理をしないと似せられないものもあるようです。


<パチもんガンプラ>

 前作ではほとんどのミッションで猛威を振るっていた(?)、既存パーツで無理やり別の機体を再現しようとした「パチもんガンプラ」ですが、今作にはほぼいません。
そのため、倒したガンプラ通りのパーツが入手できるようになっています。
シルエット違いのインパルスやストライカー違いのストライク(ルージュ含む)がいるけど? という人がいるかもしれませんが、これは原作設定にある組み合わせなので除外です。

 ただ、追加配信のミッションについては、一部にこのパチもんガンプラがいるようです。
ミッション情報に記載されていないガンプラがいる場合、このパチもんガンプラに相当する可能性が高いです。
このような敵は、倒した時のドロップパーツが全く別のガンプラのものであることも多いので、もしパーツドロップマラソンをする場合は注意が必要です。

ちなみに追加配信の目玉ユニットは額面通りのドロップになっているので、その点はご心配なく。